
レノボがノートPC「ThinkPad X13 Gen 7 (AMD)」を国内発売しました。ThinkPad X13はディスプレイが13.3インチと「王道サイズ」で、前世代 (Gen 6)から最小重量が1 kgを切っている超軽量なモバイルノートです。Intel版が先行販売されていましたが、今般AMD版が追加されましたので、この記事にAMD版の情報を追加しました。
1. スペック表
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| OS | Windows 11 Home |
| CPU | Intel Core Ultra 5 325/332/335/336H Core Ultra 7 355/356H/365 AMD Ryzen AI 5 430/Ryzen AI 7 445 Ryzen AI 5 PRO 440/Ryzen AI 7 PRO 450 |
| RAM | 16GB/32GB/64GB (LPDDR5X-8533MT/s) ※オンボード ※AMD版は16GB/32GBのみ |
| ストレージ | 256GB/512GB/1TB SSD (M.2 2280 PCIe-NVMe Gen4) ※一部PCIe Gen5選択可 |
| ディスプレイ | 13.3インチIPS (1,920×1,200) ※タッチ/非タッチ選択可 |
| 無線通信 | Wi-Fi 7、Bluetooth 6.0 ※オプションでLTE/5G追加可 |
| ポート類 | USB4 Type-C (Thunderbolt 4)×2 USB 3.2 Gen 1 Type-A、HDMI オーディオジャック、(nano SIM) (スマートカードリーダー) ※nano SIMとスマートカードリーダーはオプション |
| Webカメラ | 500万画素 ※オプションで顔認証対応可 |
| バッテリー | 41 Wh / 54.7 Wh |
| サイズ | 299.3×207×9.85-17.75 mm |
| 重量 | Intel:936 g~/AMD:959 g~ |
2. OS/CPU/RAM/SSD
ThinkPad X13 Gen 7は注文時にシステム構成のカスタマイズが可能です。OSはWindows 11 HomeとProを選べますが、カスタマイズによる選択ではなく、ベースモデルの段階で選択することになります。また、Windows 11 Pro搭載モデルは6月21日現在割引がゼロのため、かなり割高です。そのため、Pro版にしたい場合でもいったんHome版のほうを購入しておいて後日自分でProにアップグレードするほうがはるかにお得です。
搭載CPUはIntel版がCore Ultraシリーズ3(Panther Lake)、AMD版がRyzen AI 400/AI PRO 400シリーズ (Gorgon Point)です。Intel版のCore Ultra 5 332/336H/335/Core Ultra 7 365、AMD版のRyzen AI 5 PRO 440/Ryzen AI 7 PRO 450は法人など組織でのPC管理に役立つ機能を搭載していますが、おそらく個人利用ではあまり必要ないと思われます。全型番高性能なNPU (47~50TOPS)を内蔵しており、Copilot+ PCの要件を満たしています。
RAMはIntel版が16GB/32GB/64GBから、AMD版が16GB/32GBから選べますが、選択するCPUによって制約があります (例:Intel版の64GBはCPUをCore Ultra 7 365にしないと選べない、AMD版の16GBはCPUをRyzen AI 5/Ryzen AI 5 PROにしないと選べないなど)。
また、すべてオンボードメモリなので、購入後の増設や換装はできません。SSDは256GB/512GB/1TBから選択でき、512GBと1TBでは超高速なPCIe Gen5も設定されています。ただし、Intel版ではPCIe Gen5はCPUをCore Ultra 7 356Hにする場合のみ選択可能です。
3. ディスプレイ

ディスプレイは13.3インチのIPS液晶、1,920 × 1,200解像度、100%sRGBの発色品質でリフレッシュレートは60Hzです。また、タッチ対応のものも選べます。ディスプレイについては前世代 (Gen 6)から変更されていないようです。
4. 筐体

天板素材は「ハイブリッド・カーボンファイバー (PC20%CF + PC50%GF)」と「カーボンファイバー」を選択できます。また、カバー素材もマグネシウムとアルミニウムを選択できますが、LTE/5Gモジュールを追加する場合はアルミニウムを選択する必要があります。
なお、X13 Gen 7の筐体サイズは前世代から全く変わっていませんので、今回のモデルチェンジは「基本的にCPUのみの変更」にとどまっていると思います。

キーボードです。この画像では英語配列になっていますが、日本仕様では日本語配列と英語配列を選べます。ここも「いつものThinkPad」という感じですね。

側面と入出力ポートの配置です。ポートの構成と配置も前世代から変更されていません。nanoSIMスロットがありますが、これはカスタマイズでLTEモジュールを追加した場合に搭載されます。それと、AMD CPUを搭載する製品は一般にThunderbolt 4ポートはありませんが、ThinkPad X13ではAMD版のUSB Type-CポートもThunderbolt 4と明記されています。
5. 価格など
Lenovo ThinkPad X13 Gen 7はレノボ直販サイトで販売中で、6月21日現在の価格はIntel版が272,965円から、AMD版が238,920円からです。私がX13 Gen 4を購入した頃と比べると、かなり価格が上昇してしまいましたが、半導体価格が高値で推移している現状ではやむを得ないのかもしれません。
6. 関連リンク
2014年にサイトを開設して以来、ノートPC、ミニPC、タブレットなどの実機レビューを中心に、これまでに1,500本以上のレビュー記事を執筆。企業ではエンドユーザーコンピューティングによる業務改善に長年取り組んできた経験を持ち、ユーザー視点からの製品評価に強みがあります。その経験を活かし、「スペックに振り回されない、実用的な製品選び」を提案しています。専門用語をなるべく使わず、「PCに詳しくない人にもわかりやすい記事」を目指しています。
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