記事にアフィリエイト広告を含みます

Windows 10 Creators Updateがついに完成か! ー 一般配信開始は4月より(かのあゆ)


こんにちは。かのあゆです。現在Windows Insider Program参加ユーザー向けに最新ビルド「バージョン1703 ビルド 15063」が配信中となっていますが、このビルドでWindows 10 Creators Updateとしては「正式版」となるようです。

スポンサーリンク

すでに「試用版」であることを示す表示が消滅。試用期限もなしに

Windows 10 Creators Update RTMビルド デスクトップ
Windows Insider Programで配信されているWindows 10は基本的に開発途中のアルファ版、ベータ版という扱いで、Windows 10の正規ライセンスを持っている方が参加した場合も基本的には評価版扱いとなり、デスクトップ右端に評価版であることを示す表示が出るほか、試用期限も定められています。

ただし製品版相当のビルドが完成すると一般に配信されるものと同じものとなるため、これらの制限はなくなり通常通り利用できるようになります。

現在配信中の「ビルド 15063」においてはすでに評価版表記が消滅しており、試用期限も存在しないためこのビルドが完成ビルドで間違いはないかと思われます。

特にこのビルドで大きな問題が起きない限りこれからWindows 10 Creators Updateをプリインストールして出荷するPCメーカー向けに完成ビルドの配布を開始し、4月に一般ユーザー向けへのアップグレードが開始される予定になっています。

Windows 10 Mobile ビルド 15063 アップグレード
ただし、Windows 10 Mobileに関してはPC向けより配信が遅れる予定となっています。こちらにも「バージョン1703 ビルド 15063」が配信中となっておりこれが正式版である可能性はありますが、Windows 10 Mobileに関しては配信スケジュールの関係上もう少しビルド番号が進んだものが正式版として配信される可能性もあります。

4月の提供開始が待てないのであればInsider Programに参加して先行入手してしまう方法も

Windows Insider Program

スポンサーリンク

一般向けの配信開始は4月とまだ少しだけ時間があるため、「今すぐCreators Updateをインストールしたい!」という方はWindows UpdateからInsider Previewに参加すれば直ちに正式版であるビルド 15063をインストールすることができます。

本ビルドが正式版であることからすでに「ファースト」「スロー」設定でも同じビルドが配信されています。

ただし、アップグレード完了後Insider Previewビルドの受け取りを停止しないと次のメジャーアップグレードである「Windows 10 “Redstone 3”」の開発初期ビルドの配信が開始されてしまうため、アップグレードが完了したらInsider Previewビルドの受け取りを停止しておくことをお勧めします。

またビルド 15063で問題が発生した場合次の修正ビルドが4月の正式配布開始までに配信される可能性もありますので念のためシステムイメージのバックアップを取っておくことをお勧めします。

どちらにしても4月には正式配信が開始される予定となっていますのでもう少しだけ待ってみたほうが安心はできるかと思われます。

特に内蔵ストレージが16GBしかないタブレットやAndroidとデュアルブート設定となっているタブレットの場合そのままではアップグレードが正常に行えない可能性が非常に大きいため、4月の正式配信時にISOファイルの配信が開始されたらこちらからアップグレードしたほうが安全でしょう。


ユーザーインターフェイス面ではAnniversary Updateとの大きな差は感じられないものの、ゲームモードやAR・VR関連の機能強化が行われたほか、細かい部分に関しての使い勝手は向上しています。Paint 3Dなどは正式ビルドになってもプレビュー版のままで英語表記が残っているのは気になりますが、こちらに関しても今後アプリ単体の更新で改善されていくものと思われるので期待したいところです。

関連リンク

The Creators Update Windows 10 に間もなく追加される機能 : Microsoft

スポンサーリンク