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OUKITEL C21 - ミッドレンジ機に迫るスペックながら価格はおよそ100ドル!超ハイコスパなスマホです

OUKITEL C21
中国のスマホメーカー「OUKITEL」がエントリークラスながら非常にスペックのいいスマートフォン「C21」を発売します。正確な価格情報はまだ不明ですが、メーカー側では「8月11日の発売日には100ドルを切る価格(あるいは100ドル前後)で販売する」とアナウンスしていますので、ウインタブでよく言う「100ドルスマホ」と考えてよさそうです。そして、スペックは「ちょっと前のミッドレンジ」くらいになっていますので、ライトユーザーのメインスマホ、スマホマニアのサブスマホとしてとても魅力的な存在になりそうです。

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1.スペック

   Oukitel C21
OS  Android 10
CPU  MediaTek Helio P60
RAM  4GB
ストレージ  64GB
ディスプレイ  6.4インチ(2,340 x 1,080)
LTEバンド B1/3/7/8/19/20
SIM  Nano SIM×2(推定)
ネットワーク  802.11a/b/g/n/ac、Bluetooth 5.0(推定)
入出力  USB Type-C、イヤホンジャック、microSDカードリーダー(推定)
カメラ  イン20MP / アウト16MPを含むクアッドカメラ
バッテリー  4,000mAh
サイズ 不明
重量 不明

メーカーではC21と「Samsung Galaxy M01(日本未発売のエントリースマホ)」とあれこれ比較していて、比較表も送ってもらいましたが、意味がないのでパス。だって、例えば中華ノートとThinkPadのスペック表を比較して「CPUはこちらが上です。ディスプレイ解像度もこちらが上です。でも価格はThinkPadよりこちらのほうがずっと安いです!」なんて言われても疲れるだけですもん。

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若干厳しいことを書きましたが、C21のスペックは100ドルスマホとしては「素晴らしい」の一言です。OSは最新かつ「素(Stock)」のAndroid 10、CPUはHelio P60です。このCPUはAntutu(Ver.7)のスコアが14万点程度、Ver.8のスコアは不明ですがおそらく16万~17万点程度になると思われる、エントリークラスと言うには少々可哀想なくらいの性能です。私はHelio P70という、P60と大差ない性能のCPUを搭載するスマホを使っていますが、重量級のゲームはやりませんので、性能面で不満は感じないですね。

RAMは4GB、ストレージは64GBと、最新のミッドレンジスマホが軒並みRAM6GB以上、ストレージ128GB以上になっていることを思えば少しさびしい感じですが、実用面で特に困ることもないでしょう。あとは「使い方による」ということだと思います。

ディスプレイは6.4インチでFHD+解像度です。エントリークラスのスマホだとHD+解像度にとどまっていることが多いのですが、この製品はしっかりFHD+を確保しています。

OUKITEL C21
また、前面のカメラはパンチホール型です。いまやミッドレンジクラスでは当然、エントリーモデルでもパンチホール型カメラが目立つようになってきましたが、OUKITEL C21、トレンドを押さえています。

OUKITEL C21
そのカメラ品質ですが、イン側が20MP、アウト側が16MPを含むクアッドカメラになっています。さすがに48MPカメラの搭載はありませんでしたが、イン側の20MPというのはミッドレンジ機でも数が少なく、セルフィー撮影の画質に期待ができそうです。

と、いうことで、「100ドルスマホ」ということを念頭に置いてスペックを確認すると「激安」としか言いようのない構成だと思います。また、ミッドレンジ機として見る場合、さすがにCPU性能、RAM、ストレージ容量、そしてカメラ性能と、いずれも「少し足りない」印象はありますが、重量級ゲームであるとか、非常に凝った写真撮影とか、そういう用途を無視することができるのなら、全く文句の出ない水準かと思います。

2.筐体

OUKITEL C21
すみません、8月6日現在で全てのスペックが判明しておらず、筐体画像も十分に取れませんでした。ただ、この画像を見る限り、前面はパンチホール型カメラでほぼベゼルレス、背面はおそらくプラスティック製と思われますが美しいグラデーションが入っていて、100ドルスマホとは思えないくらいの質感です。

また、配置は不明ですが、この製品は顔認証、指紋認証の双方に対応しているとのことです。アウトカメラの右下にある四角い部分が指紋センサーなのでしょうか。

OUKITEL C21
カラーバリエーションは全3色。いずれも美しいグラデーションが入っています。あ、でもパープル(紫)はグラデーションなしかな?

3.価格など

OUKITEL C21は8月11日の発売とアナウンスされていますが、Aliexpressではすでに製品ページがあり、プレオーダーがスタートしているようです。8月6日現在の価格表示は189.99ドル(20,430円)ですが、記事中に触れたとおり、8月11日には100ドルを下回る価格で販売される予定です(OUKITELの資料には”Forecast has it that OUKITEL C21 is priced less than $100″という記載がありました)。

この製品が100ドルを切る(あるいは100ドル前後)という価格になるのであれば、文句なしに激安と言えるでしょう。ウインタブ読者的には「2台目、3台目」ということになると思いますが、なんならメインスマホとしても十分使えそうに思われます。

4.関連リンク

OUKITEL C21:OUKITEL キャンペーンサイト
※Giveaway(プレゼントキャンペーン)特設サイトです
OUKITEL C21:Aliexpress
※メーカーサイトからリンクされていましたので、直営もしくはそれに準ずるショップだと思います

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