
VAIOがノートPC「VAIO SX14-R」をリニューアルしました。VAIOモバイルノートの最上位モデルで「-R」がつかないVAIO SX14とは別製品です (筐体も異なります)。このリニューアルでの変更点は小さいですが、CPUがIntel Core Ultraシリーズ3 (Panther Lake)となりました。2026年4月24日現在、VAIOノートPCで唯一のCopilot+ PCです。
1. スペック表
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| OS | Windows 11 Home/Pro |
| CPU | Intel Core Ultra 5 325 Core Ultra 7 356H Core Ultra X7 358H |
| RAM | 16GB/32GB/64GB (LPDDR5X、オンボード) |
| ストレージ | 256GB/512GB/1TB/2TB SSD |
| ディスプレイ | 14インチ(1,920 × 1,200) 14インチ(2,560 × 1,600)タッチ |
| 無線通信 | Wi-Fi 7、Bluetooth 5.4 ※オプションで5G/LTE対応可 |
| ポート類 | USB 4 Type-C (Thunderbolt 4)×2 USB 3.0 Type-A×2、HDMI LAN(RJ45)、オーディオジャック、(nanoSIM) |
| カメラ | Webカメラ(9.2MP)顔認証対応 |
| バッテリー | 標準バッテリー:動画再生約11~15時間 大容量バッテリー:動画再生約15.5~20.5時間 |
| サイズ | 312.0×226.4×13.9-18.9 mm |
| 重量 | 958~1,257 g |
・Core Ultra 5 325:勝色特別仕様とALL BLACK EDITIONには設定なし
・Core Ultra X7 358H:勝色特別仕様とALL BLACK EDITIONのみに設定あり
2. OS/CPU/RAM/SSD
VAIO SX14-Rは注文時にシステム構成のカスタマイズが可能です。また、特別仕様「勝色特別仕様」「ALL BLACK EDITION」 (どちらもVAIOノートPCではおなじみですよね)もあります。
OSはHome版とPro版を選べ、CPUはCore Ultraシリーズ3 (Panther Lake)の4型番から選べます。ただし、Core Ultra 5 325は通常モデルのみ、Core Ultra X7 358Hは勝色特別仕様とALL BLACK EDITIONのみ選択可能です。個人的には (この製品に限らず)「選べるのならCore Ultra X7かな」と思いますね。内蔵GPUの性能が非常に高いですから。
RAMは16GBから64GBまで、SSDは256GBから2TBまで選択可能です。RAMはオンボードメモリなので購入後の増設や換装はできません。SSDは256GBのみ「スタンダードタイプ(PCIe 4.0)」、それ以外は「第五世代ハイスピードタイプ(PCIe 5.0)」です。…ただ、時節柄カスタマイズでRAMとSSDを増量するとかなり高くなってしまいます。
3. ディスプレイ

ディスプレイは14インチで解像度は「1,920 × 1,200」「2,560 × 1,600」(いずれもアスペクト比16:10)の2種類で、1,920×1,200のほうは「アンチグレア (非光沢)・タッチ非対応」、2,560×1,600のほうは「グレア (光沢)・タッチ対応・ペン入力対応」と「アンチグレア・タッチ対応・ペン入力非対応」を選べます。
また、画像右側のように筐体が「がっつりリフトアップする (ヒンジ開口時に天板の後部が底面に潜り込み、キーボード面に角度がつく)」構造なので、使用時には下部のベゼルがほとんど見えなくなります。
4. 筐体

SX14-Rは筐体色のバリエーションが豊富で、「ディープエメラルド、アーバンブロンズ、ブライトシルバー、ファインブラック、ファインレッド」の5色を選べます。また、最小で958 gという超軽量な筐体はVAIO独自の厳しい品質テストに加え、MIL規格 (MIL-STD-810H)に準拠した品質試験もクリアする高い堅牢性を備えています。

ALL BLACK EDITION

勝色特別仕様
「勝色特別仕様」「ALL BLACK EDITION」はCPUにCore Ultra X7 358Hを選べ、筐体色や細部のデザインが異なる、ワンランク上の特別仕様です。
キーボードです。日本語配列(かな文字あり)、日本語配列(かな文字なし)、英語配列を選べ、キーピッチは約19 mm、キーストロークは約1.5 mm、バックライト付き、と開示されています。

側面と入出力ポートの配置です。USBポートは合計で4つ、うち2つがThunderbolt 4と高規格で、有線LANポートも装備しています。
5.価格など
VAIO SX14-RはVAIOストアとソニーストアで受注がスタートしています (お届けは5月下旬)。VAIOストアのほうが構成のカスタマイズ余地が大きいですね。価格は269,500円からです。Copilot+ PCとなったVAIOモバイルのトップモデル、安価とは言いにくいですけど「欲しい」です。
6. 関連リンク
2014年にサイトを開設して以来、ノートPC、ミニPC、タブレットなどの実機レビューを中心に、これまでに1,500本以上のレビュー記事を執筆。企業ではエンドユーザーコンピューティングによる業務改善に長年取り組んできた経験を持ち、ユーザー視点からの製品評価に強みがあります。その経験を活かし、「スペックに振り回されない、実用的な製品選び」を提案しています。専門用語をなるべく使わず、「PCに詳しくない人にもわかりやすい記事」を目指しています。
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