
TCLがAndroidタブレット「NXTPAPER 14」を発表しました。製品名に「14」とあるようにディスプレイサイズが14.25インチと大型サイズのタブレットです。このディスプレイは大きいだけでなく、TCL独自の次世代ディスプレイ技術「NXTPAPER」を採用しています。
1. スペック表
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| OS | Android 15 |
| SoC | MediaTek Helio G99 |
| RAM | 8GB |
| ストレージ | 256GB |
| ディスプレイ | 14.25インチ(2,400×1,600) |
| バンド | 5G/LTE非対応 |
| 無線通信 | Wi-Fi 5、Bluetooth 5.0 |
| ポート類 | USB Type-C |
| カメラ | 前面:13MP+5MP/背面:8MP |
| バッテリー | 10,000 mAh |
| サイズ | 322.41×222.02×6.95 mm |
| 重量 | 760 g |
2. OS/SoC/RAM/ストレージ
OSはAndroid 15でSoCはHelio G99です。OSは最新というわけではなく、SoCも2026年4月現在だと「どちらかというエントリー寄りのミッドレンジ」くらいの性能です。とはいえ、一部の非常に高負荷なゲームタイトルを別とすれば一通りの操作が快適にこなせる水準ではあります。
RAMは8GB、ストレージは256GBと、Helio G99搭載機としては普通くらいの容量です。
3. ディスプレイ

冒頭にも書きましたが、この製品の最大の特徴、あるいはセールスポイントと言えるのがディスプレイです。14.25インチとタブレットとしては巨大なサイズで解像度は2.4K (2,400✕1,600)です。アスペクト比は3:2なので、一般的なAndroidタブレットよりもやや縦方向に長い(正方形に近い)形状です。ただし、iPad (アスペクト比約4:3)ほど正方形に近くはありません。また、タブレット製品としては珍しく「ノングレア (非光沢)」です。
このディスプレイが採用している「NXTPAPER 3.0」はメーカーによれば「紙のような使い心地」で、NXTPAPER 14ではE-Inkのような表示モードのインクペーパー、マンガや雑誌などを読む際にも目に優しいカラーペーパー、そして通常モードと、3つのUIモードを備えています。

別売りのT-PenもしくはT-Pen 2を使えば筆圧対応のペン入力が可能です。
4. 筐体

筐体色は割とオーソドックスな「濃いグレー」でIP54等級の防水・防塵性能を備えています。
さすがにサイズは大きく、横幅322 mmというのは13.3インチのWindowsモバイルノートよりも大きいです。ただし、厚さは6.95 mmと薄く、重量760 gというのも「サイズの割には」軽いと思います。

カメラは前面が13MP+5MPのデュアル、背面が8MPです。これ、一般的なタブレット製品とは「画素数が前後逆」ですね。前面カメラはWebコミュニケーションを意識したもの、背面カメラはドキュメントなどの撮影を意識したものと思われ、個人的には「タブレット製品なら、まして大型タブレットならこれで正解」だと思います。

NXTPAPER 14は左右側面に2つずつ、4スピーカーを搭載しています。音質については実機を試してみないとなんとも言えませんが、少なくとも配置は素晴らしいですね。動画や音楽の視聴時に臨場感が出ると思います。

バッテリーは10,000 mAh、33Wの急速充電とリバースチャージ (NXTPAPER 14をモバイルバッテリー代わりにして、他のデバイスを充電できる機能)にも対応しています。
5. 価格
TCL NXTPAPER 14は4月24日の発売予定で、この記事執筆時点で価格は不明です。一応Amazonに製品ページがあり価格が107,097円になっていましたが、ちょっと高いような気もしますし、正確なところは4月24日にならないとわからないです。
6. 関連リンク
2014年にサイトを開設して以来、ノートPC、ミニPC、タブレットなどの実機レビューを中心に、これまでに1,500本以上のレビュー記事を執筆。企業ではエンドユーザーコンピューティングによる業務改善に長年取り組んできた経験を持ち、ユーザー視点からの製品評価に強みがあります。その経験を活かし、「スペックに振り回されない、実用的な製品選び」を提案しています。専門用語をなるべく使わず、「PCに詳しくない人にもわかりやすい記事」を目指しています。
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