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Blackview AirBuds 10 Pro レビュー - 長時間使用しても疲れが小さい!空気伝導技術を使ったワイヤレスイヤホン

Blackview AirBud 10 Proの実機レビュー
タフネススマホではすっかりおなじみ、最近では「OSCAL」ブランドのスマートフォン、タブレットも展開しているBlackviewですが、実はワイヤレスイヤホンも手掛けています。今回はBlackviewの最新イヤホン「AirBuds 10 Pro」の実機レビューをお届けします。空気伝導技術を採用し、長時間装着していても耳が疲れにくいのが特徴です。

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1.Blackview AirBuds 10 Pro スペック

対応コーデック:SBC、AAC
Bluetoothバージョン:5.2
対応周波数帯域:20-20KHz
ドライバー:16.2 mmダイナミック・ドライバー
最大再生時間(イヤホン単体):6.5時間
再生時間(ケース利用時):35.75時間
本体充電時間:1.4時間
ノイズキャンセリング:ENC(通話用のノイズキャンセリングです)
防水性能(本体):IP68

AirBuds 10 Proはワイヤレスイヤホンとしては珍しく、IP68準拠の防塵・防水性能を備えているので、ランニングやサイクリングといった激しい運動でかいた汗や急な雨はもちろんのこと、シャワーなどでも利用できます。防水機能を備えたスマホやタブレットと組み合わせればお風呂でも快適に好きな音楽や動画を楽しむことが出来ます(ただし、あくまで常温を想定しているので可能であれば湯船には入れない方が良いでしょう)。

対応コーデックはSBC、AACで、残念ながらLDACやapt-X Adaptiveといったハイレゾ音源は非対応となります。ただし16.2 mmダイナミック・ドライバーを搭載し、比較的低価格でありながらバランスのとれた音質を実現しています(後述します)。

AirBuds 10 Proでは空気伝導技術を採用しています。通常のワイヤレスイヤホンとは異なり、空気で音を伝えることにより、耳を塞がなくても外音を取り込みながら音楽を楽しむことが出来ます。

バッテリー稼働時間は単体で6.5時間、ケースと組み合わせることにより最大約36時間となっています。

2.Blackview AirBuds 10 Pro 筐体

付属品
付属品はマニュアル(日本語表記あり)、充電用USB-C to Aケーブルです。

ケース前面
ケースです。筐体色としては「ブラック」と「ホワイト」の2色が用意されていますが、今回サンプル提供していただいた商品はホワイトになります。写真ではわかりにくいのですが、サイズが大きめなのでズボンのポケットに入れて使うのは少し厳しいかもしれません。また素材はプラスチックで傷つきやすいので不安であれば別途ケースを購入していた方が安心できると思います。

ケース背面
背面は各種規制情報の表記があります。

ケース開口
ケースを開口してみました。ケースのインジケーターランプは開いた状態で確認できます。

イヤホン本体
イヤホン本体にはタッチボタンとマイク、バッテリーの状態を確認できるインジケーターランプがあります。タッチボタンは一回押すことでボリューム操作、二回押すことで音楽の再生・停止(左側)/Googleアシスタント/Siriの呼び出し(右)、三回押すことで前の曲に戻る(左)、次の曲に進む(右)といった操作になります。

装着例
実際に装着してみました。このタイプのワイヤレスイヤホンを使用するのは初めてなので使用中落ちてしまわないか心配だったのですが、めがねを装着している状態でもずれてしまうようなことはありませんでした。意外と安定しているのでランニングで使ってもAirBuds 10 Pro本体が落ちてしまう心配をする必要はなさそうです。

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3.Blackview AirBuds 10 Pro 使用感

端末との接続について

Android、iOS(iPad OS)ともに専用アプリがリリースされていないのでそのままOS標準機能でペアリングを行えばAirBuds 10 Proの設定は完了になります。ボタンの割り当て変更やイコライザーの設定、ファームウェアアップデートは現時点では行えないので、この点は専用アプリが用意されているSOUNDPEATSやSONY、あるいはOSレベルで管理機能が用意されているAppleのAirPodsシリーズと比較するとやや不満に感じられます。とはいえ低価格なワイヤレスイヤホンでは専用アプリが用意されていない場合も多いので、イコライザーをいじらない方であれば気になることはないでしょう。

専用アプリはなし

クリックで拡大します。

今回はROG Phone 5sでペアリングしています。コーデックはAACが自動選択されました。

音質

今回もApple MusicやiTunesで2005年頃から構築していたかのあゆの音楽ライブラリの中から洋楽、アニソン、ゲームサウンドトラックなどを一通り再生してみました。

アニソン、洋楽、ゲームサウンドトラックともに低音、中音、高音ともにバランス良くなっていてよく言えばジャンルを選ばないのですが、個人的にはもうちょっと低音に迫力が欲しかったかな・・・・というのが正直な感想です。せめてイコライザーが設定できればよかったのですが、特にロックなどをメインに聞く方は少し物足りなく感じられるかもしれません。

空気伝導技術を採用するワイヤレスイヤホンを使用するのは初めてだったのですが、普段使用しているインイヤータイプの製品とは異なり耳の中にイヤーピースが入らないので長時間装着していても耳が疲れないのは魅力的に感じました。骨伝導タイプのワイヤレスイヤホンでは骨を直接振動させますが、空気を振動させることにより音を伝えるAirBuds 10 Proではより耳の疲れが軽減されているように感じられます。

またワイヤレスイヤホンに限った話ではありませんが、インイヤータイプの製品だとどうしても耳に直接挿入する関係でイヤーピースに耳垢が付いてしまい、その都度掃除しないといけませんでしたが、AirBud 10 Proでは耳の中に装着することはないので衛生面でも空気伝導技術はメリットになっているんじゃないかなと感じました。

4.Blackview AirBuds 10 Proまとめ

Blackview AirBuds 10 Pro、実は発売日がまだ決まっておりません…。ですが、製品名に「Pro」がつかない「AirBuds 10」という製品が5月10日からAliExpress内BLACKVIEW Official Storeにて販売開始となりました。

レビュー品であるAirBuds 10 ProとAirBuds 10は外観がほぼ同じで製品画像を見る限り見分けがつきません。内部パーツや機能で下記の違いがあります(Blackviewに問い合わせし、回答をもらいました)。

・Bluetoothのチップ:10 ProはBES2500IU、10はAC7003D。メーカーによればBES2500IUのほうが高性能
・ENCノイズキャンセリング(通話時)機能に違いがあり、10 Proのほうが高品質
・タッチコントロールの方法が10と10 Proで異なる

とのことでした。ウインタブとしては実機レビューを経験したAirBuds 10 Proのほうをおすすめしますが、AirBuds 10のほうは発売記念セールの価格が23.99ドル(3,304円)と非常に安くなっていますので、上に列挙した相違点がそれほど気にならないという場合はAirBuds 10にしてもいいと思います。ちなみにAirBuds 10 Proのほうも「発売記念セール時にはお買い得価格になるけれど、AirBuds 10よりは高くなります」という連絡をBlackviewから受けています。

さて、レビューしたAirBuds 10 Proです。ハイレゾ音源こそ対応していませんが、バランスのとれた音質で基本的にどのジャンルでもいい音で聞くことが出来ました。また、IP68準拠の防水・防塵性能を備えているのでプールなど水気の多いところで使うことができる(さすがにお風呂で使うのは少し抵抗がありますが)のも大きなメリットだと思います。ただし、ケースは大きめなので、ポケットに入れた際にかさばるのが難点かもしれません。

そして何より、空気伝導方式により長時間装着して音楽を聴いてもストレスを感じない点が魅力的に感じました。

5.関連リンク

【PR】Blackview AirBuds 10 Pro:BLACKVIEW Official Store(AliExpress)

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コメント

  1. 匿名 より:

    音もれはどんな感じ?