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エレコム KEY PALETTO -大阪電気通信大学との提携で生まれたお子さん向けの「はじめてのキーボード」

エレコム KEY PALETTO
エレコムがキーボードの新製品「KEY PALETTO」を発表しました。この製品は大阪電気通信大学との「産学連携プロジェクト」によるもので、はじめてキーボードに触れるお子さんでも楽しく学ぶことができるようさまざまな工夫が施されています。

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エレコム KEY PALETTO
キー配列です。なかなかよさげ…。お子さん向けといいつつも、大人もモバイル用として使ってみたくなるポップなデザインです。ちなみにモバイルキーボードとしても十分使えそうなサイズ感なんですよね。

エレコム KEY PALETTO

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先にスペック表を掲載しておきます。KEY PALETTOは「Bluetoothタイプ(TK-FS10BMKBK/TK-FS10BMKIBK)」「USB無線タイプ(TK-FS10DMKBK)」「USB有線タイプ(TK-FS10UMKBK)」があり、BluetoothタイプにはWindows/Chromebook用とiOS用があります。ここではBluetoothタイプ(Windows/Chrome OS用)のスペック表を掲載しています。なお、ひとつ上に掲載したキー配列の画像もBluetoothタイプのものです。有線タイプには電源ボタンがありません。

先ほどちらっと触れたサイズについてですが、テンキーレスタイプということで横幅は13.3インチノートよりも4~5センチほど小さいですし、重量も310 gということなので、持ち運びはラクでしょう。

エレコム KEY PALETTO
カラフルなキートップはデザインのためではありません。この画像のように、「キーを押す指」がわかりやすくなるように、というのが目的です。結果的にポップなデザインになってますけど。

エレコム KEY PALETTO
また、この色は「色の判別が苦手な色覚特性のある方(メーカー記載)」でも識別しやすいような工夫が凝らされています。

エレコム KEY PALETTO
キーピッチは「あえて狭い」です。個人的にはキーピッチが18 mmを切ると「ちょっと厳しいなあ」と感じてしまいますが、それはおっさんの都合であって、手の小さいお子さんには17 mmくらいがちょうどいい、ということでしょう。また、日頃折りたたみ式のモバイルキーボードを愛用されている人ならこのキーピッチも苦にならないかもしれません。

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エレコム KEY PALETTO
あと、キートップの印字も工夫されています。Shiftキーと同時押しならアルファベットの大文字になる、というのが非常にわかりやすいものになっています。

エレコム KEY PALETTO
メーカーによれは「無意識に有効にしてしまいやすいCapsLock機能をスイッチのON/OFFによって無効にする“CapsLock機能無効化スイッチ”を搭載」とのことですが、私も無意識にCapsLockスイッチを有効にしてしまってイラッとすることがしばしばなんですけど…。

エレコム KEY PALETTO

エレコム KEY PALETTO
「ローマ字入力サポートカード」が付属し、このカードやメモなどを立てかけられるカードスタンドもついています。また、オリジナルカードが作成できるテンプレートデータや、プログラム言語などの学習に便利なカードのデータも無料で公開されます。…プログラム学習なんかだと大人でも活用できそう…。

エレコム KEY PALETTO
「よみがなシール」も付属します。英語学習の入り口にもなりそうですね…。

エレコム KEY PALETTOは5月中旬(Amazonでは5月13日)の発売予定で、エレコムダイレクトショップ、Amazon、楽天、Yahoo!ショッピングで販売されます。この記事を執筆している5月11日現在だとAmazonのみ予約販売を開始していました。価格は下記のとおりです。

Bluetooth(Windows/ChromeOS):4,980円
Bluetooth(iOS):4,980円
USB無線:4,480円
USB有線:3,780円
※税込み価格

メーカーの打ち出しどおり、基本的には「お子さん向け」の製品ですが、デザインもいいと思いますし、よく考えられた機能性も備えていますので、モバイルキーボードとして使っても面白いかもしれません。私が使うとキモいかもしれませんけどね。

関連リンク

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コメント

  1. note より:

    うーん、何歳くらいのお子さんをターゲットにしてるのかわかりませんが、この記事を読む限り大人都合のキーボードだなぁという印象です。

    子供にとっての最適なキーピッチを探るなんてことはおそらくやっておらず、安く調達できるから17mmにしたっていう事情が透けて見えます。それにキートップをちょっと色分けすれば、「はい、子供向けですよ〜」っていう研究実績を作れるいう舐めた姿勢が感じられます。

    そもそもキーピッチ19mmとはキーボードが使われ始めたころに利用者が多かった成人した西洋人の男性基準でできたものです。ちなみに当時の時点でタイプライターでの広く普及しているものの最大サイズであり、大は小を兼ねるという発想で作られたものです。

    一時期のノートPCが構造的にひどかったこともあり、キーピッチをがんばっていたthinkpadなどが使いやすいキーボードだったため、キーピッチが広い方が使いやすいという神話が生まれていますが、身長が180ないような人にはおそらく当てはまりません。そのへんは実際に身長170の人がキーピッチが17のものを2週間くらいフルコミットして使い込んでみて、19に戻すと指が大きな負担を感じることですぐにわかるものです。

    さて、仮に身長180の人にとってのベストのキーピッチが19mmだったとして、小学5年生の平均身長140にスケールさせると求められるキーピッチは14.8mmになります。そのままスケールさせることの妥当性の是非はありますが、一つの基準にはなるでしょう。そしてより低学年ではもっと小さいキーピッチが求められることになります。17を「子供向けですよ〜」とするのは正気を疑います。

    エレコムは商売なのでなんでもマーケットインできたらいいのはわかるのですが、何某かの公金が投入されている大学から出てくるものがこんなお粗末なものだなんてひどいですね。