Blackview BV8100 － Helio G99搭載の4Gタフネススマホ、アウトドア用サブ機としてちょうどいいのでは？

Blackviewのタフネススマホ「BV8100」をご紹介します。この製品はどうやら近日中にワールドプレミアセールが予定されているようなのですが、現在セール中のフラッグシップモデル「BL9000 Pro」の影に隠れてしまっているように見えます。しかし、5G非対応でSoCにHelio G99搭載と、サブ機としてのニーズが高いと思われるタフネススマホジャンルの製品としてはちょうどいい感じに思われます。

販売サイトはこちらです
Blackview BV8100：Blackview Official Store

1.スペック

スペック表

コメント

OSはAndroid 14ベースのDoke OS 4.0です。Doke OSを搭載するスマホやタブレットはウインタブでも何度もレビューしており、独自機能をたくさん搭載した意欲的な独自UIだと評価しています。

SoCはHelio G99。中華タブの上位モデルや中華スマホに搭載例が非常に多いミッドレンジの型番で、Antutuスコアは40万点前後をマークし、個人的には「タフネススマホならHelio G99で十分」と思っています。RAMは8GBで拡張機能により最大24GBとして使え、ストレージは256GBです。

ディスプレイは6.5インチのFHD+解像度、リフレッシュレートは120Hzです。タフネススマホの場合、中位クラスの製品だとディスプレイ解像度がHD+にとどまるケースが少なくないので、この点は歓迎ですね。また、リフレッシュレートが高いので、必ずしもゲームだけでなく、普段使いでも快適性が増します（スクロールなどでヌルヌル動きます）。

カメラはイン32MP/アウト50MP（メイン）+13MP（超広角）という構成です。画素数としては文句なしですが、タフネススマホ上位モデルに搭載されていることの多いナイトビジョンカメラはついていません。

バッテリーは8,800 mAhと、非タフネススマホよりは大容量ですが、タフネススマホとしてはそれほど目立ちません。45Wの急速充電とリバースチャージ（BV8100をモバイルバッテリー代わりにして他のデバイスを充電できる）に対応します。

2.筐体

前面ガラスにはゴリラガラス 5が使われており、カメラはパンチホール型です。ただ、タフネススマホなので上下ベゼルは太く、パンチホールの意味があまりないような気もします…。背面はタフネススマホらしいデザインで、カメラバンプにそこはかとなく「トレンド」を感じますねw

「Blackviewのタフネススマホ」なので、「頑丈さ」については心配無用です。もちろんIP68/IP69Kの防水・防塵性能とMIL規格（MIL-STD-810H）の堅牢性を備えています。

側面にはユーザーが任意の操作を選べるカスタムキーもついています。最近のタフネススマホはカスタムキー付きが普通になっていますね。

アウトドアや夜道でうれしいのがLEDライト搭載、という点です。一般的なスマホでもライトを搭載しているものは多いですが、BV8100のライトは輝度が高く、上側面に配置されていますので、懐中電灯のようにして使えます。

先日公開したBlackview BL9000 Proのレビューで ライターのnatsukiさんが試したグローブモードも使えます。natsukiさんはスキー場で試していますが、かなり便利だった様子。

3.価格など

Blackview BV8100はAliExpress内のBlackview Official Storeで販売中で、5月7日現在の価格は231.99ドル（36,502円）です。ただ、この価格だとちょっと高いですね。少し前に発売され、BV8100よりも「格上」と言えるBV9300 Proが195.67ドル（30,788円）ですから。

近日中にワールドプレミアセールが開催される予定（日程は不明です）なので、その際には200ドルを下回る価格で販売されるのではないか、と思います。ウインタブ読者のアウトドア用サブ機として、また「こういうのが好き」な方のメイン機としてよさそうに思います。

4.関連リンク

Blackview BV8100：Blackview Official Store