性能向上が進む低価格ミッドレンジスマートフォン、もう無理にハイエンドモデルを選ばなくてもいいのでは? 中古スマホも魅力ある選択肢に

高性能化か進むミッドレンジモデル
こんにちは、かのあゆです。大手キャリアでも端末の大幅値引きが制限される形になった結果、今までラインナップが少なかったミッドレンジ端末を各キャリアとも揃えてくるようになりました。今まで日本ではミッドレンジモデルを展開してこなかったソニー・モバイルも今年になってグローバルにはない独自モデルとして「Xperia Ace」をドコモ版とSIMフリーモデルとして投入しており、同じくSamsungもミッドレンジモデルのGalaxy A20/A30Galaxy A7を国内向けに投入しています。

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1.高性能化するミッドレンジスマホ

日本国内でSIMフリー端末が普及し始めた頃、低価格なモデルの中には「価格は安いがAndroid OSがギリギリ動くスペックで、お世辞にも快適とはいえない」ようなものも出回っていました。実際メーカーによってはAndroid 1.5世代のハードウェアに無理やり最新バージョンのAndroid OSをインストール」というかなり無茶な端末も存在していた時期があり、低価格なミッドレンジモデルは安い分性能もそれなりというものが多かった印象です。

店頭に並ぶ低価格ミッドレンジモデルもかなり高性能化が進んだ
しかし、現在2〜3万円台で販売されているミッドレンジ・スマートフォンに搭載されているCPU、例えばQualcomm Snapdragon 660やHuawei Kirin 710は数年前のハイエンド端末に迫るまでに性能が向上しており、WEBブラウジングやSNSと言った通常作業に関してはストレスなく動作する端末が増えてきました。また現在販売されているミッドレンジモデルはストレージ32〜64GB、RAM4GBと、こちらも数年前のハイエンド端末と同等のスペックのものが増えてきています。

また、カメラも高性能化しています。数年前の低価格端末に搭載されていたカメラは5MP〜8MPというものが主流で、画質も「Twitterやブログでの利用ならギリギリ使える」程度のものがほとんどでしたが、現在ではデュアルカメラやトリプルカメラを採用する低価格モデルも増えてきており、AIによるシーン識別機能やARアバター機能など、ハイエンド端末に採用されている機能を搭載するものもありますし、実際の画質も素晴らしいと思えるものも少なくありません。

2.高グラフィックのゲームプレイはまだ厳しい

PUBGM
ミッドレンジ向けの端末に搭載されているGPUの性能も著しく向上しており、かつては動作が厳しかった「Asphalt 8」など、数年前の3Dゲームであれば現在のミッドレンジクラスの端末でも十分快適にプレイ可能になってきています。ただし、「PUBG Mobile」や「Asphalt 9」など、最新の3Dゲームは家庭用据え置きゲーム機レベルの高度なグラフィックを実現していますので、これらのタイトルを快適にプレイするにはまだ厳しいでしょう。

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Huaweiの「GPU Turbo」のように特定のゲームタイトルでパフォーマンスを最適化してくれる機能を搭載している端末もあり、またゲームタイトルによってはグラフィック設定を最適なものに調整できるタイトルや、GPU性能に合わせてグラフィックを自動的に調整してくれるタイトルもあるため、ある程度画質に妥協できるのであればプレイは可能ですが、それでも現状操作がシビアなタイトルを快適にプレイするにはまだミッドレンジ端末ではスペックが足りない印象です。

ただし、ミッドレンジ向けのCPUでもQualcommのSnapdragon 730GやMediaTekのHelio G90TのようにGPU性能を強化した、低価格ゲーミングスマホ向けのものも登場し始めており、来年あたりには安価な端末でも高画質グラフィックで最新ゲームタイトルを楽しめるようになっているかもしれません。

とはいえ、最新ゲームを快適にプレイしたいというスマホゲーマーならともかく、一般的な使い方であればもう2万円クラスの低価格ミッドレンジスマートフォンでもCPU性能、RAM容量、ストレージ容量など十分すぎる性能に達しているため、「常に最高の性能でないと気が済まない!」というガジェット好きでもない限り、長期間しっかり使っていける製品がほとんどだと思います。

3.中古スマートフォンという選択肢も

写真のHuawei Mate 10 Proも2万円台で購入できるようになってきた端末の一つ。Android 10へのアップデート予定もあり。
「どうしてもハイエンド端末が欲しい!」というのであれば数年前の中古端末の購入を検討してみるのも一つの手段となるでしょう。1年前のハイエンドモデルでも4~5万円とミッドハイクラスの価格帯で購入可能、2年前のハイエンドモデルであれば2~3万円台と、ミッドレンジ端末とほぼ同じ価格帯で購入可能です。もちろん「当時のハイエンドモデル」ということもあり基本スペックはかなり高く、中古商品であるためバッテリーの消耗には注意する必要がありますが、重量級3Dゲームも快適にプレイできるだけの性能を持ち合わせています。中古商品に抵抗がないのであれば十分魅力的な選択肢になると思います。

4.まとめ

前述のとおり、キャリア端末に関しては以前のように大幅な割引ができないため、高額なハイエンドモデルを各種割引込みで安価に購入するということができなくなってきた今、比較的手の届きやすい価格帯のミッドレンジモデルや数年前のハイエンドモデルを安価に購入できる中古端末の価値が見直されるべき時期になってきていると思います。

ここ数年のミッドレンジ端末の性能向上は著しく、重量級ゲームをプレイする用途でなければ十分満足して使っていける端末がほとんどになってきています。個人的には、一般的な使い方であればハイエンド端末でなければいけないということはないはず、と思っています。また、これも個人的な印象ですが、ここ数年のハイエンド製品に関しても、ベンチマークスコアはともかく、体感的な性能差は感じられなくなっていると感じます。そのため、重量級ゲームもプレイしたいというのであれば中古端末を選択肢に入れるも悪くはないと思います。最近キャリアでもハイエンドをメインに売り込むのではなく、安価なミッドレンジモデルを充実させているというのはいい傾向だと感じます。

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コメント

  1. 匿名 より:

    OPPOのRenoAがバランスいいと思う。
    スイカ使えてSIM2枚させてどのキャリアでも使えて3万円台。