HPがノートPC「HP OMEN 16(インテル)」「 OMEN 16(AMD)」を国内発表しました。「OMEN」というのはHPの上位ゲーミングブランドですが、すでに「OMEN MAX 16(インテル)」「OMEN MAX 16(AMD)」というハイエンドモデルが発売されており、今回紹介する製品はその下位に位置します。
とはいえ、CPU/GPU性能とも非常に高く、上級ゲーマーも満足できそうな製品です。
なお、この製品はウインタブ読者向けクーポンで7%OFFになります。以下の「専用リンク」にアクセスし、その後に製品ページのボタンをクリックすると、カート画面で「特別値引き」が表示されます。
【広告】【提供:株式会社日本HP】
ウインタブ専用リンク(クーポン)個人向けPC
1. スペック表
項目 | 仕様 |
---|---|
OS | Windows 11 Home |
CPU | AMD Ryzen AI 5 340U / Ryzen AI 7 350 ※NPU内蔵, Copilot+ PC対応 Intel Core i7-14650HX ※NPU非内蔵, Copilot+ PC非対応 |
GPU | NVIDIA GeForce RTX 5050 Laptop GeForce RTX 5060 Laptop GeForce RTX 5070 Laptop ※RTX 5050はAMD版のみ |
RAM | 16GB/24GB/32GB ※DDR5-5600, 最大32GB, 空×0 ※16GBはAMD版のみ |
ストレージ | 1TB SSD ※PCIe Gen4 NVMe M.2 |
ディスプレイ | 16インチ IPS (2,560×1,600) ※240Hz / 3ms / 500nit / sRGB 100% |
無線通信 | Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.3 |
ポート類 | USB Type-C (10Gbps, 映像/PD対応) USB Type-A (10Gbps), HDMI 2.1 USB Type-A (5Gbps) ×2, LAN (RJ45) 3.5mmオーディオジャック |
カメラ | Webカメラ (207万画素) 顔認証対応 |
バッテリー | AMD:最大 6時間15分-7時間 Intel:最大5時間30分 |
サイズ | 357 × 269 × 25.4 mm (最厚部) ※サーマルバンプ 3mmを含まず |
重量 | AMD:約2.44 kg~ Intel:約2.43 kg~ |
2. バリエーションモデル
Intel:
パフォーマンス:RTX5060/RAM24GB
パフォーマンスプラス:RTX5070/RAM32GB
※左からGPU/RAM
AMD:
モデレート:Ryzen AI 5/RTX5050/RAM16GB
アドバンス:Ryzen AI 7/RTX5060/RAM24GB
アドバンスプラス:Ryzen AI 7/RTX5070/RAM32GB
※左からCPU/GPU/RAM
3. CPU・GPU
Intel版のCPUは第14世代(Raptor Lake)のCore i7-14650HX、AMD版はRyzen AI 300シリーズ(Krackan Point)です。
これはPassmarkが公表しているベンチマークスコアです。これを見るとシングルスレッド性能は3型番で大きな差はなく、マルチスレッド(CPU Markと書いているところ)性能はCore i7-14650HXが顕著に高いです。また、Core i7-14650HXはオーバークロックにも対応する型番なので、3つのうちで最高性能と言っていいでしょう。
こちらもPassmarkの公表スコアです。多くの項目と数値が記載されていますが、ゲーミングPC用として見るべき指標は、3Dゲームの描画性能を総合的に評価した「G3D Rating」です。なお、RTX 5050はサンプル数が少なく、スコアは参考程度と考えてください。
一見するとRTX 40シリーズとのスコア差はそこまで大きくないような気もしますが、RTX 50シリーズはDLSS 4などの最新技術を備え、省電力性にも優れるため、総合的なゲーム体験はずっと上と言えます。…ただ、Passmarkのこの表だとイマイチわかりにくいですけどね…。
4. RAM・SSD・ディスプレイ
RAMはバリエーションモデルごとに異なり、16GB/24GB/32GBです。2スロットありますが、空きスロットがないため増設はできません。換装(初期のRAMを外して別なRAMを取り付ける)は可能です。SSDは全モデル1TBです。

OMEN 16(AMD)
ディスプレイは16インチで解像度は2.5K(2,560×1,600)、リフレッシュレートは240Hzと高速です。もちろんPCゲームには最適な仕様ですが、100%sRGBの発色品質になっていますので、コンテンツクリエーションにも向きます。
5. 筐体
筐体色は「シャドウブラック」で、筐体素材は明示されていませんが「堅牢なユニボディ」という説明がありましたので、おそらく金属製と思われます。背面にもポートを備え、比較的シンプルで薄型ながらゲーミングノートらしいデザインだと思います。
側面とポート構成です。背面のポートとあわせ、USBポートは合計で4つありますが、USB4やThunderboltといった超高速な規格のものはありません。
6. 価格
HP OMEN 16(インテル)/ OMEN 16(AMD)はHP公式オンラインストアに製品ページがあり、価格はAMD版のRyzen 5モデルが278,300円、Intel版のCore i7/RTX5080モデルが355,300円です。なお、HP製品は発売後少し経ってから割引価格が設定されることが多いので、この製品も近日中にもう少し安くなるものと思います。
7. 関連リンク
この製品はウインタブ読者向けクーポンで7%OFFになります。以下の「専用リンク」にアクセスし、その後に製品ページのボタンをクリックすると、カート画面で「特別値引き」が表示されます。
【広告】【提供:株式会社日本HP】
ウインタブ専用リンク(クーポン)個人向けPC
2014年にサイトを開設して以来、ノートPC、ミニPC、タブレットなどの実機レビューを中心に、これまでに1,500本以上のレビュー記事を執筆。企業ではエンドユーザーコンピューティングによる業務改善に長年取り組んできた経験を持ち、ユーザー視点からの製品評価に強みがあります。その経験を活かし、「スペックに振り回されない、実用的な製品選び」を提案しています。専門用語をなるべく使わず、「PCに詳しくない人にもわかりやすい記事」を目指しています。
▶ サイト紹介・ウインタブについて
コメント