
FRONTIERが2-in-1 PC「FRT300P」を発売しました。10.1インチのWindowsタブレットが本体で、着脱可能なキーボードが付属する、ちょっと懐かしい感じの製品ですが、「業界初の半固体バッテリー採用2-in-1タブレットPC」でもあります。
1. スペック
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| OS | Windows 11 Pro |
| CPU | Intel N150 |
| RAM | 8GB (LPDDR5 3200MHz) ※オンボード (増設/換装不可) |
| ストレージ | 128GB eMMC |
| ディスプレイ | 10.1インチIPS (1,920×1,200)タッチ |
| 無線通信 | Wi-Fi 5、Bluetooth 5.0 |
| ポート類 | USB 3.2 Gen 2 Type-C (映像/PD対応)×2 USB 3.2 Gen 2 Type-A Micro HDMI、オーディオジャック (キーボード側にUSB 2.0 Type-A) |
| カメラ | 前面491万画素 / 背面799万画素 |
| バッテリー | 7.7V/3650mAh/28.1Wh ※半固体リチウムイオンポリマーバッテリー |
| サイズ | 本体:260×174×11 mm キーボード込:260×174×22 mm |
| 重量 | 本体:630 g キーボード込:1,120 g |
2. OS/CPU/RAM/ストレージ
OSはWindows 11 Pro、CPUはIntel N150です。エントリークラスの型番ですが、かつてのAtomとかCeleronとは大違いと言いますか、表計算ソフトや文書作成などの軽めの事務作業やWeb閲覧、動画視聴などではストレスを感じないくらいの実力はあります。
RAMは8GBでストレージは128GBのeMMCです。小さめの容量ですが、CPU性能から見て「こんなもん」かと思いますが、ストレージについては (SSDではなく)eMMCというのはともかくとして、容量はもう少し大きくしてほしかった気もしますね。また、この製品はSD/microSDカードにも対応していません。
3. 筐体

冒頭に書いた通り、10.1インチサイズのWindowsタブレットが本体で、着脱可能なキーボードが付属するデタッチャブル2-in-1です。ディスプレイのベゼルはかなり太く、ちょっとレトロな印象もあります。しかし、解像度はWUXGA (1,920×1,200)と高精細です。

キーボードです。「日本語キーボード 83キー(JIS規格準拠) (キーピッチ約15±0.2mm/キーストローク約4mm )」と開示されています。日本語配列なのは歓迎ですが、キーピッチ15 mmというのはかなり狭いです。滑らかにタイピングできるようになるまでは慣れが必要でしょうね。あと、キーストローク4 mmというのは「デスクトップPC用のキーボード並みに深い」です。
タッチパッドとUSB Type-Aポートも備え、本体とはPOGOピン接続 (USB接続)と、結構本格的なキーボードだと思います。

また、このキーボードは折りたたむと「カバー (天板)」になります。

本体側にはUSB Type-Cポートが2つ、USB Type-Aポートが1つあり、なんとすべてがUSB 3.2 Gen 2規格 (転送速度10Gbps)で、Type-Cポートは映像出力とUSB PDにも対応しています。また、microHDMIポートもあり、このサイズ、この価格帯のタブレット製品としては非常に充実したポート構成です。
それと、この製品は「半固体バッテリー」を搭載しています。メーカーによれば「高い安全性、長寿命、軽量・薄型・高容量、幅広い温度範囲」という特徴があります。この製品を長く愛用していくうえで、安全性や長寿命などが実現できているのなら大歓迎ですね。
4. 価格など
FRONTIER FRT300PはFRONTIER Directで販売中で、6月14日現在の価格は59,800円です。RAMとストレージ容量を抑えめにしたということもあるんでしょうが、「かなりリーズナブル」なお値段に感じられます。持ち出し用のサブPCとしては魅力的な製品だと思います。
5. 関連リンク
2014年にサイトを開設して以来、ノートPC、ミニPC、タブレットなどの実機レビューを中心に、これまでに1,500本以上のレビュー記事を執筆。企業ではエンドユーザーコンピューティングによる業務改善に長年取り組んできた経験を持ち、ユーザー視点からの製品評価に強みがあります。その経験を活かし、「スペックに振り回されない、実用的な製品選び」を提案しています。専門用語をなるべく使わず、「PCに詳しくない人にもわかりやすい記事」を目指しています。
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