
ASUSが「Chromebook CM14 (CM1405)」「Chromebook CM15 (CM1505)」を発売しました。ここ最近は大手メーカーによる個人市場向けChromebookのニューモデルを見かけないですが、ASUSはChromebookには積極的な姿勢を取っているようで先日はデタッチャブル2-in-1タイプの「Chromebook CM32 Detachable (CM3206)」を、そして今回はクラムシェルノートタイプの2機種をリリースしています。
CM14は14インチ、CM15は15.6インチサイズで、どちらもCM32 Detachableと同じ高性能SoC、「Kompanio 540」を搭載しています。
1. スペック
スペック表
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| OS | ChromeOS |
| SoC | MediaTek Kompanio 540 |
| RAM | 4GB/8GB (LPDDR5X-6400) |
| ストレージ | 64GB/128GB eMMC |
| ディスプレイ | 14.0インチ (1,920×1,080) タッチ 15.6インチ (1,920×1,080) タッチ非対応 |
| 無線通信 | Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.4 |
| ポート類 | USB 3.2 Gen 1 Type-C (映像/PD対応)×2 USB 3.2 Gen 1 Type-A HDMI 1.4、オーディオジャック |
| Webカメラ | 1,080p |
| バッテリー | 42Wh/50Wh |
| サイズ | CM14:324.5×214.4×19.9 mm CM15:359.5×232.2×20.1 mm |
| 重量 | CM14:1.35 kg / CM15:1.59 kg |
バリエーションモデル
CM14:
・4GB/128GB
・8GB/128GB
CM15:
・4GB/64GB
・8GB/64GB
・8GB/128GB
※左からRAM/ストレージ
2. OS/SoC/RAM/ストレージ
OSはChrome OS、SoCはMediaTek Kompanio 540です。Chromebook向け最新型番で以前ウインタブでレビューをしたChromebook CM30 Detachableが搭載していたKompanio 520と比較してシングルコア性能が30%、マルチコア性能が50%、グラフィック性能が75%向上し、競合する他のCPUよりも35%バッテリーが長持ち、とのことです (出所:MediaTek公式サイト)。
もともとChromebookは「ブラウザー上でWebアプリを操作し、データはクラウドに保存する」ような使い方をしますが、現在はAndroidアプリやLinuxアプリも使えるようになっています。
CM14はRAM4GBと8GBを選べ、ストレージは128GBのみ、CM15もRAM4GBと8GBを選べ、ストレージも64GBと128GBが設定されていますが、AndroidやLinuxのアプリを使うのであればRAM4GB/ストレージ64GBだと少々不足感があるかもしれません。
3. ディスプレイ

ASUS Chromebook CM15 (CM1505)
ディスプレイは14インチ (CM14)と15.6インチ (CM15)で、どちらも1,920×1,080解像度です。色域は45%NTSCなので発色は「並クラス」ですね。
また「CM14のみタッチ対応」です。CM15はタッチ対応ディスプレイではありませんのでご注意ください。
4. 筐体

ASUS Chromebook CM14 (CM1405)

ASUS Chromebook CM15 (CM1505)
CM14はピュアグレーとクワイエットブルーの2色、CM15はファブリックブルー、ミスティグリーン、クリームピンク、ピュアグレーの4色が設定されています。筐体素材には再生プラスチックを30%使用しており、表面には「和紙からインスピレーションを得た質感」になっているとのこと。

ASUS Chromebook CM15 (CM1505)
実機に触れてみないとピンときませんが、この画像でも一般的なノートPCの天板とはちょっと質感が違って見えます。また、この筐体はMIL規格 (MIL-STD-810H)準拠のテストを12方法・24手順でクリアしています。

ASUS Chromebook CM14 (CM1405)

ASUS Chromebook CM15 (CM1505)
キーボードはCM14がテンキーレス、CM15がテンキー付きです。ただ、日本語配列なのか英語配列なのか、製品ページに説明がありませんでした。CM14の旧モデルは「日本語配列」と明記されていたのですが…。たぶん日本語配列だと思いますが、はっきりしたことはわかりません。

ASUS Chromebook CM15 (CM1505)
側面と入出力ポートの構成です。CM15の画像を掲載していますが、CM14も全く同じ配置です。USBポートは合計で4つ、他にはHDMIとイヤホンジャックがあります。SD (microSD)カードリーダーと有線LANポートはありません。
5. 価格など
ASUS Chromebook CM14 (CM1405) / CM15 (CM1505)はASUS Storeで販売中で、7月1日現在の価格はCM14が69,800円から、CM15が64,800円から、となっています。ノートPCの価格が上昇傾向にある中、6万円台から購入できるのはうれしいところですよね。
実は私もこの製品の購入を検討していますが、個人的には「Linuxアプリも使いたいので、RAMは8GBほしい。ストレージは64GBでOK」と考えています。その場合、CM14はRAM8GB/ストレージ128GBで82,800円、CM15はRAM8GB/ストレージ64GBで76,800円となります。なので「CM15かなあ…でもディスプレイがタッチ対応するのはCM14だけだしなあ…」などと悩んでいます。
6. 関連リンク
2014年にサイトを開設して以来、ノートPC、ミニPC、タブレットなどの実機レビューを中心に、これまでに1,500本以上のレビュー記事を執筆。企業ではエンドユーザーコンピューティングによる業務改善に長年取り組んできた経験を持ち、ユーザー視点からの製品評価に強みがあります。その経験を活かし、「スペックに振り回されない、実用的な製品選び」を提案しています。専門用語をなるべく使わず、「PCに詳しくない人にもわかりやすい記事」を目指しています。
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