
HPの週末セール情報です。HPでは現在「サマーセール!」を開催中で、ニューモデルも含め、非常に多くの製品がセール対象になっています (7月29日12:59まで)。また、恒例の「週末限定セール」も同時開催中です (7月27日12:59まで)。週末限定セールはセール品の数は少ないものの、発売から期間が経過した人気モデルが対象になっており、特にお買い得感が大きいです。
この記事ではセール品から3機種をピックアップしてご紹介します。
なお、この記事とは別にOmniBookシリーズの特徴をまとめた記事を掲載しています。より詳しく知りたい人はこちらの記事をご覧ください。
HP OmniBook Ultra と Xシリーズ比較(2026) - 上位モデル5機種を比較・「選ぶポイント」を解説!
HP OmniBook 7/5/3シリーズ比較(2026)- 迷ったらどれ?HPのメインストリーム3シリーズ、用途別に最適なモデルを考える
1. OmniBook 3 14-hy/hw/hz

セール価格:99,900円~
※hy/hw:AMD Athlon Gold/Ryzenシリーズ搭載
※hz:Snapdragon X搭載 (hzのみCopilot+ PC)
OS:Windows 11 Home
CPU:Ryzen 5 230
RAM:16GB
SSD:512GB
ディスプレイ:14インチIPS(1,920✕1,200)
サイズ:315×226×14.8 mm
重量:1.42 kg
OmniBookシリーズの「バリュークラス」の14インチノートです。下記の通り搭載CPUにより型番 (枝番)が異なり
hy:Athlon Gold 20/Ryzen 5 40
hw:Ryzen 5 230
hz:Snapdragon X X1-26-100
実はこれらのCPUにははっきりとした特徴・性能差があります。特にRyzen 5 40とRyzen 5 230の違いについては注意が必要です。

これはPassmarkが公表しているベンチマークスコアです。左のRyzen 5 40は104,900円のモデル、右のRyzen 5 230は114,990円のモデルが搭載するCPU型番ですが、Ryzen 5ながら性能が大きく異なるのがわかると思います。
Ryzen 5 40というのは型番としては新しいのですが、基本設計は古くてRyzen 7020番台と同じ (Zen2アーキテクチャでコードネームはMendocino)、Ryzen 5 230も基本設計が最新ではありませんがRyzen 8000番台と同じ (Zen4アーキテクチャでコードネームはHawk Point)なので、「全然新しい」です。また、Ryzen 5 40はAI処理チップNPUを内蔵していませんがRyzen 5 230は (Copilot+ PCの要件は満たしませんが)NPUを内蔵しています。
Athlon Gold 20についてはPassmarkスコアがありませんでしたが、Ryzen 5 40と同じくZen2アーキテクチャでコードネームがMendocino、2コア4スレッドの型番なので、Ryzen 5 40よりも性能面では劣ると思われます。
また、hzはSnapdragon X X1-26-100を搭載する「ARM版Windows」機です。唯一Copilot+ PCの要件を満たす高性能なNPUを内蔵していますが、一般的なビジネス用、学習用ではあまり問題にならないものの、一部のアプリ (設計の古いもの)が動作しない、という注意点があります。
CPU性能の話から始めてしまいましたが、この製品は14インチで重さ1.42 kgと「ときどきモバイル」には最適なサイズ感ですし、すっかり価格が上昇してしまったノートPC市場ではとてもお買い得なセール価格だと思います。ただし、ウインタブとしては最低価格99,900円のモデルよりもRyzen 5 230搭載の上位モデルの方をおすすめしたいですね。
2. OmniBook 7 14-fr

セール価格:164,800円
※Intel Core Ultraシリーズ2搭載 (Copilot+ PCではありません)
※週末限定セールの価格
OS:Windows 11 Home
CPU:Core Ultra 7 255H
RAM:32GB
SSD:1TB
ディスプレイ:14インチIPS(2,240✕1,400)
サイズ:314✕226✕11.1 – 18.9 mm
重量:1.41 kg~
つい先日、Core Ultraシリーズ3 (Panther Lake)を搭載するニューモデル、OmniBook 7 14-hgが発表されたので、この製品は旧モデルになりました。週末限定セール対象になっているのは最上位の「パフォーマンスプラスモデル」のみです。この製品、先週のセール情報記事でも取り上げたのですが、今週さらに安くなり「最終処分価格」という感じになっています。
CPUはCore Ultraシリーズ2 (Arrow Lake)で、AI処理チップNPUを内蔵していますが、NPU性能は最大13TOPSと低く、Copilot+ PCの要件 (40TOPS以上)を満たしません。とはいえ、セール品が搭載する型番末尾「H」 (Arrow Lake-H)は非常に性能が高く (特にグラフィック性能が高いです)、PCゲームやコンテンツクリエーションに使うことも可能です (ただし、本格的にPCゲームやコンテンツクリエーションをされるのなら、外部GPUのGeForceを搭載する製品にされることをおすすめします)。また、RAMは32GB、SSDも1TBと大容量ですね。
スペック面で唯一ケチをつけるとすれば「Copilot+ PCでないこと」でしょうか。CPU/RAM/SSD、そしてディスプレイ品質を考慮すれば「どう考えても激安」です。
3. OmniBook X Flip 14-kb

テントモードにしたところ
セール価格 :198,000円(税込)~
※Core Ultraシリーズ3 (Panther Lake)搭載のCopilot+ PC
OS:Windows 11 Home
CPU:Core Ultra 5 325
RAM:16GB
SSD:512GB
ディスプレイ:14インチOLED(1,920×1,200)タッチ
サイズ:313×218×14.4 mm
重量:1.39 kg
HPの個人向け上位モデル「OmniBook X」の2-in-1です。Intel版 (kb)とAMD版 (kc)があり、どちらもウインタブで実機レビューをしていますが、CPU以外に品質の差はなく、サマーセールでの価格はkbのほうが安いです。
搭載CPUはCore Ultra シリーズ3 (Panther Lake)のCore Ultra 5 325/Core Ultra 7 356Hで、高性能なNPUを内蔵し、Copilot+ PCの要件を満たしています。また、ディスプレイは有機ELパネルで、2-in-1筐体なのでタッチ対応し、4,096段階の筆圧に対応するペン入力も可能です (ペンは別売り)。
2-in-1筐体のため、どうしても重量が少々重くなってしまいますが、性能は高いですし、ビジネスオンリーではなく動画やゲームといったエンターテイメント利用やコンテンツクリエーションにも向く製品です。ウインタブのおすすめは「20万円を切っている」198,000円のモデルですね。
4. 関連リンク
2014年にサイトを開設して以来、ノートPC、ミニPC、タブレットなどの実機レビューを中心に、これまでに1,500本以上のレビュー記事を執筆。企業ではエンドユーザーコンピューティングによる業務改善に長年取り組んできた経験を持ち、ユーザー視点からの製品評価に強みがあります。その経験を活かし、「スペックに振り回されない、実用的な製品選び」を提案しています。専門用語をなるべく使わず、「PCに詳しくない人にもわかりやすい記事」を目指しています。
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