
レノボがノートPC「ThinkPad T14s 2-in-1 Gen 2 (14型 Intel)」を発売しました。ThinkPad Tシリーズの14インチPCには「ThinkPad T14 Gen 7」「ThinkPad T14s Gen 7」がありますが、このT14s 2-in-1 Gen 2はヒンジが360度回転するコンバーチブル2-in-1筐体になっています。
1. スペック
スペック表
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| OS | Windows 11 Home/Pro |
| CPU | Intel Core Ultra 5 325/335 Core Ultra 7 355/356H/365/366H |
| RAM | 16GB/32GB/64GB (LPDDR5X-8533MT/s、オンボード) |
| ストレージ | 256GB/512GB/1TB/2TB SSD (M.2 2280 PCIe-NVMe Gen4) ※一部モデルでPCIe Gen5選択可 |
| ディスプレイ | 14インチIPS (1,920×1,200) タッチ ※詳細別記 |
| 無線通信 | Wi-Fi 7、Bluetooth 6.0 |
| ポート類 | USB4 Type-C (Thunderbolt 4)×3 USB 3.2 Gen 1 Type-A HDMI、オーディオジャック ※オプションでスマートカードリーダー搭載可 |
| カメラ | Webカメラ (5MP) 顔認証対応 |
| バッテリー | 58Wh |
| サイズ | 313×224×12.06-20.43 mm |
| 重量 | 約1.41 kg~ |
ディスプレイ仕様
ディスプレイは以下の4つの仕様から選択できます。すべて「14インチIPS液晶、1,920×1,200解像度、タッチ対応」です。
・反射防止/汚れ防止, 45%NTSC, 400 nit, 60Hz, DBEF5
・光沢なし, 45%NTSC, 400 nit, 60Hz, DBEF5
・反射防止/汚れ防止, 100%sRGB, 500 nit, 60Hz, 省電力
・光沢なし, 100%sRGB, 500 nit, 60Hz, Think Privacy Guard
※DBEF5とは3M社が開発した液晶バックライト用シートの名称で、省電力性と輝度を高める機能があります
2. OS/CPU/RAM/SSD
T14s 2-in-1 Gen 2は注文時に構成のカスタマイズが可能です。OSはWindows 11 Home/Proを選べますが、OSのバージョンはカスタマイズ項目ではなく、ベースモデルの段階で選ぶことになります。ただ、5月16日現在、Pro版を搭載するモデルは割引がゼロなので非常に割高です。そのため、Pro版にしたい場合でもHome版を購入して後で自分でアップグレードするほうがずっとお得です。
CPUはCore Ultra シリーズ3 (Panther Lake)から6つの型番を選択できます。うちCore Ultra 5 335とCore Ultra 7 365/366Hは法人などの組織でPCを管理するのに有効なvPro対応の型番で、おそらく個人ユーザーが選択するメリットはないと思われますので、Core Ultra 5 325/Core Ultra 7 355/Core Ultra 7 356Hから選ぶことになると思います。
RAMは16GB/32GB/64GBの設定がありますが、搭載CPUによる制約があり、「32GBが基本」の容量と言えます。また、オンボードメモリなので、購入後の増設や換装はできません。SSDは256GBから2TBまで選択可能で、搭載CPUによっては超高速なPCIe Gen5を選択できます (ただし、めちゃめちゃ高いです)。
3. 筐体

「スペック」のところでご説明した通り、4種類のディスプレイを選択できます。また4,096段階の筆圧に対応するLenovo Yogaペンが付属し、ペンを本体に収納することができます。
キーボードは「フルサイズ・キーボード (6 列)、89 キー (Fn キー、PgUp キー、PgDn キー、Windows キー、Copilot
キー)、JIS 配列、TrackPoint、3 ボタンクリックパッド、バックライト・キーボード」と開示されています。

筐体色はThinkPadらしい「ブラック」で、T14/T14sで選択できる「ブルー」の設定はありません。もともと「T14s」というのはモバイルノートという位置づけですが、2-in-1筐体のため重量はやや重く、1.41 kgあります。

ヒンジが360度回転する構造なので、このようにタブレットモード (画像左)、テントモード (画像中央)、スタンドモード (画像右)にして使うこともできます。本格的なイラストやマンガの制作などではタブレットモードが、動画視聴などではテントモードやスタンドモードが便利です。

側面と入出力ポートの構成です。USBポートは合計で4つ、うち3つがThunderbolt 4と高規格なUSB Type-Cで、残る1つはUSB 3.2 Gen 1 Type-Aです。他にはHDMIとイヤホンジャック、そして付属のペンの収納口 (スロット)もあります。
4. 価格など
Lenovo ThinkPad T14s 2-in-1 Gen 2 (14型 Intel)はLenovo公式サイトで販売中で、5月16日現在の価格は330,088円から、となっています。ThinkPadシリーズは「ガチなビジネスマシン」ですが、2-in-1筐体でペン入力にも対応するということで、コンテンツクリエーションや (仕事から離れて)動画視聴などのエンターテイメント用途とも相性がよさそうですね。
5. 関連リンク
2014年にサイトを開設して以来、ノートPC、ミニPC、タブレットなどの実機レビューを中心に、これまでに1,500本以上のレビュー記事を執筆。企業ではエンドユーザーコンピューティングによる業務改善に長年取り組んできた経験を持ち、ユーザー視点からの製品評価に強みがあります。その経験を活かし、「スペックに振り回されない、実用的な製品選び」を提案しています。専門用語をなるべく使わず、「PCに詳しくない人にもわかりやすい記事」を目指しています。
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