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Lenovo Yoga S940 (14) - Ice LakeのCore i7を搭載し、ディスプレイは4K!これがYogaのフラッグシップ・モバイルノート!

Lenovo Yoga S940 (14)
LenovoがYogaブランドから、クラムシェルノートとコンバーチブル2 in 1、合計3機種を発表しました。クラムシェルノートが「Yoga S940(14)」「Yoga S740(15)」、コンバーチブル2 in 1が「Yoga C940(14)」なのですが、この記事ではまず、14インチクラムシェルノート「Yoga S940(14)」をご紹介します。この製品は、つい先日発売されたばかりの「Yoga S740(14)」とよく似たスペックになっていて、S740の上位モデルという位置づけとなりますので、S740の紹介記事もあわせてご覧ください。
Lenovo Yoga S740 (14) - Yogaですがクラムシェルノートです。CPUにIce Lakeを搭載する高性能にしてスリムなモバイルノート!

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1.スペック

Lenovo Yoga S940 (14)
11月9日現在、この製品はLenovo直販サイトでの発売がアナウンスされておらず(単に11月15日発売、と発表されている)、公表されているスペックも1つだけですが、Lenovo直販サイトでの取り扱いがスタートすれば他のバリエーションモデルも追加される可能性があります。

CPUは第10世代(Ice Lake)のCore i7-1065G7です。同じ第10世代のComet Lakeと比較すると、リソグラフィーが10 nm(Comet Lakeは14 nm)と、「第10世代らしい」ものになっているほか、CPU内蔵のグラフィックチップがIntel Iris Plusという高性能なものが使われていますので、少なくともグラフィック性能はComet Lakeより上かと思われます。

RAMは16GB、ストレージは1TB SSDと、ビジネスモバイルノートとしてはハイエンドと言っていい構成です。また、ディスプレイは14インチのIPS液晶で、解像度は4K、HDR対応と、超高精細なものが搭載されます。

先日発売されたYoga S740の比較では、Core i5モデルの設定がないこと、ストレージに1TB SSDという大容量なものが設定されていること、そしてS740にはない4Kディスプレイが採用されていることなどが異なり、より上位モデルらしい構成になっていると言えます。

入出力ポートは「割り切り」が感じられます。USB Type-Aポートがなく、USB Type-Cが3つ(うち2つはThunderbolt 3)のみで、HDMIなどの映像出力専用ポートもありません。さらにDC-INもなく、Type-Cが充電/給電口を兼ねています。個人的にはまだまだUSB Type-Aが必要(手持ちの周辺機器のほとんどがType-Aを使用)なので、このへんは少し不便に感じられます。

サイズは「すごい」ですね。S740と比較してみましょう。

S940:319.3 x 197.4 x 12.2 mm / 1.25 kg
S740:322.4 × 212 × 14.9 mm / 1.4 kg
※厚さは「最薄部」

S740でも十分コンパクトだと思うのですが、S940はそれよりもさらに一回り小さいです。また、S740では「ちょっと重いかな」と感じた重量についても1.25 kgに抑えていて、とても14インチサイズの製品とは思えません。

2.筐体

Lenovo Yoga S940 (14)
サイズが非常に小さいこともあり、ベゼルも極めて細いと感じます。特に上部ベゼルはWebカメラの位置がはっきりわかるくらいの造形ですよね。また、従来のLenovo製品は下部のベゼルがやや太めでしたが、この製品は下部ベゼルも細くなっています。それと、この製品はディスプレイガラスが「全面を覆う曲面タイプ」になっているため、さらにベゼルの存在が薄れるようなデザインとなります。

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Lenovo Yoga S940 (14)
筐体素材はアルミで、サンドブラスト加工(HP製品で言う梨地加工)が施された、手にしっくり馴染むものになっています。筐体色は「アイアングレー」で、この辺の素材感や色などはS740と共通です。

Lenovo Yoga S940 (14)
すみません、キーボードの拡大画像がありませんでした。キーボードの仕様は「84キーJIS配列、バックライトつき」となります。また、S740と同じく、キーボード面の左右にスピーカーが配置され、音質にはかなり期待ができます。

Lenovo Yoga S940 (14)

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側面と入出力ポートの配置です。上に書いたようにUSBはすべてType-Cで非常にあっさりした感じに見えますよね?

3.価格など

Lenovo Yoga S940は11月15日の発売で、価格は「229,800円(税別)より」となっています。しかし、この製品がLenovo直販サイトで販売される場合、「定価のまま」ということはまずありませんので、実売価格はこれよりもかなり低めになります。ちなみに、Yoga S740のCore i7モデル(RAM16GB、512GB SSD)は115,940円(税込価格。定価187,000円から38%OFF)で販売されていますので、その延長線上で考えれば税込み15~17万円くらいになるのではないかと思います。

Lenovoの主要なノートPCブランドとして、おなじみのThinkPad、そしてIdeaPadがありますが、Yogaシリーズは全体的にIdeaPadシリーズよりもワンランク上のシステムスペック、筐体品質を備えていると感じます。ThinkPadは…、独自仕様すぎて比較が困難ですw

Yoga S940はビジネスマシンとして文句なしのスペック、4K解像度のディスプレイ、そして非常に薄く、軽く、美しい筐体を備えたクラムシェルノートと言え、まさに「Yogaのフラッグシップ」といえる製品なので、直販モデルの販売開始を期待して待ちたいと思います。

4.関連リンク

Yoga S940 (14):Lenovo

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