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MousePro NB4(NB420)- Tiger LakeのCore i7搭載、14インチで重量1.12 kgの軽量モバイルノート

MousePro NB4
マウスコンピューターの法人向けブランド「MousePro」から14インチモバイルノート「NB4(NB420)」が発売されました。なお、MouseProの製品は法人、個人の別なく誰でも購入が可能です。ただし、個人購入の場合はカスタマイズ画面の「本製品のご使用者」の項目(一番上にあるのですぐわかります)を「個人向け (リサイクル料金が含まれます。回収時に費用は発生しません)」とする必要がありますのでご注意ください。

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NB4は14インチサイズながら1.12 kgと軽量で、ビジネスマンや学生さんなど、毎日PCをバッグに入れて持ち歩きたい、という人にピッタリの製品です。

1.スペック

スペック表

  MousePro-NB420Z
OS Windows10 Home/Pro
CPU Intel Core i7-1165G7
GPU なし
RAM 8GB/16GB/24GB/40GB
ストレージ 256GB/512GB/1TB/2TB M.2 NVMe SSD
光学ドライブ なし
ディスプレイ 14インチ(1,920 × 1,080)
ネットワーク 802.11 a/b/g/n/ac/ax、Bluetoosh 5、(LTE)
入出力 USB Type-C(Thunderbolt 4)、USB 3.1、USB 3.0、HDMI、オーディオジャック、microSDカードリーダー、(MicroSIM)
カメラ Webカメラ(1MP)顔認証対応
バッテリー 稼働時間 約20時間
サイズ 322×216.8×16.9 mm(突起部含まず)
重量 1.12 kg

バリエーションモデル

NB420Z(LTEなし):119,800円(税込み131,780円)から
NB420ZL(LTEあり):134,800円(税込み148,280円)から

マウスコンピューターはBTOパソコンメーカーなので、注文時にOSのバージョン、RAMとストレージの容量、Officeソフトの付属有無などをカスタマイズできます。ただし、LTEモジュールの有無についてはカスタマイズ項目ではなく、ベースモデルの段階で決める必要があります。また、カスタマイズ項目はLTEあり、LTEなしモデルで基本的に共通ですが、LTEありモデルは最低のRAM容量が16GBとなります。

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それと、この製品の型番は「NB420」ですが、同じNB4シリーズに「NB410」というのもあり、こちらは2020年2月発売、第10世代(Comet Lake)のCore i5-10210Uを搭載しています(この記事では取り上げません。製品詳細は下記をご覧ください)
MousePro NB4 - 14インチで重量1.1 kg、バッテリー駆動25時間!マウスの法人モデルは個人も普通に買えます

ポイント

●第11世代(Tiger Lake)のCore i7-1165G7を搭載
●米国国防総省の規格(MIL-STD-810G)に準拠した堅牢筐体
●最大約20.0時間駆動可能なバッテリー
●LTEモジュールの搭載が可能
●約16.9mmの薄さと約1.12kgの軽さを両立

コメント

私も記憶にない話(不勉強ですみません)として、この製品のCore i7-1165G7は「RAM8GBだと内蔵GPUがIntel UHD Graphics、RAM16GB以上だとIntel Iris Xeになる」とメーカーサイトで明記されていました。ちょっとよくわからないのですが、Iris Xe搭載というのは第11世代(Tiger Lake)CPUの大きな特徴なので、そういうことならRAMは16GB以上にしておくべきかと思います。

通信まわりではWi-Fi6に対応するほか、LTEモジュールの搭載が可能です。しかし5Gには対応しないので、この点は注意が必要です。ただ5Gのモジュールだと、他社製品の例では「めちゃめちゃ高価」になってしまいますし、足許5G通信なんてごく限られたエリアでしか使えませんので、実用上は4Gで十分かと思います。

サイズは非常に優秀だと思います。この製品は法人モデルなので堅牢性は十分、その上で「14インチで1.12 kg」というのは素晴らしい軽さと言えるでしょう。ThinkPadシリーズやHPのProBookなど、ビジネスマシンでも1 kg前後の製品が増えてきましたし、この製品が市場で最軽量というわけでもありませんが、このパッケージングであれば実用上とても快適に使えると思います。

2.筐体

MousePro NB4
正面から見たところです。既存モデルである「NB410」から筐体はほぼ変わっていないと思われます。ご覧のようにベゼルが細く、上部ベゼルのWebカメラ(顔認証対応です)の部分が少し隆起している形状です。

それと、お気づきでしょうか?画像左下の小さなスリット。これ、SIMスロットです(対応サイズはMicroSIM)。

MousePro NB4
天板もシンプル。筐体素材はマグネシウム合金です。

MousePro NB4
最近増えてきた「ヒンジ180度開口」が可能です。小さなテーブルに向かい合わせに座って打ち合わせをする際などに、結構便利な構造なんですよね。

MousePro NB4
キーボードです。「日本語バックライトキーボード (ホワイトLED/ 88キー/ キーピッチ約19.1mm / キーストローク約1.2mm)」と開示されています。キーのサイズは十分(というかPCのキーボードとして標準的)ですし、配列も素直だと思います。強いて問題点をあげるとすると、右下の方向キーがかなり小さい、というくらいですかね。

MousePro NB4
側面と入出力ポートの配置です。Thunderbolt 4も装備していますし、14インチモバイルノートとしては必要十分なポート構成です。さすがに(マウス製品によく見られる)D-Subはありませんし、薄型筐体なので有線LANポートもないですけどね。

3.価格など

MousePro NB4(NB420)はマウスコンピューター公式サイトで販売中で、3月10日現在の価格はLTEなしモデルが119,800円(税込み131,780円)から、LTEありモデルが134,800円(税込み148,280円)から、となっています。個人利用の場合だとOSはHome版でいいと思いますし、上に書かせていただいたとおりRAMは16GBのほうが良さそうなので、「LTEなし/PCリサイクル含む/Win10 Home/RAM16GB/512GB SSD」という仕様にして試算したところ、税込み146,520円となりました。この価格には配送料も含みます。

毎日PCを持ち歩き、システムスペックにもこだわりたい、という人に向く製品かと思います。

4.関連リンク

MousePro NB4シリーズ:マウスコンピューター

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