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マウス F5 - 15.6インチで高い実用性を備えた使いやすいスタンダードノート。マウスらしさ全開の製品です!

マウス F5
マウスコンピューターが15.6インチスタンダードノート「F5」を発売しました。従来は「m-Book Fシリーズ」という名称でしたが、最近型番体系が変更されたようで、「アルファベット+数字一桁」となっています。マウスのノートでは「X4」「X5」といった、スリムで軽量な製品も出てきましたが、マウスと言えばやはり「入出力ポートが充実していて、飽きが来ないデザイン、そして使い勝手がいい」というイメージがあります。この「F5」はまさにそんな製品です。ただし、筐体は従来モデルから一新され、コンパクトになりました。

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1.スペック

マウス F5
F5は選択できるCPUがかなり多いです。最下位構成だとCeleron 4205U、最上位構成だとCore i7-8565Uで、Core iプロセッサーは第10世代ではなく、第8世代(Whiskey Lake)にとどまりますが、製品特性上特に支障はないと思われ、そのぶん価格も低めになっていると感じられます。

RAMは最低で8GB、カスタマイズで最大32GBまで搭載できます。ここで注目したいのはCeleronモデルもCore i3モデルもRAM4GBという設定がないことですね。もともとウインタブでは「RAM4GBでも問題なく使える」ということを強弁してきましたが、最近のOS環境やアプリ(特にGoogle Chrome)環境を見ていると、「これから買うならRAM8GB以上かな」と思うようになりました。なので、この点についてはRAMを4GBにして価格を抑える、という行為をしないマウスの良心だと思います。

ストレージは全モデルでSSDを標準搭載します。SSDの容量自体、最大で2TBまでにできますが、上位モデルではさらにHDDを追加することも可能です。

ディスプレイは15.6インチのFHD解像度ですが、IPS液晶なのかTN液晶なのかは開示されていません。IPSというのは特定企業の商標なので、スペック表に記載しないメーカーも多いのですが、せめて「視野角」など、私達ユーザーがある程度推定できるような説明をしてもらえないかな、と思います。個人的には、ノートPCのディスプレイはIPSかTNかで使用感が大きく異なると思っていて、ある意味CPUとかRAMの容量と同じくらい重要な開示項目だと考えます。

それと、この製品、光学ドライブを標準搭載します。一応「なし」というのも選べますし、ブルーレイドライブに変更することもできます。めっきり使用頻度が下がった光学ドライブですが、ビジネス利用であればついているに越したことはないですね。

入出力ポートは素晴らしいです。どこが素晴らしいかというと、「D-subもあります」。いやこれは冗談ですけど、しっかりD-subを装備するノートPCって少なくなりましたよね…。また、音声は入力・出力が別端子になっていますし、SDカードリーダーもmicroではなくフル規格です。

サイズは従来モデルから小さくなりました。

F5:361 × 256 × 24.1 mm / 2.1 kg
従来モデル:377 × 257 × 25.4 mm / 2.1 kg

重量は変わらずですが、特に横幅がかなり小さくなっています。筐体のところで説明しますが、「横幅が小さくなるとカッコよくなる」というのがあるんですよねw

2.筐体

マウス F5
横幅が小さくなって、左右のベゼルが非常に細くなりました。見た目もカッコいいですし、使用時に画面への没入感も高まります。

マウス m-Book F(2019)
こちらが従来モデル。筐体色など、キープコンセプトではありますが、こうして並べてみると、従来モデルはずいぶん野暮ったく見えます。

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マウス F5
筐体色はブラックのみです。天板は非常にシンプルで、マウスのロゴが小さく入っているのみ。いかにも「実用PC」という雰囲気で、個人的には好みです。

マウス F5
キーボードの仕様は変更になりました。キーピッチは従来モデルの18 mmから19 mmに拡大され、キーストロークは1.8 mmとなっています(ストロークは従来モデルと同じです)。

マウス m-Book F(2019)
こちらが従来モデルのキーボードです。テンキーの配列が変更になっていますね。またテンキー部分は他の部分(Enterキーなど)からの間隔が広くなっています。

マウス m-Book N(N510)
側面と入出力ポートの配置です。光学ドライブが装備されていることもあり、左右「びっしり」という感じです。

マウス F5
前後面です。この製品のSDカードリーダーは前面にあります。また今では「希少」と言えると思いますが、バッテリーは着脱式です。バッテリーをユーザーが交換できるというのはなにげにかなり親切な設計だと思います。出張時なんかには予備バッテリーを持っていけますし、バッテリーがヘタっても簡単に交換できるのなら安心して長く使えますしね。

3.価格など

マウス F5はマウスコンピューター公式サイトで販売中で、1月20日現在の価格は59,800円(税込み65,780円)から、となっています。59,800円モデルの構成は「Celeron/RAM8GB/240GB SSD/光学ドライブつき」というものですから、CPU性能をあまり重視しなくていい使い方だと、これで十分かな、と思います。一方Core i7/RAM8GB/256GB SSD/光学ドライブ」という構成だと89,800円(税込み98,780円)です。

CPUが第8世代、というのが気になる人もいるかも知れませんが、この製品はCPU性能だけでなく、RAMやストレージに余裕がありますし、豊富な入出力ポートとか着脱式バッテリーとか、改良されたキーボードなど、実用PCとして非常に親切な設計になっていると思います。初心者から上級者まで、飽きることなく、長く使えるノートPCだと思います。

4.関連リンク(マウスコンピューター)

15.6型 mouse F5シリーズ

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コメント

  1. 通りすがりの匿名希望 より:

     いいですね。
    自分的に着脱可能バッテリーというのはノートPC寿命(余命)を左右するものだと思っています。
    最近はビジネス向け国内(一応)メーカーでも着脱可能モデルは減ってきていますから。
    ちなみにこのマウスコンピューターさん、かつて売っていたWidowsタブレットの一部においてはバッテリー修理交換対応無しというモデルもあったりします。
    皆様もバッテリービルトインモデル購入時は要確認ですよ。