ALLDOCUBE GTBook 14 Gen2 － 4万円台で購入できる、スペックのいいWindows 14インチノート

ALLDOCUBEのWindowsノートPC「GTBook 14 Gen2」をご紹介します。ウインタブで中国メーカーのWindows PCをご紹介するのは本当に久しぶりで、ちょっと感慨深いものがあります。ALLDOCUBEやTeclastはいまでこそ「Androidタブレットでおなじみ」ですが、以前は「Windows PCの会社」でした。現在もWindows PCを積極的に販売しているCHUWIと提携を終了したこともあり、ウインタブでは中国メーカーのWindows PCをご紹介する機会がほとんどなくなってしまいました。

今回ご紹介するGTBook 14 Gen2は1カ月ほど前に発表され、AliExpressでの販売がスタートして間もない製品で、実売価格が4万円台前半とスペックの割に安く、久しぶりに「良さげな中華ノート」と感じさせてくれます。

販売サイトはこちらです
GTBook 14 Gen2：ALLDOCUBE Tablet Official Store（AliExpress）

1.スペック

スペック表

コメント

搭載CPUのIntel N95はPassmarkスコアが5,392（4月25日現在の公表値）と、エントリーCPUとしては高く、ExcelやWordの利用や動画視聴、Webブラウジング、SNSなどではサクサク動いてくれると思います。ただし、高度な画像加工やPCゲームなど高負荷な作業には向きません。

RAMは16GB、SSDも512GB/1TBと低価格帯の製品として余裕のある容量で、ディスプレイは14インチのIPS液晶、FHD解像度です。

日本国内でも4万円台半ばくらいで購入できるノートPCはいくつかあり、例えばHP 14-emはセール価格が45,800円ですが、Athlon Silver 7120U/RAM4GB/128GB SSD/IPS・FHDディスプレイという構成ですし、ASUS E210KAは44,820円でCeleron N4500/RAM4GB/128GB eMMC/HDディスプレイという構成なので、GTBook 14 Gen2のスペックの良さが光ります（HP/ASUSの製品価格はいずれも4月25日現在のもの）。

2.筐体

筐体は金属製で、ディスプレイ面のベゼル幅も細く、割と美しいデザインだと思います（画像を加工している可能性も否定できませんが、14インチで横幅314 mmなので、ベゼル幅がある程度細いのは間違いないでしょう）。

また、キーボード面の左右にスピーカーが配置されているのも好印象です（ウインタブの経験上、この位置にスピーカーがあるほうが音質がいいです）。ただし、キーボードは英語配列です。

側面とポート構成です。USBポートは合計で4つ、うちType-Cが1つあり、映像出力と給電/充電に対応しますが、Type-Cについてはポート規格の詳細が開示されていません。HDMIとmicroSDカードリーダーも備えています。

ちょっと残念なのが重量1.5 kgとやや重いという点です。ただ、価格が価格なのでこの辺は仕方ないかと。

3.価格など

ALLDOCUBE GTBook 14 Gen2はAliExpress内のALLDOCUBE Tablet Official Storeで販売中で、4月25日現在の価格は512GB版が291.04ドル（46,080円）、1TB版が321.04ドル（50,829円）です。この価格は製品ページのクーポンを使用したもので、配送料を含みます。…円安ですねえ…。

記事中にもちらっと触れましたが、国内で購入できる4万円台のノートPCよりは明らかに良スペックだと思います。また、以前のCeleronと異なり、Intel N95とかN100はエントリークラスと言えど比較的軽めな作業であれば十分快適にこなせるくらいの実力がありますので、軽作業用のメインPCとして、またサブPCとしていい仕事をしてくれるんじゃないかと思います。

4.関連リンク

GTBook 14 Gen2：ALLDOCUBE Tablet Official Store（AliExpress）