記事内に広告が含まれています。

ORICO クランプ式 USBハブ MH4PC レビュー - モニターやデスクの端に固定できるUSBハブ、2,000円前後で購入できます

アクセサリ

ORICO クランプ式 USBハブ MH4PC
ORICOのUSBハブ「MH4PC」のレビューです。Amazonでの価格が2,000円前後とプチプラな周辺機器ですが、PCモニターやデスクの端っこなどに固定することができる「クランプ式 (スナップオン型)」のハブで、たまたまAmazonの製品ページを見ていて「うわ、これは試してみたい!」と思ったので、ORICOにお願いして実機を送っていただきました。

ウインタブは「なにげにORICO好き」でして、若干ツッコミどころはあるものの、このハブのように個性的な周辺機器を多く手掛けており、今後はORICO製品を取り上げる機会を増やすつもりです。

なお、このレビューはORICOからレビュー機の提供を受け実施しています。

ここがおすすめ
・クランプ式なので取り付けは簡単、しっかり固定される
・アルミ合金製でずっしりとした質感
・USBハブとしての機能は必要十分
・用途に合わせて選べる豊富なバリエーション
・2,000円前後と手頃な価格
ここはイマイチ
・給電用USB Type-Cポートは低電力デバイスの充電は可能だが、本来はハブ本体に給電する (セルフパワー化する)ためのもの (欠点ではないが誤解しやすいので注意)
スポンサーリンク

1. スペック

スペック表

項目 仕様
入力 USB Type-C
出力 USB Type-A (5Gbps)✕3
USB Type-C (5Gbps)
給電用USB Type-C (5V/3A)
サイズ 110×45.3×23mm
重量 100g (実測値102g)

バリエーションモデル

ORICOは「クランプ式」のハブ (あるいはドッキングステーション)を多数手がけています。今回のレビュー機は「MH4PC」ですが、他にUSBのデータ転送速度が10GbpsのものやSD/microSDカードリーダーを備えるもの、さらにはHDMIと有線LANポートを備えるものなどもありますので、ニーズに合わせ、お好みのものを選ばれると良いと思います。

型番 ポート 価格
MH4PC (この製品) USB Type-A (5Gbps)✕3
USB Type-C (5Gbps)
給電用USB Type-C (5V/3A)
2,052円
MH4PU USB Type-A (5Gbps)✕4 1,862円
MH4PU-P USB Type-A (5Gbps)✕4
給電用micro USB (Type-B)
1,527円
MH5PMM USB Type-A (5Gbps)✕2
SDカードリーダー
microSDカードリーダー
3.5mmイヤホンジャック
給電用USB Type-C (5V/3A)
2,262円
MH5PC USB Type-A (10Gbps)✕2
USB Type-C (10Gbps)
SDカードリーダー
microSDカードリーダー
給電用USB Type-C (5V/3A)
2,849円
MH5PCM USB Type-A (10Gbps)✕2
USB Type-C (10Gbps)
SDカードリーダー
microSDカードリーダー
3.5mmイヤホンジャック
給電用USB Type-C (PD60W)
2,169円
MH8P USB Type-A (10Gbps)✕2
USB Type-A (480Mbps)
USB Type-C (10Gbps)
HDMI (4K@60Hz)
LAN (RJ45 1Gbps)
給電用USB Type-C (PD100W)
4,317円

※型番をクリックするとAmazon 販売ページが開きます
※価格は2026年10月3日現在のもの
※ほとんどの製品は筐体色が2色 (ブラックとシルバー)あり、色によって価格が異なります
※給電用USB Type-Cポートはハブ本体に給電するためのもので、他のデバイスの充電用ではありません。PD60W、PD100Wという記載のあるものについても、接続したPCに給電するためのもので、他のデバイスを充電するためのものではありません。

2. 外観

ORICO クランプ式 USBハブ MH4PC

同梱物です。左から取扱説明書、USBケーブル、そして本体です。取扱説明書は日本語を含む多言語で書かれており、内容は「必要十分」です。…というか、そんなにややこしい機能の製品でもないので…。

ORICO クランプ式 USBハブ MH4PC

USBケーブルはデータ転送速度10Gbpsに対応し、一方の端がUSB Type-C (ハブ本体との接続用)、もう一方の端 (PCなどデバイスとの接続用)が画像のようにUSB Type-C/USB Type-Aの両方に対応する形状です。

ORICO クランプ式 USBハブ MH4PC

前面にはUSB Type-Aポートが3つとUSB Type-Cポートが1つ。すべてデータ転送速度は5Gbps (USB 3.2 Gen 1)です。また、筐体はアルミ合金製でずっしりとしており、質感はとても高いと感じました。

ORICO クランプ式 USBハブ MH4PC

背面には給電用のUSB Type-CポートとPC接続用のUSB Type-Cポート。

ORICO クランプ式 USBハブ MH4PC

クランプ部分です。指さしているのは「前面の裏側」で、クランプで挟み込んだ際にデバイスを傷つけないよう、柔らかい素材が使われています。

3. 設置

ORICO クランプ式 USBハブ MH4PC

PCモニターの下部に取り付けてみました。これが一般的というか標準の設置方法かな。

ORICO クランプ式 USBハブ MH4PC

取り付けは非常に簡単で、特に力も要りません。逆に力を入れすぎるとモニターが壊れてしまうかもしれません…。上で説明した通り、モニターに接する部分は柔らかい素材が使われていますので、傷もつきません。

ORICO クランプ式 USBハブ MH4PC

次に、デスクの端に取り付けてみました。この使い方の場合、ノートPC用の据え置き型ハブとしても使いやすいと思います。

スポンサーリンク

4. 使用感

ORICO クランプ式 USBハブ MH4PC

この画像はレビュー用に撮影したものですが、私は自宅ではデスクトップPCを使っていますので、(これよりも汚らしい環境ですが)ほぼこの画像と同じような配置にしています。

デスクトップPCなので、はっきり言ってUSBポートが足りないということはありません。しかし、私の環境では空きUSBポートはPCの背面にあり、ケーブルの接続は面倒ですし、ものによってはケーブルの長さが足りません。そのため、PCモニターの下にハブを取り付けられるというのは非常に便利に感じられました。

また、ノートPCで作業したいとき、作業デスクにMH4PCを取り付けておけば、ケーブル一本でノートPCのUSBポートを増やせますし、デスクにクランプで取り付けているので「あれ、ハブどこだっけ?」みたいなことになりません (無くしようがありません。探すこともありません)。

性能テスト

あまりガチで性能を測定するような製品ではないと思いますが、一応USBポートの転送速度をチェックしてみました。

ORICO クランプ式 USBハブ MH4PC

手持ちのポータブルSSDをMH4PC経由でPCに接続し、CrystalDiskMarkを測定してみました。左上のSQ1MQ8T1の数値が411.52MB/s (約3.3Gbps)になっています。SSDの性能などもありますので、5Gbps (USB 3.2 Gen 1規格)を機械的にMB/sに換算すると625MB/sとなりますが、データ変換ロスやUSBプロトコルのオーバーヘッドを考慮した実効速度としては440MB/sくらいが限界とされていますので、411.52MB/sというのはUSB 3.2 Gen 1規格のハブを介した数値としては非常に優秀と言えます。

10月4日修正:この製品の「給電用USB Type-Cポート」について、当初「他のデバイスを充電するためのもの」と理解していましたが、実際は「ハブ本体に給電する、つまりハブをセルフパワー化するためのもの」でした。これに伴い、記載を修正しました。ご迷惑をおかけし申し訳ありません。

MH4PCは背面に給電用のUSB Type-Cポート(5V/3A)を備えており、ここに電源を接続することでセルフパワーハブとして動作し、ポータブルSSDなどを安定的に稼働させることができます。

ただし、これはハブ動作を安定させるための電力補給用であり、スマホやタブレットを充電するためのポートではありません。実際に稼働中のMH4PCにAndroidタブレットを接続したところ、「4W」程度での給電にとどまりました。よって、充電用としてはBluetoothイヤホンやマウスなど低電力デバイス向けです。

5. レビューまとめ

ORICO MH4PCはAmazonで販売中で、10月3日現在の価格は2,052円です (製品ページにある割引適用後の価格)。ORICO製品はしばしばタイムセールの対象になっており、価格は割と変動しやすいのでご注意ください。

Thunderbolt 4とかUSB 3.2 Gen 2といった高速な規格が必要な人にはちょっと厳しいですが、「仕事用のUSBメモリースティックやポータブルSSDを接続する」「手持ちのBluetoothマウスやキーボードの充電が切れていたり、ちょっとした不具合がある場合に有線で別なキーボードやマウスを接続する」には十分な品質だと評価できます。

また、クランプ式はPCモニターやデスクの端っこなどに安定した状態で取り付けられ、もちろん「すぐ近くにUSBポートがある」「USBポートが増える」状態になるので、ひとつ持っておくととても便利です。あとは、上に掲載したように、ORICOのクランプ式USBハブには非常にたくさんのバリエーションモデルがありますので、「この構成なら使ってみたい」と思えるようなものが見つかるんじゃないかと思います。

6. 関連リンク

執筆者:ウインタブ
2014年にサイトを開設して以来、ノートPC、ミニPC、タブレットなどの実機レビューを中心に、これまでに1,500本以上のレビュー記事を執筆。企業ではエンドユーザーコンピューティングによる業務改善に長年取り組んできた経験を持ち、ユーザー視点からの製品評価に強みがあります。その経験を活かし、「スペックに振り回されない、実用的な製品選び」を提案しています。専門用語をなるべく使わず、「PCに詳しくない人にもわかりやすい記事」を目指しています。
▶ サイト紹介・ウインタブについて

執筆者:ウインタブ
ノートPCやタブレットのレビューを中心に、実用的な製品選びを提案する情報サイトです。
▶ サイト紹介・ウインタブについて

コメント

  1. 自分が使ってたのと別な製品でしたらごめんなさい より:

    裏側の5Vと書かれたところは「給電」用なので、ハブへの電源供給用端子で、タブレットなどへの「充電」用ではなかったはずですが、別製品ですかね。

    • ウインタブ より:

      ご指摘の通り、私の理解が誤っておりました。失礼しました。記事は修正済みです。

タイトルとURLをコピーしました