
SamsungがAndroidタブレット「Galaxy Tab S12+ (12.6インチ)/S12 Ultra (14.6インチ)」を発表しました。メーカーいわく「成長を加速させる、究極の生産性デバイス」とのことで、SoC性能がさらに向上し、より高度なAI機能を備えています。
なお、従来モデルの「Galaxy Tab S11シリーズ」には「S11 (10.9インチ)」と「S11 Ultra (14.6インチ)」の2モデル構成でした。今回ご紹介するS12 UltraとS11 Ultraは全く同じサイズ・重量ですが、S12+はS11シリーズに同サイズのモデルはなく、逆にS11の後継となるS12シリーズのモデルはありません。
1. スペック
スペック表
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| OS | One UI 9 (Android 17) |
| SoC | MediaTek Dimensity 9500 |
| RAM | S12+:12GB Ultra:12GB/16GB |
| ストレージ | S12+:256GB/512GB Ultra:256GB/512GB/1TB |
| ディスプレイ | S12+:12.6インチ (2,800×1,752) 120Hz Ultra:14.6インチ (2,960×1,848) 120Hz ※いずれもDynamic AMOLED 2Xパネル |
| バンド | 5G/LTE非対応 |
| 無線通信 | S12+:Wi-Fi 6E、Bluetooth 6.0 Ultra:Wi-Fi 7、Bluetooth 6.0 |
| ポート類 | USB Type-C、microSDカードリーダー |
| カメラ | S12+:前面 12MP / 背面 13MP Ultra:前面 12MP / 背面 13MP+8MP |
| バッテリー | S12+:10,600 mAh Ultra:11,600 mAh |
| サイズ | S12+:289.5×187.8×5.3mm Ultra:326.3×208.5×5.1mm |
| 重量 | S12+:553g / Ultra:692g |
2. バリエーションモデル
S12+:
・12GB/256GB
・12GB/512GB
S12 Ultra:
・12GB/256GB
・12GB/512GB
・16GB/1TB
3. OS/SoC
OSはAndroid 17ベースの独自UI、One UI 9を搭載しており、大画面に最適化されたGalaxy AI機能に対応します。また、「OSアップグレードとセキュリティアップデートが最大7回まで可能」という説明もありました。Galaxy Tab Sシリーズは決して安価なタブレットとは言えませんので、このように長期間のサポートが保証されているのは安心できます。
SoCはDimensity 9500です。メーカーによればS11シリーズが搭載するDimensity 9400+から「NPUは約141%、CPUは約48%、GPUは約67%高速化」したとのこと。またAntutuスコアも約376万点 (出所:Nanoreview)とハイエンドな性能です。なお、モバイル5G通信に対応するSoCではありますが、S12シリーズに5G/LTEモデルはありません。
4. RAM/ストレージ/ディスプレイ
RAM/ストレージはS12+が12GB/256GB・12GB/512GB、S12 Ultraが12GB/256GB・12GB/512GB・16GB/1TBです。「16GB/1TBってPCかよ!」と感じますが、「そういう使い方ができる」ということだと思います。

Galaxy Tab S12 Ultra
ディスプレイはS12+が12.6インチで2,800×1,752解像度、S12 Ultraが14.6インチで2,960×1,848解像度でどちらもパネルはDynamic AMOLED 2X (有機EL)、リフレッシュレートは最大120Hzです。もちろん「Galaxyといえば」のSペンも付属します。

Galaxyは早くからその「PCモード」の草分けとも言える「DeX」を実装しており、専用のキーボード (後述します)も用意されているので、ノートPCと同様に生産性の高い作業が可能です。
5. 筐体

Galaxy Tab S12 Ultra

Galaxy Tab S12+
S12+とS12 Ultraは基本的に共通のデザインですが、S12 Ultraのほうは上部ベゼルのカメラ部分が水滴型になっており、ベゼル幅も細いです。また、背面カメラがS12 Ultraのみデュアルになっています。

Galaxy Tab S12 Ultra
S12+は5.3mm、S12 Ultraは5.1mmと、日頃低価格帯の中国タブレットをメインに紹介しているウインタブの感覚だと「超薄型」です (低価格帯の中国タブだと8mm台が普通)。

Galaxy Tab S12 Ultra
S12+/S12 UltraともIP68レベルの防水・防塵性能を備えています。

当然のように「4スピーカー搭載」です。音質にもかなり期待できそう。

左:Pro Keyboard、右:Book Cover Keyboard Slim
別売りの純正キーボードは2種類。「Pro Keyboard」はアルミニウム仕上げの筐体に、AIアシスタントに素早くアクセスできるGalaxy AIキーを搭載しており、「Book Cover Keyboard Slim」は、快適な視野角とスムーズなタイピング体験を提供します。
6. 価格など
Galaxy Tab S12シリーズは10月7日の発売予定で、SamsungオンラインショップやAmazon、家電量販店で販売されます。Samsung オンラインショップでの価格は下記の通り。
S12+:
・12GB/256GB:227,480円
・12GB/512GB:261,580円
S12 Ultra:
・12GB/256GB:271,480円
・12GB/512GB:305,580円
・16GB/1TB:373,780円
もはや「中上位クラスのモバイルノートが買える価格」ですね。タブレットとしてコンテンツ消費 (動画視聴やWeb閲覧、ゲームなど)するだけでなく、ノートPCの完全なる代替品「生産性デバイス」としての役割が期待できる、ということでしょう。

なお、発売キャンペーンとして、11月4日までの期間、Samsungオンラインショップ/ Galaxy Harajuku / Galaxy Studio Osaka/AmazonなどでS12シリーズを購入すると、純正キーボードカバー (Book Cover Keyboard Slim)が30% OFFとなります。
7. 関連リンク
2014年にサイトを開設して以来、ノートPC、ミニPC、タブレットなどの実機レビューを中心に、これまでに1,500本以上のレビュー記事を執筆。企業ではエンドユーザーコンピューティングによる業務改善に長年取り組んできた経験を持ち、ユーザー視点からの製品評価に強みがあります。その経験を活かし、「スペックに振り回されない、実用的な製品選び」を提案しています。専門用語をなるべく使わず、「PCに詳しくない人にもわかりやすい記事」を目指しています。
▶ サイト紹介・ウインタブについて



コメント