Lenovo ThinkPad T16 Gen 3 (Intel) － ThinkPadシリーズ上位モデル、16インチスタンダードノートが2024年モデルになりました

レノボがThinkPadシリーズの2024年モデル「T16 Gen 3 (Intel)」を発売しました。ディスプレイサイズが16インチのスタンダードノートで、WMC2024（@バルセロナ）開催にあわせ、2月にグローバル発表されたのですが、それから2カ月弱で国内販売もスタート、ということになります。

レノボの製品ページはこちらです
ThinkPad T16 Gen 3 (Intel)：Lenovo

1.スペック

スペック表

ディスプレイのバリエーション
OLED(3840 x 2400) 、ブルーライト軽減、100%DCI-P3
IPS(1920 x 1200)、タッチ対応、Privacy Guard
IPS(1920 x 1200)、省電力、ブルーライト軽減、100%sRGB
IPS(1920 x 1200)、タッチ対応、ブルーライト軽減、45%NTSC
IPS(1920 x 1200)、45%NTSC
※すべて16インチ、光沢なし、リフレッシュレート60Hz
※上から2番目のPrivacy Guardつきは4月20日現在、未設定

コメント

T16の従来モデル（Gen 2）にはIntel版とAMD版がありますが、2024年モデルは4月20日現在、Intel版のみ販売されています。また、他のThinkPadシリーズと同様、注文時に広範なカスタマイズが可能です。

CPUはCore UltraのU型番です。メーカー開示の仕様表だとH型番も記載されていますが、現時点では選択できるのは上記スペック表の4型番のみです。T16はスタンダードノートですから、早めにH型番が選べるようになってほしいですね。

RAMとSSDの容量は選択範囲が大きいですね。ディスプレイは選択肢が多く、最高で4K有機ELも選べます。上位クラスのノートPCなので、できれば100%sRGB以上の発色品質のものを選びたいところ。

2.筐体

筐体は新しくなりました。正面から見るとわかりにくいですが、天板のWebカメラ付近に突起（コミュニケーションバーと呼ばれています）がつきました。X1/Xシリーズと共通のデザインになりましたね。もちろんサイズも変わっています。

Gen 3：359.7 x 250.8 x 19.64 mm/1.63 kg～
Gen 2：361.9 x 255.5 x 20.5 mm/1.68 kg～

このように、少し小さくなりました。特に奥行き（短辺）は結構変わりましたね。

キーボードです。この画像では英語配列になっていますが、カスタマイズで日本語配列・英語配列・バックライトの有無を選べます。16インチなのでテンキーもつきます。

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側面と入出力ポートの配置です。USBポートは合計で4つ、うち2つがThunderbolt 4と高規格で、有線LANポートも備えています。SD/microSDカードリーダーはありません。

3.価格など

Lenovo ThinkPad T16 Gen 3 (Intel)はレノボ直販サイトで販売中で、4月20日現在の価格は244,629円から、となっていますが、244,629円のモデルは「Core Ultra 7/RAM16GB/512GB SSD/100%sRGBディスプレイ」という構成なので、カスタマイズでもっと安くすることができます。

T16はThinkPadシリーズのスタンダードノートとしては上位に位置するモデルなので、スペックも高く、価格もちょっとお高め、と感じられますが、お仕事用のメインPCとしては申し分のない製品かと思います。また、近日中にAMD版も追加されるはずなので、もう少し様子見、というのもアリでしょう。

4.関連リンク

ThinkPad T16 Gen 3 (Intel)：Lenovo