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ASUS ProArt P16 (H7607) / ProArt P14 (H7407) - NVIDIA RTX Spark N1X搭載のハイエンドAI PC

ASUS

ASUS ProArt P16 (H7607) / ProArt P14 (H7407)
ASUSがノートPC「ProArt P16 (H7607)」「ProArt P14 (H7407)」を発表しました。ProArtというのはASUSのクリエイターPCブランドですが、P16/P14はCPUにNVIDIA RTX Spark N1Xを搭載しており、ローカルAIの実行やAIエージェントの自律稼働を追求した製品です。

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1. スペック

スペック表

項目 仕様
OS Windows 11 Pro
CPU NVIDIA RTX Spark N1X with 6144-core GPU and 20-core CPU
NVIDIA RTX Spark N1X with 5120-core GPU and 18-core CPU
外部GPU なし
RAM 24GB/48GB/128GB
(オンボード、LPDDR5X-9400)
ストレージ 1TB SSD (PCI Express 4.0 x4接続 NVMe/M.2)
ディスプレイ 14インチOLED (2,880✕1,800) 120Hz, タッチ
16インチOLED (3,840✕2,400) 120Hz, タッチ
無線通信 Wi-Fi 7、Bluetooth 5.4
ポート類 USB4 Type-C (映像/PD対応)✕3
USB 3.2 Gen 2 Type-A
HDMI、SDカードリーダー、
オーディオジャック
Webカメラ 207万画素、顔認証対応
バッテリー 14インチ:90Wh (動画再生 約9.5時間)
16インチ:99.9Wh (動画再生 約7.1時間)
サイズ 14インチ:310.7×218.9×13.9~15.9mm
16インチ:354.1×243.0×12.9~15.9mm
重量 14インチ:1.48kg / 16インチ:1.77kg

バリエーションモデル

RTX Spark N1X with 5120-core GPU and 18-core CPU/24GB
RTX Spark N1X with 6144-core GPU and 20-core CPU/48GB
RTX Spark N1X with 6144-core GPU and 20-core CPU/128GB
※左からCPU/RAM
※14インチ/16インチで同じバリエーション構成

2. CPU

搭載CPUはNVIDIA RTX Spark N1Xです。CPUとGPUの構成 (コア数)が異なる2種類があります。

NVIDIA RTX Spark N1Xは一般的なノートPCで採用されているIntel Core UltraやAMD Ryzenとは異なり、ARMアーキテクチャのCPUコアと、NVIDIA Blackwell世代のGPUコアを1チップセット上に融合させたプロセッサです。

最大の特徴として、「ユニファイドメモリ」に対応している点が挙げられます。従来のIntel/AMD CPUのように「メインメモリ」と「VRAM(グラフィックメモリ)」でデータ移動のボトルネックが発生せず、大容量のローカルAIモデルの実行、高度なクリエイティブ処理、3Dグラフィックス処理を効率的に実行できます。

ASUS ProArt P16 (H7607) / ProArt P14 (H7407)

これはASUSの製品ページにあった画像です。ユニファイドメモリではこのようにDRAMとVRAMの割り当てを調整できるため、常に最適なパフォーマンスを発揮できます。

ただし、ARMベースなので、Snapdragon Xシリーズを搭載するWindows PCと同様、一部動作しないアプリがありえます。個人的にはSnapdragon搭載機のレビューの際に「アプリの互換性はかなり改善されており、一般的な使い方であればほとんど気にならない」と感じました。

3. RAM/SSD

ProArt P16 (H7607) / ProArt P14 (H7407)には「CPUとRAM容量」が異なる3つのバリエーションモデルがあります。上でご説明した通り、NVIDIA RTX Spark N1Xはユニファイドメモリに対応しているので大容量のRAMを活かすことができ、当然RAM容量は大きければ大きいほどよい、ということにはなりますが、価格も跳ね上がります。…というか128GBモデルはめちゃめちゃ高価です。

SSDは全モデル1TBです。

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4. 筐体

ProArt P16 (H7607) / ProArt P14 (H7407)は「ナノブラック」と「ネオホワイト」の2色があります。またP16 (16インチ)とP14 (14インチ)は基本的に同じ筐体デザインになっていますので、この記事では主に「P16のネオホワイト」を使ってご説明します。

ASUS ProArt P16 (H7607) / ProArt P14 (H7407)

ProArt P16 (H7607) ネオホワイト

ASUS ProArt P16 (H7607) / ProArt P14 (H7407)

ProArt P14 (H7407) ナノブラック

ディスプレイは全モデル有機ELパネルでリフレッシュレートは120Hz、そしてタッチ対応します。しかし解像度は異なり、P16は3,840×2,400、P14は2,880×1,800です。

ASUSの有機ELディスプレイ

ASUSは他社に先駆けてノートPCに有機ELパネルを積極採用しており、その品質は非常に高いです。P16/P14ともこの画像にある「Lumina Pro OLED」パネルを搭載していますので、クリエイターの厳しいニーズにもしっかり応えることができると思います。

ASUS ProArt P16 (H7607) / ProArt P14 (H7407)

筐体は「精密なCNC加工」という説明になっていますので、おそらくアルミ製と思われます。また、極めて高性能な製品ながらP14は1.48kg、P16は1.77kgと軽量です。

ASUS ProArt P16 (H7607) / ProArt P14 (H7407)

ProArt P16 (H7607)

ASUS ProArt P16 (H7607) / ProArt P14 (H7407)

ProArt P14 (H7407)

キーボードは「82キー日本語キーボード (イルミネートキーボード) (JIS配列)」と開示されています。P16のほうもテンキーはつきませんが、キーボード面の左右にスピーカーが配置されています。全モデル「6スピーカー内蔵 (2W×2、1W×4)」です。

ASUS ProArt P16 (H7607) / ProArt P14 (H7407)

側面と入出力ポートの構成です。この画像はP16のものですが、P14も全く同じ構成です。USBポートはUSB4 Type-C (映像/PD対応)✕3、USB 3.2 Gen 2 Type-Aの合計4つ、他にHDMIとSDカードリーダーを備えています。

5. 価格など

ASUS ProArt P16 (H7607) / ProArt P14 (H7407)はASUS StoreにてRAM128GBモデルが販売中、48GBモデルは11月中旬の発売予定となっています。また、24GBモデルの販売情報は不明です。RAM128GBモデルの価格はP14が1,198,000円、P16が1,248,000円です。

まあ、この記事を読んで「よし買おう!」となるようなお値段ではないですし、万人向けの製品でもないでしょうね。特に「ローカルAIの実行やAIエージェントの自律稼働」に取り組んでいる人向けかな、と思います。

6. 関連リンク

執筆者:ウインタブ
2014年にサイトを開設して以来、ノートPC、ミニPC、タブレットなどの実機レビューを中心に、これまでに1,500本以上のレビュー記事を執筆。企業ではエンドユーザーコンピューティングによる業務改善に長年取り組んできた経験を持ち、ユーザー視点からの製品評価に強みがあります。その経験を活かし、「スペックに振り回されない、実用的な製品選び」を提案しています。専門用語をなるべく使わず、「PCに詳しくない人にもわかりやすい記事」を目指しています。
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