
エイサーがノートPC「Swift Air 16」にバリエーションモデルを追加しました。この製品は「16インチで重さ990 g」という非常に魅力的なパッケージングなのですが、ウインタブではエイサーの製品をレビューする機会がなく、よって「一度記事を書いておしまい」という状態でした。しかし、どう考えても素晴らしい製品なので、このモデル追加は読者の皆さんにも「いいリマインド」になるのではないか、と思います。
1. スペック
スペック表
| 項目 | 仕様 |
| OS | Windows 11 Home |
| CPU | AMD Ryzen AI 5 330/Ryzen AI 7 345/Ryzen AI 7 350 |
| RAM | 16GB/32GB (オンボード) |
| ストレージ | 512GB/1TB SSD(M.2 2280、PCIe Gen4、NVMe) |
| ディスプレイ | 16インチIPS (1,920×1,200) |
| 無線通信 | Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.4 |
| ポート類 | USB 3.2 Gen 1 Type-C (PD/映像対応)×2 USB 3.2 Gen 1 Type-A×1 HDMI、オーディオジャック |
| カメラ | Webカメラ (207万画素)顔認証対応 |
| バッテリー | 50 Whr (約13時間) |
| サイズ | 358.9×239.7×15.9~16.5 mm |
| 重量 | 990 g |
バリエーションモデル
SFA16-61M-N56Y:Ryzen AI 5 330/16GB/512GB
SFA16-61M-F73Z:Ryzen AI 7 350/32GB/1TB
SFA16-61M-N73Y:Ryzen AI 7 345/32GB/512GB
※左からCPU/RAM/SSD
今回モデル追加となったのは一番下のSFA16-61M-N73Yです。
2. OS/CPU/RAM/SSD
OSはWindows 11 Home、CPUはRyzen AI 300シリーズの3つの型番が設定されています。いずれもCopilot+ PCの要件を満たす「AI CPU」ですが、それなりに大きな性能差があります。

これはPassmarkが公表しているベンチマークスコアです。Ryzen AI 5 330は4コア8スレッド、Ryzen AI 7 345は6コア12スレッド、Ryzen AI 7 350は8コア16スレッドということで、特にマルチコア (CPU Markの数値)に大きめの差が出ています。なお、NPU性能は3型番とも「最大50TOPS」と同じです。
RAMはRyzen AI 5モデルが16GB、Ryzen AI 7モデルが32GBでSSDはRyzen AI 7 350搭載モデルのみ1TB、他の2モデルは512GBです。RAMはオンボードメモリのため、購入後の増設・換装はできません。
3. 筐体

ディスプレイは16インチのIPS液晶、解像度はWUXGA (1,920×1,200)です。リフレッシュレートや色域対応については説明がありませんでした。

筐体素材はマグネシウム・アルミニウム合金で筐体色は「ライトシルバー」です。冒頭にも書きましたが、16インチという大型のディスプレイを搭載しながら重量はわずかに990 gと超軽量で、厚さ16.5 mmということなので「大き目のバッグ」であれば簡単に持ち運びができると思います。

キーボードです。この画像では英語配列になっていますが、日本仕様は「バックライト付きキーボード(100キー/日本語/Copilotキー搭載)」と開示されています。整然として美しいと感じますが、「ちょっとデザイン優先かな」という気もします。例えばアルファベットキー部分とテンキー部分にはっきりした境界がないとか…。

側面と入出力ポートの構成です。USBポートは合計で3つありますが、左側面 (画像上)に集中配置されています。また、USB4やUSB 3.2 Gen 2といった高速な規格はなく、すべてUSB 3.2 Gen 1規格にとどまります。ただし、USB Type-Cポートは映像出力とUSB PDに対応します。他にはHDMIポートとイヤホンジャック。
4. 価格など
Acer Swift Air 16はエイサー公式ストアやAmazonなどで販売中で、8月18日現在の公式ストアでの価格は下記のとおりです。
SFA16-61M-N56Y (Ryzen AI 5 330):191,800円
SFA16-61M-F73Z (Ryzen AI 7 350):239,800円
SFA16-61M-N73Y (Ryzen AI 7 345):259,800円
なお、Amazonでも同価格で購入できますが (8月18日現在)、今回追加されたSFA16-61M-N73YはまだAmazonでの販売がスタートしていないようです。
5. 関連リンク
2014年にサイトを開設して以来、ノートPC、ミニPC、タブレットなどの実機レビューを中心に、これまでに1,500本以上のレビュー記事を執筆。企業ではエンドユーザーコンピューティングによる業務改善に長年取り組んできた経験を持ち、ユーザー視点からの製品評価に強みがあります。その経験を活かし、「スペックに振り回されない、実用的な製品選び」を提案しています。専門用語をなるべく使わず、「PCに詳しくない人にもわかりやすい記事」を目指しています。
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