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NiPoGi P1 レビュー - 約4万円で買えるコスパ重視のミニPC!Ryzen 3 PRO 7330U搭載で事務作業も快適

輸入製品

NiPoGi P1 実機レビュー
こんにちは、吟遊詩人です。NiPoGiのミニPC「P1」の実機レビューです。 なお、このレビューはメーカーよりレビュー機のサンプル提供を受け、実施しています。 NiPoGi様にはレビュー用機材を提供していただきました。この場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました。

ここがおすすめ
・コンパクトで静音
・CPUのRyzen 3 PRO 7330Uは事務作業用/学習用として不足なし
・必要十分なポート構成
ここはイマイチ
・Wi-Fi6がほしい
・初期搭載のRAMが8GB
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1. スペック

  NiPoGi P1
OS Windows 11 Pro
CPU AMD Ryzen 3 PRO 7330U
外部GPU なし
内蔵GPU AMD Radeon Graphics
RAM 8GB(DDR4)
※空きスロット×1
ストレージ 256GB SSD(M.2 2280 SATA)
※空きスロット×1
光学ドライブ なし
ディスプレイ なし
ネットワーク Wi-Fi5 (a/b/g/n/ac)、Bluetooth5.4
入出力 USB 3.2 Gen 2 Type-C(映像出力対応)
USB 3.2 Gen 2 Type-A×2
USB 3.2 Gen 1 Type-A×4
HDMI 2.0、DisplayPort 1.4B
1GbE (RJ45)、オーディオジャック
カメラ なし
バッテリー なし
サイズ 128 × 128 × 51 mm

2. パッケージ

NiPoGi P1 箱

商品はこの状態で届きます。 当然ですが商品は梱包材付きで段ボールで届きました。

NiPoGi P1 箱

開封するとこんな感じです。本体が上の段にあり下段に電源アダプターやケーブルなどが入っています。

NiPoGi P1 同梱物

入っている同梱物などは次の通りです。

電源アダプター、本体、電源ケーブル、HDMIケーブル、取扱説明書(日本語あり)、VESA規格(75mm)のブラケット用金属パネル、ネジ(VESAブラケット用)

3. 外観とポート構成

NiPoGi P1 外観外観です。さらさらしたプラスチック製で、指で触っても指紋などが残りませんし、質感は特に悪くないです。CPUとGPUのブランドシールの他に延長保証を登録できるQRコードとLINEのサポート用QRコードが貼り付けてあります。

実際にサポートに連絡していませんが、困ったときに聞ける先があるのは心強いです。何度か触れていますが、チャット系のサポートはメールと違って読んでもらえたかどうかわかるのがいいですよね。 メールだと読んで回答を作成中なのかそもそもまだ読んでもらえていないのかわからないので、困ってるときにはつらいです。

NiPoGi P1 前面フロント側のポート構成です。左から順に電源ボタン、オーディオジャック、3.2 Gen 2 Type-A×2、USB Type-C(映像出力対応)です。

NiPoGi P1 背面 バック側のポート構成です。 上段左上にケンジントンロック、通気口を挟んで右側に電源ジャック、 下段はUSB 3.2 Gen 1 Type-A×4、1GbEther(RJ45)、DisplayPort 1.4B、HDMI 2.0となっています。

フロント、バックともバランスよく配置されていると感じます。 よく使うであろうUSB Type-A、Type-C、イヤホンジャックはフロント側に配置されています。 強いて言えば、背面側にもUSB 3.2 Gen 2 Type-Aがあれば、外付けHDDなど繋ぎっぱなしにする場合、配線が楽になると思います。まあ、最近は直接接続(DAS)ではなく、ネットワーク経由(NAS)で接続する流れでしょうか

本機は、旧世代の部材を使って価格を低く抑えて提供するというタイプの製品なのはわかっているんですが、個人的にすごく残念なのがWi-Fiも旧世代品でWi-Fi5となっていることです。 Wi-Fi5とWi-Fi6は使っていて体感できますので、出来ればWi-Fi6が嬉しかった。まあ、有線接続すればいいのですが…。

4. 性能テスト

昨今、CPUの偽装やベンチマークブーストなど、よろしくない話題が増えていますので、CPUについてはキャッシュ容量などを厳しめに見ていきます。

NiPoGi P1 HW info

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CPUは4コア8スレッドで、AMD公式と一致しています。L1キャッシュはデータ用と命令用に分かれています。4コア×(32kB+32kB)なので256kBとなり、一致しますね。L2キャッシュは4コア×512KBなので2048KB(2MB)となり、一致します。L3キャッシュも8MBで一致します。

これらの結果から、間違いなくRyzen 3 7330Uと言っていいと思います (ただし、PRO版CPUかどうかは判断しきれず)。 メモリですが、スペック的にはDDR4接続だとDDR4-3200まで対応していますが、本機はDDR4-2133と控え目ですね。ここもコストとのトレードオフでしょうか。

NiPoGi P1 PC Mark

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PCMark10の結果です。トータルスコア4,628点と、4,000点を上回るスコアが出ていますので、ビジネス用途/学習用途などには全く困らないと思います。 詳細に見ていくとEssentialsのApp Start-up ScoreとDigital Content Creationが低めです。つまりSSDとGPUが足を引っ張っているようです。

GPUについては、CPUのクラス的に仕方がないところですが、ビジネス用途/学習用途では困らないかなと。 むしろゲームが出来ないくらいの方がやむなく(?!)仕事or学習するしかないので好都合かもしれませんw。

ちなみにVRAMはメインメモリと共有で本機の場合デフォルト設定で512MBが割り当て済みでした。 BIOS/UEFIで割り当て量は変更可能ですが、本機はメインメモリが8GBしかないので、この位の割り当てで十分だと思います。

NiPoGi P1 Crystal Disk Mark では、SSDの性能を見てみましょう。 SSDの接続がSATAですのでほぼ性能限界(600MB/Sec)まで行っているといっていいでしょう。 コストとのトレードオフになりますが、決して性能の悪いSSDを使っているわけではないです。 強いて言えば、256GBの容量をどう捉えるかですね。ビジネス用途/学習用では困らないですが、あれもこれもと保存していると結構すぐいっぱいになってしまいますね。

NiPoGi P1 ネットワーク速度 speedometerの結果です。 最近はブラウザで作業が完結することも多いので、ブラウザの性能の指標のため、載せています。 今お使いのブラウザと比較して、どの程度のスピードが出るか確認すると本機でのブラウザ操作がどんな感じか想像できると思います。

※ブラウザでのウェブアプリの使いやすさはブラウザの性能だけで測れるものではありませんが、色々便利な機能が付いているサイトは遅くなりがちです。

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5. 使用感

実際の使い勝手を吟遊詩人目線でレビューしていきます。本機はコンパクトですので、置き場所に困りません。また、下記のようなエアーフローになっています。

NiPoGi P1 筐体内部 底面より吸気して両サイドに排気する流れです。 つまり縦置きするなら、VESAでのマウント時と同様にフロントもしくはバックを下にして設置するのがベストです。 とはいえ、縦置き時にそんな恰好で置くことはないと思います。つまり、縦置きするなということかと思います。 まあ、高さ51mmしかないので普通に横置きで机の奥の方に配置しましょう。

また、本機は搭載OSがWindows 11の「Pro」です (OEMライセンスであることも確認済み)。Proのメリットはなんといってもリモートデスクトップが使えることです。つまり、リモートで使う前提なら、セットアップ後はモニタとキーボードとマウスは繋いでおく必要さえないんです。 本機の他にPCがある人は、電源と有線LANを繋いだ後は、通気性のいい場所に追いやることで机の専有面積をゼロにすることも可能です。 そこまでいかなくても、キーボードとマウスをBT接続にすることで配置の自由度はかなり上がります。 吟遊詩人的には、キーボードとマウスをワイヤレス化することを強くおすすめします。

本機はOfficeをプリインストールしていないため、事務機として使うためオフィススイートを導入してみました。

LibreOfficeの場合

Powershellを起動して

winget install TheDocumentFoundation.LibreOffice

これで特に何か聞かれることなくインストールまで出来ます。 もしくは公式サイトから最新版をダウンロードしてインストールします (ウインタブ注:吟遊詩人さんはSEなのでこういうことをしていますが、一般人的には普通に公式サイトのインストーラーを使えばいいかと…)。

OnlyOfficeの場合

Powershellを起動して

winget install ONLYOFFICE.DesktopEditors

これで特に何か聞かれることなくインストールまで出来ます。 もしくは公式サイトから最新版をダウンロードしてインストールします(ウインタブ注:LibreOfficeの時と同様、一般人的には普通に公式サイトのインストーラーを使えばいいかと思います)。

スプレッドシート(エクセル的なソフト)で15万行の14項目あるCSVを開いてフィルタ処理をしたり、ピボットテーブルにしてみたりしたのですが、どちらのオフィススイートでも問題なく使えます。 スプレッドシートをワープロ的に使うと違うかもしれませんが、表計算としては全く問題ありませんでした。

ワードプロセッサ(ワード的なソフト)で『シェイクスピア全集』(The Complete Works of William Shakespeare)をテキスト形式とepub形式(OnlyOfficeは開けるんです!)でダウンロードして置換してみました。 epubはちょっと時間がかかりましたが、テキストの方はファイルを開きさえすれば、置換はそんなに時間がかかりません。なお、LibreOfficeのWriterはテキストの文字数やページ割りするのにすごく時間がかかっていました。OnlyOfficeはかなり高速に全文を読み込めました。 わざと巨大なテキストファイルを読み込ませたので、こういう結果になりましたが、普通に使うには全然困りませんね。

吟遊詩人はMicrosoft Officeのラインセンスを持っていないので、表が崩れるとかそういう互換性に関するところはテストできません。 ちなみに、吟遊詩人的にはOnlyOfficeが好きです!ワードプロセッサもスプレッドシートも一つのタブとして扱えるのが好みです。

6. 総評

NiPoGi P1はAmazonで販売中、8月18日現在の価格は43,998円ですが、カートに入れると5%OFFの41,798円となります (価格は変動しますので、正確な価格は下記のリンクボタンからご確認ください)。

コンパクトな筐体でインターフェースも必要十分な本機は事務機として利用するには問題ないスペックです。 ただ、やはりメモリが少なく、Windows Updateが動き出すと若干レスポンスが悪くなります。 しかし、事務機として使う分には困ることはあまりないと思います。

メモリの少ない本機の使いこなし方としてはむやみにアプリを立ち上げたままにしないでこまめに終了することです。 ブラウザは仕方ないにしても、ワードプロセッサとスプレッドシートを同時に使うことはあまりないと思いますので、使わない方は閉じるようにしましょう。

また、テキストエディタでことが足りるのであれば、そちらを使うというのも一つの手です。 世の中にはVSCodeやZed、gVim、emacsなど無料で超高機能なテキストエディタがたくさんあります。 マークダウン形式ならテキストエディタで最低限の装飾が可能です。 これらは驚くほど高速に処理できます。 本機を使いこなすには人間側が少し妥協して処理を極力軽くすることを心がけるといいでしょう。 もちろん、コストをかけてメモリを増設するのも手ですが、今メモリが高騰しているので、タイミングとしてはおすすめ出来ないです。

7. 関連リンク

執筆者:吟遊詩人 ガジェットを買ったり、便利なアプリやサイトを見つけると人につい教えたくなり周りから煙たがられて、それなら記事にすればいいじゃんとウインタブに投稿し始めたら、いつの間にかライターに。万人受けはしないかもしれないけど、誰かが共感してくれたらうれしいです。
サイト紹介・ウインタブについて

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