
Lenovoが2-in-1 PC「ThinkPad X1 2-in-1 Gen 11 Aura Edition (14型 Intel)」を発売しました。ThinkPadモバイルのフラッグシップモデル、X1 Carbonのコンバーチブル2-in-1版と言え、非常に高いスペックと軽量な筐体が魅力の上位モデルです。
1. スペック表
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| OS | Windows 11 Home/Pro |
| CPU | Intel Core Ultra 5 325 / 335 Core Ultra 7 355 / 365 / 366H Core Ultra X7 368H |
| RAM | 16GB/32GB/64GB (LPDDR5X) |
| ストレージ | 256GB/512GB/1TB/2TB SSD (PCIe Gen4/Gen5) ※256GBはPCIe Gen4のみ ※2TBはPCIe Gen5のみ |
| ディスプレイ | 14インチIPS (1,920×1,200)タッチ 14インチOLED (2,880×1,800)タッチ |
| 無線通信 | Wi-Fi 7、Bluetooth 6.0、(LTE/5G) |
| ポート類 | USB Type-C (Thunderbolt 4)×3 USB 3.2 Gen 1 Type-A、HDMI オーディオジャック (nano SIMスロット) |
| カメラ | Webカメラ (5MP/10MP) 顔認証対応 |
| バッテリー | 58 Wh |
| サイズ | 313.5×219.25×9.4-16.4 mm |
| 重量 | 1.15 kg~ |
2. OS/CPU/GPU
ThinkPad X1 2-in-1 Gen 11 Aura Editionは注文時に構成のカスタマイズができます。OSはHome版とPro版を選べますが、OSバージョンはカスタマイズ項目ではなく、ベースモデルの段階で選択することになります。CPUはCore Ultraシリーズ3 (Panther Lake)で、法人など組織でのPC管理に有効なvPro対応の型番が多く、6型番のうちCore Ultra 5 335、Core Ultra 7 365、Core Ultra 7 366H、Core Ultra X7 368Hの4型番がvPro対応です。また、6型番すべてCopilot+ PCの性能要件を満たすNPUを内蔵しています。
RAM容量は選択するCPUによって制約があります。
Core Ultra 5 325/335:32GBのみ
Core Ultra 7 355:16GB/32GB
Core Ultra 7 365:32GB/64GB
Core Ultra 7 366H:32GBのみ
Core Ultra X7 368H:32GB/64GB
SSDは256GBから2TBまでが設定され、256GB以外は超高速なPCIe Gen 5も選択できます (2TBはPCIe Gen 5のみ)。
CPUのバリエーションといい、選択できるRAM容量といい、ちょっとトリッキーというか、法人向けがメインなのかな、と感じてしまいますね。
3. ディスプレイ
ディスプレイの仕様は全部で4種類あります。すべて14インチでタッチ対応し、
・有機EL(2,880×1,800), HDR500 True Black, 100%DCI-P3, 500 nit, VRR 30-120Hz, ブルーライト軽減パネル
・IPS(1920 x 1200) , 100%sRGB, 500 nit, 60Hz, Think Privacy Guard
・IPS(1920 x 1200), 光沢なし, 100%sRGB, 500 nit, 60Hz, 省電力
・IPS(1920 x 1200) , 反射防止, 100%sRGB, 500 nit, 60Hz, 省電力
※VRRは「可変リフレッシュレート」
を選択可能です。
4. 筐体

筐体素材は再生アルミニウムでMIL規格 (MIL-STD-810H)のテストに耐える堅牢性を備えています。外観は2025年モデル (Gen 10)からあまり変わっていませんが、若干サイズが変更になっているのと、後述する入出力ポートの構成も変わっているので、筐体は新しくなっていますね。

キーボードは日本語配列と英語配列を選べ、タッチパッドもThinkPadシリーズ伝統の「トラックパッド」と「触覚タッチパッド」を選択できます。

2-in-1筐体なのでタブレットモードやスタンドモード、テントモードに変形して使えるほか、筆圧対応の「Lenovo Slim Pen 2」が付属します。ペンは底面に収納します。
側面と入出力ポートの配置です。3つのUSB Type-CポートはすべてThunderbolt 4と高規格で、他にはUSB 3.2 Gen 1 Type-AとHDMI、イヤホンジャックがあります。また、この製品はオプションでLTE/5Gモジュールを搭載でき、LTE/5Gモデルにはnano SIMスロットがつきます。
5. 価格など
Lenovo ThinkPad X1 2-in-1 Gen 11 Aura Edition (14型 Intel)はLenovo公式サイトで販売中で、5月10日現在の価格は415,360円からです。もともとX1 2-in-1はThinkPadシリーズの中でも高価な部類でしたが、ついに「基本40万円オーバー」になってしまいました。
ウインタブでは毎週Lenovo製品の価格を調査し、一覧表を掲載していますが、この製品は値崩れしないというか、大幅に安くなっているのを見たことがないです…。
6.関連リンク
2014年にサイトを開設して以来、ノートPC、ミニPC、タブレットなどの実機レビューを中心に、これまでに1,500本以上のレビュー記事を執筆。企業ではエンドユーザーコンピューティングによる業務改善に長年取り組んできた経験を持ち、ユーザー視点からの製品評価に強みがあります。その経験を活かし、「スペックに振り回されない、実用的な製品選び」を提案しています。専門用語をなるべく使わず、「PCに詳しくない人にもわかりやすい記事」を目指しています。
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