OUKITEL RT8 － カメラ性能がすごい！11インチサイズのタフネス・タブレット

OUKITELがAndroidタブレット「RT8」を発売します。最近中国メーカー製品で見かける機会が増えたタフネス系のタブレットで、外観は「割とよくあるデザイン」ですが、カメラの仕様が相当に凝ったものになっています。

1.スペック

スペック表

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OSはAndroid 13、Teclastなどで積極的に搭載されている現行最新バージョンのAndroid 14ではありません。SoCは中華タブ上位モデルのお約束とも言えるHelio G99です。Antutuスコア約40万点をマークしますので、低価格帯タブレットとしては高い性能と言えます。

RAMは6GBで拡張機能により最大12GBとして使えます。ストレージは256GBと余裕のある容量です。

後述しますが、RT8の外観はOUKITELの従来モデルやBlackview Active 8 Proによく似ています。ですが、ディスプレイサイズは11インチと少し大きめになっており、解像度もActive 8 ProやFOSSiBOT DT2など、中国メーカー製品によく見られる「2,000 × 1,200」ではなく、オーソドックスと言える「1,920 × 1,200」です（ただ、ウインタブの経験上は両者の体感差はわずかです）。

Widevineについては説明がありませんでした。ということはL3であると考えていいでしょう。タフネスタブレットでWidevine L1の製品ってほとんど見かけないですね。タフネスタブレットでも動画サブスクは利用すると思うので、この点は各メーカーにも対応してもらいたいところです。

RT8はカメラのスペックが非常に高いです。イン側が32MP、アウト側は48MP（メイン）+20MP（ナイトビジョン）+5MP（マクロ）のトリプルカメラになっています。中華のタフネスタブレットはアウトカメラの画素数が高いものが多いですが、ナイトビジョンカメラを搭載している製品はこのRT8の他には同じOUKITELの上位モデル「RT7 TITAN」（5Gモデル/4Gモデル）くらいでしょうか。

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バッテリーも20,000 mAhと大容量です。また、メーカーの製品ページには説明がありませんでしたが、ほぼ確実にリバースチャージに対応していると思われますので、お手持ちのスマホやイヤホンなどの充電にも使えます。…しかし、20,000 mAhと言えば大容量のモバイルバッテリーと変わらないですよね…。

そのかわり筐体は大きく、厚く、そして重いです。姑息にも（冗談です）重量は開示されていませんが、「1キロ前後」であることは間違いないでしょう。これねー、普段使いでは結構なマイナスポイントになっちゃうんですよ。

2.筐体

冒頭にも書きましたが、外観は「想定通り」と言いますか、他社のタフネスタブレットに似ています。でも背面のカメラバンプが個性的ですよね。

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RT8にはハンドストラップ（画像上）が付属し、ショルダーストラップ（画像左下）とハンドル（画像右下）がオプションとして用意されています。ハンドストラップはBlackview Active 8シリーズ、FOSSiBOT DT2にも付属していましたが、個人的には特に右下のハンドルが魅力的と感じます。これ、タブレットスタンドとしても使えますので、アウトドアでも重宝すると思います。

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筐体はIP68/IP69Kの防水・防塵性能とMIL規格（MIL-STD-810H）の堅牢性を備えています。ちなみに前面ガラスはゴリラガラス 5です。

3.価格など

OUKITEL RT8はAliExpress内のOUKITEL Franchise Storeに製品ページがあり、3月17日（日本時間午後4時）から発売記念セールが開催される予定です。セール価格は239.99ドル（36,307円、円建て価格は変動します）です。

他社のタフネスタブレット上位モデルとの主な違いは「ディスプレイが少し大きいこと」および「カメラ仕様」です（特に後者が大きいですね）。世の中的にはキャンプブームも一段落、ということですが、個人的には今年も何度かキャンプに出かけるつもりでいます。ウインタブとして書くべきことでもないんですけど、キャンプなどのアウトドアレジャーはとても楽しく、リフレッシュ効果も高いと思いますので、みなさんもぜひタフネススマホやタフネスタブレットを持ってお出かけしてみてください。

4.関連リンク

OUKITEL RT8：OUKITEL Franchise Store（AliExpress）