Blackviewがタフネススマホ「BV4800 Pro」を発売しました。この製品は既存モデル「BV4800」のスペックアップ版で、BV4800というのはAndroid Go搭載の低スペック機でしたが、Proになって大きく性能が向上しました。アウトドア用のサブ機としてよさそうな製品です。
1.概要
スペック表
Blackview BV4800 Pro | |
OS | Doke OS 4.0 (Android 14ベース) |
SoC | UNISOC T606 |
RAM | 4GB(拡張機能により最大12GB) |
ストレージ | 128GB |
ディスプレイ | 6.56インチ(1,612 × 720)60Hz |
LTEバンド | FDD:B1/3/7/8/20/19/28A/28B TDD: B40/41 |
SIM | nanoSIM x 2 |
ネットワーク | 802.11a/b/g/n/ac、Bluetooth5.0 |
入出力 | USB Type-C、microSDカードリーダー |
カメラ | イン8MP/アウト16MP+2MP |
バッテリー | 5,180 mAh |
サイズ | 174.7 × 81.5 × 13.5 mm |
重量 | 285 g |
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「BV4800からスペックアップした」と書きましたが、実際そこまで高性能になったわけではなく、SoCはUNISOC T606(Antutuスコア25万点前後。メーカー公称値は234,008)ですしRAMは4GB(拡張機能により最大12GB)、ストレージは128GBなので、街なかでメインスマホとして使うには力不足です。
ディスプレイは6.56インチで解像度はHD+にとどまります。また前面のノッチはパンチホールではなく水滴型。前面ガラスにはゴリラガラスが使われています。
カメラはイン側が8MP、アウト側が16MP+2MPです。この画素数でもキレイな写真が撮れる製品はありますが、BV4800 Proのような中国メーカー製タフネススマホの場合はあまり画質には期待できません。
バッテリーは5,180 mAhと、タフネススマホとしては小さめの容量です。一応リバースチャージにも対応していますが、5,180 mAhだと他のスマホの充電に使うには容量不足でしょうね。イヤホンとかスマートウォッチ、携帯扇風機くらいであればしっかり充電できると思います。
筐体色は3色。IP68/IP69Kの防水・防塵性能とMIL規格(MIL-STD-810H)の堅牢性を備えています。
側面にはカスタムキー。ユーザーがお好みの操作を割り当てることのできるボタンで、中国のタフネススマホにはついていることが多いです。
2.価格など
Blackview BV4800 ProはAliExpress内のBlackview Official Storeで販売中で、10月24日現在の価格は119.99ドル(18,665円)です。
私、昨年よりキャンプに出かけるようになりまして、キャンプなどのアウトドアではタフネススマホがあると安心だと思っています。落としたり濡らしたりしても平気ですからね。また、キャンプ場でどう過ごすかは人それぞれですが、私の場合はキャンプ場で高いスペックが必要な使い方はしませんので、UNISOC T606搭載機くらいでも十分です(ちなみにライターのかのあゆさんはテントの中でゲームをすることもあるようなので、その場合はスマホの性能も重要になると思います)。あと、落としたり濡らしたりしても気にならない、傷がついても(気持ちが)落ち込まないようなスマホのほうがいいのかな、と。
ただ、カメラ性能はちょっと気にしたいですね。アウトドアで写真や動画を取る機会は多いです。なので、このBV4800 Proの場合、基本的にはこのスペックでいいと思うんですけど、カメラ性能がもうワンランクくらい上だったらよかったのに、とは思います。
3.関連リンク
Blackview BV4800 Pro:Blackview Official Store(AliExpress)

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