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こんにちは、かのあゆです。2021年12月に実機レビューをした「ROG Phone 5s」ですが、その後2022年12月に購入し、現在もメイン端末として愛用しています。すでに後継機ROG Phone 6が投入され、最新モデルのROG Phone 7の国内展開も噂されていますが、Snapdragon 888+を搭載するゲーミングスマートフォンは現在でも快適に使えるのかどうか、実際にメイン端末として運用してきた感想をまとめたいと思います。
目次
1.OSはAndroid 13までアップデート済み
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実機レビュー時点ではAndroid 11がプリインストールされていたROG Phone 5sですが、その後Android 12を経て2023年5月には現時点で最新バージョンとなるAndroid 13の配信が開始されています。ROG UIとしても設定にあるシステム情報など一部UIを除いてROG Phone 6とほぼ同等にアップデートされ、ゲーム支援ツール「Game Genie」ではFPSゲームで便利なクロスヘア機能やゲームプレイ中にGoogle ChromeやDiscordといったアプリをマルチウィンドウで呼び出せる機能が利用できるようになりました。
現時点ではZenfone、ROG PhoneのOSアップデート保証期間は2年までとなっているので、まもなくリリースされるAndroid 14に更新される可能性は限りなく小さいのですが、Android 14はAndroid 12、Android 13と比較すると見た目的な差異はほぼないようなので「常に最新OSでないと嫌」という方でなければ今後も気にすることなく愛用できる思います。
かのあゆ自身「OSアップデートはもうちょっと長い方がいいかなぁ…」とは思っているのですが、特に最新バージョンにこだわっているわけでもありませんし、セキュリティアップデートはもうしばらく提供される見込みなのでこの点はあまり気にしていません。ちなみに2023年6月5日には実際にROG Phone 5シリーズ向けセキュリティアップデートが配信されています。
2.Snapdragon 888+でもオーバースペック
グローバル市場向けに投入された最新モデルROG Phone 7ではSnapdragon 8 Gen 2を搭載しており、CPU、GPU性能ともにさらに向上しているわけですが、かのあゆとしてはSnapdragon 888+でもオーバースペック、という印象です。
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最新バージョンとなるAnTuTu v10のサンプル収集もかねてベンチマークを計測してみました。総合スコアは876,082点、GPUのスコアは302,343点をマークしています。個人的にはゲームをプレイしないのであれば、近年ミッドレンジクラス向けCPUの性能向上が著しいこともあり、Helio G99やSnapdragon 695（ともにAntutu Ver.9のスコアが30万点台後半くらい）でも十分だと感じているのですが、ROG Phone 5sの性能がこれだけ高ければ現時点でプレイできないAndroid向けゲームは存在しないと言ってしまっても良いでしょう。
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ROG Phoneシリーズでは側面に配置された「エアトリガー」や前述の「Game Genie」、「Armoury Crate」といった便利なツールが含まれているので、実際にAndroid向けゲームもよくプレイしているのですが、最新タイトルも快適にプレイできます。
この画像はセガがリリースした「404 Error Games」ですが、美しいグラフィックや凝ったエフェクトを採用しているにもかかわらず、スムーズにプレイできるのはさすがROG Phoneといったところ。レースゲームだとエアトリガーにアクセル、ブレーキ操作を割り当てることが出来るので、ROG Phoneを一度触ってしまうと他のスマートフォンには戻れなくなってしまいます…というのは言い過ぎでしょうか。
ディスプレイも表示が美しいAMOLED（有機ELパネル）でリフレッシュレート144Hz表示をサポートし、タッチサンプリングレートも360Hzと高速なので、細かい操作も取りこぼすことなく快適です。
ただ単体でも発熱対策がしっかり行われているROG Phone 5sでもゲームプレイ中はほんのりと熱がこもってくるので、「AeroActive Cooler 6 for ROG Phone 5/5s Series」は揃えた方がいいのかな…と迷っています。もともとROG Phone 6向けのオプションとして用意されていた外付け冷却ファンですが、後にROG Phone 5/5sに対応したものも発売されました。冷却効果が大きいのと、物理ボタンが4つ追加されるのでROG Phoneユーザーであれば購入して損はありません。
3.余裕のあるストレージ
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かのあゆが愛用しているROG Phone 5sはRAM 16GB/ストレージ512GBモデルです。上位モデルの「Ultimate」だとRAM容量が18GBとなっていますが、正直16GBでも十分…というか、おそらく無茶な使い方をしない限りメモリ不足に陥ることはまずありません。
ストレージは2005年から構築してきたiTunesライブラリをすべて転送し、「原神」や前述の「404 Error Games」、「ディアブロ・イモータル」といったデータサイズが大きいゲームをインストールした状態でも空き容量はまだ132GB程度余っています。近年のハイエンドスマートフォンではMicroSDカードスロットを備えていない端末が増えてきているので、256GBでもかのあゆの使い方だとかなりギリギリになってしまうのですが、512GBモデルなら余裕があるので安心できます。
4.オーディオ機能も優秀
デジタルオーディオプレイヤーに入れていた音楽ライブラリをすべてROG Phone 5sに移行したわけですが、音質面でもROG Phoneシリーズは毎回優秀で、フロントオーディオスピーカーはスマートフォンとは思えない迫力のあるサウンドを奏でてくれます。「Dirac」のオーディオイコライザー機能もあり、実はデジタルオーディオプレイヤーとしても優秀です。
3.5 mmイヤホンジャックもあるのでお気に入りの有線イヤホンで音楽を楽しむことが出来ます。最新モデルとなるROG Phone 7では新たに「Dirac Virtuo」も利用できるようになったようなので、少し気になっていますけど…。
ROG Phone 6ではなくなってしまいましたが、ROG Phone 5とROG Phone 5s、ROG Phone 5s UltimateではESSのDACも搭載しているので有線イヤホン接続時の音質も満足度が高くなっています。ROG Phone 5sさえあれば新たにデジタルオーディオプレイヤーを購入する必要はありません。
5.カメラだってきれい
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ゲーミングスマホとしての性能の高さだけでなく、カメラも妥協していないのがROG Phoneシリーズの魅力の一つだと思います。ROG Phone 5sではアウト側にソニーの「IMX686」を採用する64MPのメインレンズと13MPの超広角レンズ、5MPのマクロレンズを備えています。
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食レポ記事はもちろんのこと、プライベートでもよく（某SNSに投稿する飯テロ写真含め）いろいろ撮影しているのですが、実際に撮れる写真の画質もきれいです。カメラのチューニングは同時期に販売されていたZenfone 8に準じたものになっていると思われ、満足しています。
6.あと3年、4年は活躍出来そう
実機レビューの際、「メイン端末として最高の相棒になってくれるだろう」とまとめましたが、実際にかのあゆにとって最高の相棒となってくれています。もちろんガジェット好きとしてはSnapdragon 8 Gen 2も気になっていますし、Galaxy S23シリーズやXperia 1 V、Nothing Phone(2)といった魅力的なハイエンドモデルも投入されていますが、個人的には性能面に関しては3年前のSnapdragon 865あたりからオーバースペックになってきたという印象はあります。Android OSも近年バージョンごとの差異が少なくなっていると感じますのでROG Phone 5sなら2年どころか3年、4年くらい使うことすら出来そうです。
サードパーティのシリコンケースに入れて大事に取り扱ってきたのですが、フレーム部に塗装はげが発生してきてしまいました。ただそういった部分も含め愛着がある端末ですし、4G、5Gともにドコモ回線（ahamo）との相性も問題ないので、これからも長く使っていきたいと思います。
7.関連リンク
ASUS ROG Phone 5sの実機レビュー － 妥協なきハイエンド・ゲーミングスマホ！カメラやオーディオの性能もすごい！
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：イオシス