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acer Aspire ES1-132 ー Apollo Lake搭載の11.6インチモバイルノート、リーズナブルな価格で納得のスペック

acer Aspire ES1-132
こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。今回もまた、製品リリース時に紹介記事を書いていなかったモバイルノートです。「acer Aspire ES1-132」なのですが、この製品の前身機となる「Aspire ES1-131」についてはすでに紹介記事を書いています。型番が「132」となって変更された箇所は多くはなく、見た目もあまり変わりませんが、豊富な入出力ポートを備えた「そこそこ使える11.6インチ」として非常によくできた製品だと思います。

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1.スペック

OS: Windows 10 Home 64ビット
CPU: Intel Celeron N3350
RAM: 4GB
ストレージ: 500GB HDD / 64GB eMMC
ディスプレイ: 11.6インチ(1,366 × 768)
ネットワーク: 802.11 a/b/g/n/ac、Bluetooth
入出力: SDカードリーダ、USB 3.0、USB 2.0 × 2、HDMI、LAN(RJ45)
カメラ: ウェブカメラ
バッテリー: 3,220 mAh / 8時間
サイズ: 291 × 211 × 21 mm / 重量1.25 kg

モデルチェンジされた際に紹介記事を書いていない、と言ってもモデル自体決して古くはなく、したがってスペックも最新と言っていいものになっています。前身機からの変更点は少ないものの、重要な部分が変更されています。CPUがApollo Lake世代のCeleron N3350となりました。前身機がCeleron N3050でしたから、各種ベンチマークスコアなどを比較すると「若干」の性能アップとなっています。ただ、どちらかと言うとApollo Lakeによる省電力性能のアップが大きいです。前身機のバッテリー稼働時間が5.5時間となっていたのに対し、8時間まで伸びていますから。

また、モデルチェンジによりストレージに選択肢が生まれ「500GB HDD」に加え「64GB eMMC」も選択できるようになりました。eMMCはSSDと同じシリコンディスクですが、アクセス(データの読み書き)速度はそれほどでもありません。しかし、HDDよりは高速ですし、構造上HDDよりも壊れにくく、軽いです。そして価格が抑えられます。この製品でもHDDモデルとeMMCモデルだと実売価格で5,000円ほどの差(eMMCのほうが安い)になっていますので、内蔵ストレージをそれほど多く必要としない人にはうれしいバリエーション追加となります。

それと、この製品はポート類が非常に豊富です。11.6インチながら3つのUSBポート、フル規格のHDMI、そして有線LANポートも装備します。また、SDスロットもmicroではありません。SDカードのサイズは「大は小を兼ねる」、つまり、microSDカードはアダプターを使うことによってフルサイズのSDスロットで使えますが、フルサイズのSDカードはどうやってもmicroSDスロットでは使えません。なので、スロットがフルサイズというのはモバイルノートとしてはメリットになります。

もちろんサイズ感もいいです。11.6インチで重量1.25 kg(正直もうひと頑張りしてほしかったけど)というのはモバイル利用でも快適に使えると思います。

2.筐体

acer Aspire ES1-132
この製品は筐体色に「レッド」も用意されます。前身機から大きくは変わっていませんが、立体感のある造形になっています。

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acer Aspire ES1-132
このアングルから見ると「立体感」がわかると思います。キーボード面の後部からヒンジにかけての処理が独特ですよね。あと、独特といえば「この配色」も…。また、この製品はプラスティック筐体だと思うのですが、天板の細かい模様もデザインアクセントになっています。

acer Aspire ES1-132
保守的というか、一般的な色彩感覚の持ち主も安心、ブラックの筐体色も選べます。ブラックであれば万人向けかな、と。ただ、ブラックの方はかなり品薄ですし、実売価格もレッドのほうがずっと安いんですよね。

acer Aspire ES1-132
この製品、入出力ポートが充実しているのはいいのですが、配置が独特です。「左右の側面」ではなく「背面と右側面」にポートがあります。別にこれが悪いというわけではありませんが、背面にUSBが2つ、ってどうなんでしょうね?HDMIとか有線LANポートは背面でいいと思いますけど。

acer Aspire ES1-132 キーボード
キーボードです。この画像は英語配列ですが、日本向け製品は日本語配列となります。acerのキーボードは以前使っていたAspire Switch 10(10.1インチ、キーボード分離型2 in 1)で慣れていますが、10.1インチサイズでも少し慣れれば問題なく、いやむしろ快適に打鍵できましたので、この製品のキーボードもおそらく心配はいらないと思います。

3.価格など

acer Aspire ES 11 ES1-132はAmazonなどの通販サイトや家電量販店で販売中で、価格は下記のとおりです。

Aspire ES1 ES1-132-H14P/R(64GB eMMC):32,992円
Aspire ES11 ES1-132-F14D/R(500GB HDD):37,511円
※税込み。8月13日現在のAmazonでの価格

少し調べてみましたが、上に書いたとおり筐体色がレッドのものが非常に安く、ブラックは価格が高いばかりか、そもそも販売店を見つけるのに苦労します。なので、ここは「漢の赤」でいく覚悟を決めてくださいw 価格の方はかなり安くなっており、クラウドブックよりもワンランク上の、ビジネスにも使えるモバイルノートを、というニーズであればいい選択肢になるのではないか、と思います。なお、この製品も含めてオピニオン記事「11.6インチのノートパソコンを「Apollo Lake、RAM4GB、4万円以下」縛りで選ぶ!」を掲載していますので、興味のある人はあわせてご覧ください。

4.関連リンク

Acer ノートパソコン Aspire ES1-132-H14P/R:Amazon
Acer ノートパソコン Aspire ES1-132-F14D/R:Amazon
※8月14日追記:H14P/Rのほうは、Amazonで10%引きになっていますので、さらにお買い得です!

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コメント

  1. 匿名 より:

    書き込み失礼します。アマゾンの Aspire ES1-132-H14P/Rですが、今見たら10%オフクーポンが使えて、¥ 29,693になりますね。

    • wintab より:

      こんにちは、コメントありがとうございます。頂いた情報をもとに記事に追記しました。失礼だなんてとんでもない!有益な情報ありがとうございました。

  2. 匿名 より:

    1366 × 768…
    あと一歩ですね。

    • wintab より:

      こんにちは、コメントありがとうございます。ウインタブ読者(タッチ対応機の高精細ディスプレイに慣れている)的にはおっしゃる通りかと思います。ノートPCとしては価格が安いのでOKとしておきましょう…。

  3. 匿名 より:

    単純に考えてHDDとeMMCだと重さが違う気がするけど1.25kgってどちらの重さなのだろう?
    あとeMMCはボードにくっついてるからHDD選んでもeMMCとデュアル構成な気がするけどちがうの?
    HDD挿せるって事はeMMC版買って後ろ開ければ簡単にSSD増設出来るのかな?

    • wintab より:

      こんにちは、コメントありがとうございます。残念ながら実機レビューもしておらず、カタログスペック以上のことは言えません。でもご質問のとおりかもしれませんね。