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Beelink Expand F - SSDとHDDを内蔵できるUSB Type-Cドッキングステーション

Beelink Expand F
BeelinkのUSB Type-Cドッキングステーション「Expand F」をご紹介します。簡単に言うと「SSDとHDDを内蔵できるセルフパワー(ドッキングステーション本体に電源供給を必要とするもの)のドッキングステーション」です。

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ご注意:この製品の機能をフルに使うには、お手持ちのPCにUSB Type-Cポートが装備されていて、さらにそのUSB Type-Cポートが映像出力に対応している必要があります。映像出力非対応のUSB Type-Cポートの場合、この製品のHDMIポートは使えません。また、ウインタブではお手持ちのPCでこの製品の全ての機能が動作するという保証はできません。

まずはスペックから。

内蔵可能ストレージ:
 M.2 SATA3 SSD 2280
 HDD(2.5インチ、最大4TB)
ポート:
 USB 3.0 Type-A × 5
 HDMI × 2
 LAN(RJ45)
 イヤホンジャック
対応OS:
 Windows 7以降
 Mac OS
 Android
サイズ:
 114.3 × 113.3 × 27.2 mm

ウインタブでよくご紹介しているミニPCに近いサイズ感で、ミニPCよりはやや薄型の筐体になっています。

Beelink Expand F
多機能ハブとしては5つのUSBType-Aポート、2つのHDMIポート、有線LANポート、そしてイヤホンジャックを備えています。HDMIポートは最大4K(4,096 x 2,160)出力が可能です。

また、前面(画像上)にあるグリーンのボタンは「オンにすると内蔵ストレージを認識し、オフにすると内蔵ストレージを認識しない」という機能があり、オフの状態でもハブとして使えるようなので、厳密には「電源ボタン」とは言わないでしょうね。

Beelink Expand F
接続イメージです。なお、USB Type-Cハブは本体との接続に使います。

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Beelink Expand F

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筐体内部です。先日BeelinkのSER4というミニPCの実機レビューをさせてもらいましたが、パーツ類をケチっている印象がなく、とても品質の高い製品だと感じました。このExpand Fについてもヒートシンクを内蔵しているなどの配慮があり、個人的にはとても好感を持てます。筐体はケース部分がプラスティック製で、底面が金属製となっています。

対応するSSDは「M.2 SATA3 2280」なので、メーカー公称での最大伝送速度は440m/Sです。外付けのSATA接続ということでそれほど高速とは言えませんが、ビジネス利用であれば十分かと思います。またHDDスロットは2.5インチサイズですが、このスロットでSSDが使えるかどうかは不明です。

Beelink Expand F
Beelink Expand FはBeelink公式サイトで販売中で、4月4日現在の価格はストレージなしモデルが149ドル(約18,500円)、512GB SSD+1TB HDD搭載モデルが299ドル(約37,000円)です。SSDやHDDは規格が合えば手持ちのものを使えますし、必要になってから追加するということでもいいと思います。

特に薄型モバイルノートをメインPCとして使っている人には「ドッキングステーションはとっても便利」だと思っています。この製品をご自宅や事務所にある大型のモニターやキーボード、マウスなどに接続しておけばUSB Type-Cケーブル1本であっという間にデスクトップ環境にできますから。

関連リンク

Expand F:Beelink

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