
LenovoがノートPC「Lenovo IdeaPad Slim 5i Gen 11 (13.3型 Intel)」を発売しました。CPUにCoreシリーズ3 (Wildcat Lake)を搭載する13.3インチモバイルノートで「5シリーズ」なのでIdeaPadとしては上位に位置するモデルです。
1. スペック表
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| OS | Windows 11 Home/Pro |
| CPU | Intel Core 5 315/Core 5 320/Core 7 350 |
| RAM | 8GB/16GB/32GB (DDR5-5600) |
| ストレージ | 256GB/512GB/1TB SSD (M.2 2242 PCIe-NVMe Gen4) |
| ディスプレイ | 13.3インチIPS (1,920✕1,200) タッチ 13.3インチIPS (2,560✕1,600) 非タッチ |
| 無線通信 | Wi-Fi 6/6E、Bluetooth |
| ポート類 | USB 3.2 Gen 2 Type-C (映像/PD対応)×2 USB 3.2 Gen 1 Type-A✕2 HDMI、オーディオジャック microSDカードリーダー |
| カメラ | 1080p 顔認証対応 |
| バッテリー | 54.7Wh |
| サイズ | 295.58×206.95×14.3mm (最薄部) |
| 重量 | 1.19 kg |
2. OS/CPU/RAM/SSD
IdeaPad Slim 5i Gen 11 (13.3)は注文時にシステム構成のカスタマイズが可能です。OSはWindows 11 Home/Proを選べ、CPUはCoreシリーズ3 (Wildcat Lake)から3つの型番を選べます。ただし、8月1日現在だとCore 5 315は選べず、Core 5 320とCore 7 350のみ選択可能です。
Wildcat Lakeは新設計の省電力CPUでPコア+LPEコア (Eコアはない)という構成になっていますので、バッテリー持ちにはかなり期待ができそうです。また、Wildcat LakeはAI処理チップNPUも内蔵しています。ただし、NPU性能は15-17TOPSと低く、Copilot+ PCの要件 (40TOPS以上)は満たしません。

これはPassmarkが公表しているベンチマークスコアです。参考のため最新のCopilot+ PC対応のCPU、Core Ultraシリーズ3 (Panther Lake)のCore Ultra 5 322とCore Ultra 5 325のスコアも掲載しています。これを見ると、CPU性能に関してはCore Ultraシリーズ3にも大きく引けを取っていないことがわかります。ただし、このスコアにはGPUやNPUの性能は反映されていませんので、グラフィック性能やオンデバイスAI性能についてはCore Ultraシリーズ3には及びません。
RAMは8GB/16GB/32GBを選べますが、8月1日現在だと選択範囲が狭くなっており、16GBしか選べません。SSDは256GB/512GB/1TBを選べます。
3. ディスプレイ

ディスプレイは13.3インチのIPS液晶で1,920✕1,200解像度・リフレッシュレート60Hzでタッチ対応するものと、2,560✕1,600解像度・リフレッシュレート120Hzでタッチ対応しないものを選べます。どちらも100%sRGBの色域に対応する高い発色品質を備えています。
4. 筐体

筐体はアルマイト加工が施されたアルミ製です。筐体色は「クラウドグレー」という、やや薄いグレーです。

キーボードです。この画像では英語配列になっていますが、日本仕様は日本語配列となり、バックライトもつきます。

側面とポート構成です。USBポートは合計で4つ、Type-Cポート2つがUSB 3.2 Gen 2規格で映像出力とUSB PDに対応します。Type-Aポート2つはUSB 3.2 Gen 1規格ですね。他にはmicroSDカードリーダーとイヤホンジャックがつきます。
5. 価格など

Lenovo IdeaPad Slim 5i Gen 11 (13.3型 Intel)はLenovo公式サイトで販売中で、8月1日現在の価格は241,800円からです。この価格、ちょっと高いと感じますね。近日中に割引価格が設定され、もう少し安く買えるものと思います。
コスパが魅力のIdeaPadシリーズですが、この製品はシリーズ中の上位モデルと言え、性能、ディスプレイ品質、筐体品質とも高水準です。また、13.3インチで重さ1.19 kgなので、毎日バッグにPCを入れて持ち歩くビジネスマンや学生さんのメインノートPCとしても向くと思います。
6. 関連リンク
2014年にサイトを開設して以来、ノートPC、ミニPC、タブレットなどの実機レビューを中心に、これまでに1,500本以上のレビュー記事を執筆。企業ではエンドユーザーコンピューティングによる業務改善に長年取り組んできた経験を持ち、ユーザー視点からの製品評価に強みがあります。その経験を活かし、「スペックに振り回されない、実用的な製品選び」を提案しています。専門用語をなるべく使わず、「PCに詳しくない人にもわかりやすい記事」を目指しています。
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