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楽天モバイル + Apple Watchで単体通信できるよう「電話番号シェアサービス」に加入しました。より「手放せないデバイス」に!

Apple Watchを単体で利用できるようにしてみた
こんにちは、かのあゆです。昨年末(2022年12月)ずっと使用していたApple Watch Series 4(GPS + Wi-Fiモデル)が故障したため、イオシスでコンディションは良くないものの相場よりも安価で販売されていたApple Watch Series 6(セルラーモデル)に乗り換えました。

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せっかくセルラーモデルだったので楽天モバイルの「電話番号シェアサービス」に加入して単体でも通信できるようにしてみました。

1.ナンバーシェアとは

ナンバーシェア設定
Apple Watchでは2017年に発売したSeries 3以降、母艦となるiPhoneとBluetoothでペアリングするかWi-Fi経由でのみインターネット接続を行えるWi-FiモデルとeSIMをサポートしており、単独でも通信できるセルラーモデルが用意されています。

ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイルでは母艦となるiPhoneの電話番号をApple Watchと共有できる「ナンバーシェア」サービスを提供しています。月額料金は以下の通りです。

ドコモ(ワンナンバーサービス):550円(税込)
au(ナンバーシェア):330円(税込)
ソフトバンク:Apple Watch モバイル通信サービス:385円(税込)
楽天モバイル:電話番号シェアサービス:550円(税込)

ドコモとauは格安プランのahamo、povoでも利用可能です。auの場合同じくeSIMに対応しているWear OS 3.0搭載スマートウォッチ、Galaxy Watch 4/5 LTEモデル、Pixel Watch LTEモデルも対応しており、Androidユーザーでもその恩恵を受けることができますが、それ以外のキャリアでは残念ながら現状Apple Watchのみサポートしています。

データ通信量はメイン回線と共用されるため、Apple Watchで単体通信を行ってもオプション料金以外の通信料は一切発生しません。auとソフトバンクは現在4年間基本料金無料で利用できるキャンペーンを実施しており、同キャリアを使用しているユーザーであればお得です。

2.単独通信可能なApple Watchでできること

かのあゆは準メイン機であるiPhone 12 miniを楽天モバイルで使用しています。Apple Watchの初回セットアップ時に楽天モバイルの電話番号シェアサービスに加入するかどうか確認する画面が表示されるため、そのまま即eSIMのセットアップが完了して単独通信できる状態になります(電話ナンバーシェアへの加入も初期セットアップと同時に行えます)。

ルート記録はオフラインでも行える
基本的にiPhoneがそばにある状態ではBluetooth通信を優先するため、できることはWi-Fiモデルと変わりません。ウォーキングやランニング、サイクリングのルート記録はオフラインの状態でも内蔵されているGPSで記録してくれますし、あらかじめプレイリストを転送していれば音楽も再生できます。

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4G接続可能になったApple Watch
では4G通信できるようになると何ができるようになるかというと、iPhoneを自宅や会社に置き忘れてしまってもApple Watchさえあれば単体で電話の発信・着信が行えるようになるほか、Apple PayやモバイルSUICAの利用、Apple Musicでのストリーミング再生などが可能になります。「Swarm」を使用して現在いる場所をほかのユーザーと共有することもできました。またiPhoneが手元にない状態でも届いた通知を受け取れます。

そもそもiPhoneを置き忘れるということ自体あまりないのですが、運動時にかさばりますし、場合によってはポケットから落下する恐れがあるため、荷物を軽くしたいときに重宝します。なにげに自宅や職場でiPhoneを充電中の時でもApple Watch「だけ」持ち出せばApple Payで買い物ができるのは便利なんですよね・・・

iPhoneを紛失したはあい最後に確認できた場所を通知してくれる機能も
iPhoneを置き忘れたり、落として紛失した場合、最後に確認出来た場所を通知してくれます。「探す」アプリから端末の位置情報の確認や紛失モードの設定も行えるので万が一の時も安心できます。

3.楽天モバイルでは「Rakuten Link」が利用できない点が残念

すべてのアプリがモバイルネットワークをサポートしているわけではない
ただし、すべてのApple Watch対応アプリでモバイルネットワークをサポートしているわけではなく、例えば「楽天ポイント」アプリはiPhoneと接続した状態でないと通信を行うことができません。

当然といえば当然ですがスマートフォンよりもさらにバッテリー容量が少ないスマートウォッチで4Gネットワークに接続するため、稼働時間はBluetooth通信時よりも少なくなります。かのあゆはApple Watch専用モバイルバッテリーを持ち歩くようにしていますが、アプリをガンガン使用する場合はこの点注意が必要です。

楽天モバイル限定になりますが、現在「Rakuten Link」アプリのApple Watch版がリリースされていないため、15分かけ放題プラン(月額1,100円)に加入しないと一回の通話ごとに22円/30秒の通話料金が発生する点は残念に感じられます。対応自体は難しくないはずなので、いずれApple Watch向けアプリをリリースしてほしいところではあるのですが、現状Apple Watchでは着信のみ受けるようにしています。

4.まとめ

Apple Watch自体macOSベースのOSが動作している小さなコンピューターそのものなのですが、単独通信できるようになったことでより手放せないデバイスに進化しました。

子供の頃アニメや漫画などでよく見た腕時計型テレビ電話(Apple Watchではカメラが内蔵されていないためFaceTimeは現状利用できませんが・・・)が現実になったようで未来感も感じますし、毎日つけていてより安心できるようになりました。

Apple Watchのセルラーモデルは中古なら1万円台で購入できる個体もありますし、オプション料金も安価なのでiPhoneユーザーなら一度試してみると良いかもしれません。

5.関連リンク

ワンナンバーサービス:NTT docomo
ナンバーシェア:au
Apple Watchモバイル通信サービス:ソフトバンク
電話番号シェアサービス:楽天モバイル

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