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新しいモバイルノートパソコンを買いたい!マックスで12万円までは許す。さて、どれを選ぶか?

モバイルノートパソコンを買いたい!
こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。昨年は行動の制約もかなり軽減され、PC関連のイベントもオンライン開催からリアル開催に戻りつつあるなあ、と感じました。私は自営業なので、自宅に作業場所を確保していますが、たまにカフェとか図書館に行って作業します(気分転換ということです)。しかし、2020年の春以降は外出の機会が減り、したがってモバイルノートを使う機会も減っていて、もっぱら自宅でデスクトップPCを使って作業していました。

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2023年はさらに外出の機会が増えると思います。たまにはカフェとかでウインタブの記事を書こうと思います。そうなると「モバイルノートパソコンが欲しい!」ということになります(本当はこじつけ。ただ欲しいだけ…)。実は「意中の製品」はある程度決まっているのですが、この際「自分の要件」にあった製品は他にあるのか?ということを少し調べてみました。

1.購入の要件

私は日常の仕事でそれほどPC負荷の高いことはしていません。ブラウザー上で文書作成をするのがメインで、それに付随してごく簡単な画像加工や表計算をする程度です。あと、たまにPowerPointの資料を作成しますが、それも特に凝ったものではありません。仕事以外だとTwitterなどのSNSやYouTube、Netflixなどでの動画視聴くらいでしょうか。ここまでだとCeleron機でもいけそうなのですが、今後は少し動画編集の機会が増えると思いますので、多少余裕のある性能のものにしておきたいと思いました。

・OSはWindows 11 Home、Pro版は不要
・CPUはCore i5もしくはRyzen 5、Core i7/Ryzen 7は不要
・数年使うことを考え、RAM16GB/512GB SSD
・ディスプレイはFHD解像度以上、できるだけ発色性能の高いもの
・できるだけ軽いもの。1 kg以下だとなおよい

こんな感じです。それと、製品選びにあたって「12万円以下必須」としました。120,001円は不可です。というのも、ここを曖昧にしてしまうと「予算を12万円にしたんだけど、あと1万円足すとCore i7になるなあ、もう5,000円足すとディスプレイの解像度も上がるなあ」などと、ちょっとずつ価格が上がっていき、気がついたら25万円の製品をポチっていた、ということになりかねません。というか、私の買い物は基本こういうパターンに陥ってしまいますw

12万円、というのに強い根拠はありません。少し調べてみたのですが、キリのいい10万円だと上記の要件を満たす製品が上手く見つからず、15万円だと選択肢がかなり増えます。なので、「ある程度選択肢がある、できるだけ安価な水準」が12万円以下かな、と思いました。

高いお金を払えばそのぶん高品質な製品が手に入るのは当たり前。今回は予算を厳守して、その中でベストと思える製品に決めたいと思います。

2.dynabook SZ/MV

dynabook SZ/MVの実機レビュー

●スペック例・109,780円モデル
OS:Windows 11 Home
CPU:Core i5-1255U
RAM:16GB
ストレージ:512GB SSD
ディスプレイ:13.3インチIGZO(1,920×1,080)
サイズ:305.9 × 201.7 × 15.95 mm / 1.165 kg

これが冒頭に書いた「意中の製品」です。先日Dynabookのセール情報記事を執筆していて「どう考えてもお買い得」だと思いました。dynabook SZ/MVはCPUやRAM、SSDのバリエーションが豊富ですが、上に記載した要件に見合う構成(Core i5/RAM16GB/512GB SSD)だと109,780円となります。また、ディスプレイもIGZOパネルなので発色品質も期待以上です(というか私、この製品を実機レビューしています)。

「できれば1キロ以下」という要件は満たせませんが、それでも1.165 kgならモバイルノートとして十分に合格点をあげられます。さらに、Webカメラは顔認証に対応し、個人的にぜひ欲しいと思っている有線LANポートも装備しています。また、Dynabook製品のキーボードは(個人的に)ThinkPadに次ぐ使いやすさだと思っています。

販売ページ
特設サイト:【特定サイト限定】クローズドサイト
ID :dyna204cls
パスワード:T8Y7GRSV
※このページの上にある検索窓に「SZ/MV」と入力すれば製品が見つかります

ウインタブ関連記事
dynabook SZ/MVの実機レビュー - コンパクトで軽量になったDynabookモバイルノートのニューモデル!パフォーマンスと省電力性を両立しています

3.MSI Modern 14 C12M

MSI Modern 14 C12M

●スペック例・116,800円モデル
OS:Windows 11 Home
CPU:Core i7 1255U
RAM:16GB
ストレージ:512GB SSD
ディスプレイ:14インチ(1,920×1,080)
サイズ:319.9 x 19.35 x 223 mm / 1.4 kg

MSI Modern 14も実機レビューしています。しかも1カ月ほどお借りすることができたので、帰省時もこの製品を持っていきましたので、ある程度この製品の使い勝手は理解できています。dynabook SZ/MVとの比較では、「CPUがCore i7」というのが大きいと思います。ちなみにdynabook SZ/MVもCore i7-1255Uを選べますが、Core i7/RAM16GB/512GB SSDという構成だと税込み120,780円と、上記の要件からオーバーしてしまいます(一応、12万円を1円でもオーバーするとアウト、というルールにしているので…)。

MSIの製品らしく、実機レビューではとてもCore i7-1255U搭載機とは思えない高いパフォーマンスを見せてくれました。なので、予算内でパフォーマンスを最優先するならこの製品が有力になります。一方でディスプレイサイズが14インチとdynabook SZ/MVよりも大きいぶん、重量が1.4 kgとやや重くなってしまいます。このあたり、優先順位をどこに置くか、ということになるでしょうね。

ウインタブではMSIの製品を過去に何度もレビューしていまして、基本的に「いかつい高性能マシン」なのですが、このModern 14に関しては柔らかい雰囲気になっていて、筐体デザインもスッキリしており、いい意味でMSIらしくない製品だと感じました。でも、繰り返しになりますけど、パフォーマンスは「とってもMSIらしい」です。

販売ページ
Modern-14-C12M-605JPicon:パソコン工房

ウインタブ関連記事
MSI Modern 14 C12Mの実機レビュー - Alder Lake-UのCore i7を搭載、軽快なイメージの14インチモバイルノート

4.iiyama STYLE-14FH120-i5-UXSX

iiyama STYLE-14FH120

●スペック例・119,700円
OS:Windows 11 Home
CPU:Core i5-1235U
RAM:16GB
ストレージ:500GB SSD
ディスプレイ:14インチ(1,920×1,080)
サイズ:322 × 218 × 19.6 mm(ゴム足含む) / 0.93 kg

マウスコンピューターのブランド「iiyama」のビジネスノートです。最初にお断りしておきますが、この製品の119,700円という価格は「1月24日までのセール価格」です。通常価格は124,800円なので、本来は「予算オーバー」ということになります。

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STYLE-14FH120の魅力は何と言っても「軽さ」ですね。堂々の1キロ切りを実現しています。システム構成も第12世代のCore i5-1235UにRAM16GB、500GB SSD、そして14インチのFHDディスプレイと、上記の要件をほぼ満たしています(SSDが512GBではなく500GBですけど、まあこのくらいは目をつぶりましょう)。

個人的にちょっと心配なのは「iiyama製品の実機レビューをしばらくやっていないので、ディスプレイの発色品質がよくわからない」という点くらいですね。あと、この価格が期間限定である、という点がさらに「やべえ、早く買わなくちゃ!」と思わせてくれます。軽さを最優先するならこの製品でしょう。

販売ページ:
STYLE-14FH120-i5-UXSXicon:パソコン工房

5.Lenovo IdeaPad Slim 570

Lenovo IdeaPad Slim 570 (14, AMD)

●スペック例・102,733円
OS:Windows 11 Home
CPU:Ryzen 7 5825U
RAM:16GB
ストレージ:512GB SSD
ディスプレイ:14インチIPS(1,920×1,080)
サイズ:321.7 x 211.8 x 17.9 mm / 1.38 kg

レノボの「スーパーコスパ・ブランド」IdeaPadシリーズの14インチノートです。「スペックから見た安さ」ではこの記事中でベストですね。スペック表を掲載した102,733円のモデルはCPUにZen3アーキテクチャのRyzen 7 5825Uを搭載、RAM16GB、512GB SSD、FHDディスプレイと、性能面の要件をしっかり満たしています。この価格でRyzen 7ですよ…。

この製品でちょっと気になるのは、重量が1.38 kgとやや重いこと、それとウインタブの経験上、IdeaPadシリーズは筐体が少々安っぽく感じられ、ディスプレイの発色品質もイマイチ、であることです。ただ、このIdeaPad Slim 570については、筐体がアルミ合金製になっていますし、ウインタブで実機をレビューしていないので、正直なところ何とも言えません。

コストパフォーマンスを最重視したい、少しでも高い性能のCPUにしたい、ということならこの製品かと…。

販売ページ:
IdeaPad Slim 570(14, AMD):Lenovo

ウインタブ関連記事
Lenovo IdeaPad Slim 570 (14, AMD) - Ryzen 5 5625U搭載の14インチノート、IdeaPadシリーズらしくお値段もリーズナブル

6.Lenovo Yoga Slim 770i Pro 14

Lenovo Yoga Slim 770i Pro

●スペック例・117,458円
OS:Windows 11 Home
CPU:Core i5-1240P
RAM:16GB
ストレージ:512GB SSD
ディスプレイ:14インチIPS(2,240×1,400)
サイズ:312.4 x 221.4 x 14.6 mm / 1.32 kg

続いてもレノボの14インチノートです。上にご紹介したIdeaPad Slim 570よりもワンランク高価ですが、システム構成はワンランク以上魅力的です。CPUが第12世代のバランスタイプ(P型番)、Core i5-1240Pでディスプレイも2,240 × 1,400と高解像、アスペクト比(画面の縦横比)も16:10です。

あくまでウインタブの主観ですが、YogaシリーズはIdeaPadシリーズよりも筐体の質感が高く、装備も充実しています。例えばWebカメラが顔認証対応であるとか、入出力ポートにThunderbolt 4を搭載しているとか…。なので、支払金額はIdeaPad Slim 570よりも高いんですけど、お買い得感だとYoga Slim 770i Proのほうが上なんじゃないか、と。

あと、IdeaPad Slim 570にしてもYoga Slim 770i Proにしても、筐体がやや重い、という点はネックになると思います。

販売ページ
Yoga Slim 770i Pro(14,Intel):Lenovo

7.HP Pavilion Aero 13

HP Pavilion Aero 13-be

●スペック例・109,880円
OS:Windows 11 Home
CPU:Ryzen 5 5625U
RAM:16GB
ストレージ:512GB SSD
ディスプレイ:13.3インチIPS(1,920×1,200)
サイズ:298×209×16.9-18.9 mm / 957 g
※福袋(1月15日まで)の価格です

HPの超軽量モバイルノートです。ただ、スペック表を掲載した109,880円のモデルは「福袋」として販売されていて、福袋の販売は1月19日までなので、それを過ぎると122,000円になってしまいますので、上記の要件を満たしません。

世界最大のPCメーカーであるHPの売れ筋モデルですから、パフォーマンス面だけでなく、筐体の質感とかデザインも素晴らしいです。CPUの型番とかメーカーに対するイメージなど、特にこだわりがないのであれば、この製品にしておくのが無難だと思います。で、重さも957 gと超軽量なので、毎日バッグに入れて持ち歩くのも苦にならないでしょう。

あとは「価格」ですね。福袋の時期を逃してしまうと価格が上がってしまいますので、その意味ではこの記事中でちょっと位置づけが弱くなってしまいます。

販売ページ
HPの福袋 2023icon:HP
HP Pavilion Aero 13-be 製品詳細icon:HP

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HP Pavilion Aero 13-beの実機レビュー - 13.3インチで重さ1キロを切る軽量モバイルノート。パフォーマンスも筐体品質も素晴らしい!
※現行モデルとはCPUの型番が異なります

8.まとめ

いかがでしょうか?予算12万円厳守、ということで製品を探してみましたが、どれも非常に魅力的です。この記事の上のほうに「私の要件」を書きましたが、人によって

・CPUの型番にこだわりたい(Core i7やRyzen 7)
・入出力ポートにこだわりたい(有線LANポートやThunderbolt)
・ディスプレイにこだわりたい(解像度やアスペクト比)
・とにかく軽く、それが最重要事項
・好きなメーカーがある

などと、様々な要件・優先事項が出てくるものと思います。この記事を書き始めた際は「dynabook SZ/MVで決まりでしょ!」と思っていたのですが、書き進めていくうちに他の製品もすごく気になり始めました。私としては「2月中に製品を受け取りたい」と思っているので、もう少しいろいろと考えてみる時間があります。この「考えてみる時間」というのが楽しいんですよね。

この記事が少しでも読者の方々の参考になりましたら幸いです。

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