MSI Summit E13 AI Evo A1M － Core Ultraを搭載し、高品質なペン入力にも対応するコンバーチブル2 in 1 PC

MSIがコンバーチブル2 in 1 PC「Summit E13 AI Evo A1M」を発表しました。今回プレスリリースが出たのは「オンラインストア向けの2モデル」とのことですが、ウインタブではまだこの製品の紹介記事を掲載していませんので、既存の1モデルも合わせてご紹介します。

1.スペック

スペック表

バリエーションモデル

・4099JP：Pro/Ultra 7/16GB/512GB
・1203JP：Home/Ultra 5/32GB/1TB
・9001JP：Pro/Ultra 7/32GB/2TB
　※左からOS/CPU/RAM/SSD
　※下の2モデルがオンラインストア向けモデル

コメント

CPUにはCore Ultra 5 125H/Core Ultra 7 155Hと最新・高性能な型番を搭載します。MSI製品はRAM容量が大きめになっていることが多いですが、この製品でもオンラインストア向けモデルは32GBと大容量です。なお、RAMはオンボードなので購入後の増設や換装はできません。SSDもオンラインストア向けモデルは1TB/2TBと大きいですね。2024年は「AI」が一段と進展すると思われますが、「AIのローカル処理」を視野に入れてのRAM/SSD構成だと思います。

ディスプレイは13.3インチで解像度は1,920 × 1,200、グレア（光沢）タイプで「4096段階の筆圧（Microsoft Pen Protocol 2.6）とハプティックフィードバック（触覚フィードバック）機能」を備えたMSI Pen 2が付属します。コンバーチブル2 in 1筐体ということもあり、PCで本格的なイラスト制作などができると思います。

2.筐体

筐体は従来モデルとほぼ同じです。従来モデルはディスプレイサイズが「13.4インチ」と開示されており、このニューモデルは「13.3インチ」なのですが、タテ・ヨコサイズは変わっていません。筐体色は画像にある「インクブラック」のみです。

「黒字に金」という配色なので、HPのSpectre x360シリーズに似ている、と感じられます（私はあまりこの配色が好きではありませんけどね）。

キーボードです。この画像では英語配列になっていますが、日本仕様は「シングルカラーバックライト内蔵テンキーレス日本語キーボード」と開示されています。また、キーボードの右下（Spaceキーの右）にCopilotキーも見えます。

コンバーチブル2 in 1筐体なので、テントモードやタブレットモード、スタンドモードにしても使えます。

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側面と入出力ポートの配置です。USBポートは合計で3つ、うち2つがThunderbolt 4と高規格です。従来モデルにはmicroSDカードリーダーがついていたのですが、ニューモデルではなくなりました。

3.価格など

MSI Summit E13 AI Evo A1Mはモデルによって販路が異なります。

・4099JP：Pro/Ultra 7/16GB/512GB：233,800円
　→パソコンショップアークなど
・1203JP：Home/Ultra 5/32GB/1TB：229,799円
　→MSIストア（本店及び楽天）、Amazonなど
・9001JP：Pro/Ultra 7/32GB/2TB：259,800円
　→MSIストア（本店及び楽天）

先日ウインタブでも実機レビュー記事を掲載した13.3インチモバイルノート「Prestige 13 AI Evo A1M」とは同サイズ・同等性能ながら、重さ1キロ弱の超軽量クラムシェルノートであるPrestige 13に対してこちらのSummit E13は高品質なペン入力に対応するコンバーチブル2 in 1と、製品特性は大きく異なります。そして、「エントリーグレードは設定されない」のがMSIらしいところです。

4.関連リンク

Summit-E13-AI-Evo-A1MTG-1203JP：MSIストア
Summit-E13-AI-Evo-A1MTG-1203JP：MSIストア 楽天市場店
Summit-E13-AI-Evo-A1MTG-9001JP：MSIストア
Summit-E13-AI-Evo-A1MTG-9001JP：MSIストア 楽天市場店
Summit-E13-AI-Evo-A1MTG-4099JP：パソコンショップアーク（MSI公認サポート店）