
LenovoがノートPC「IdeaPad Slim 3i Gen 11 (14型 Intel)」を発売しました。14インチサイズでCPUにCore シリーズ3 (Wildcat Lake)を搭載、価格も比較的手頃です。同名の17.3インチモデルもあり、「サイズ以外はほぼ同スペック」になっていますので、ニーズに合わせてお好みのサイズを選ぶことができます。
1. スペック表
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| OS | Windows 11 Home |
| CPU | Intel Core 3 304/Core 5 320/Core 7 350 |
| RAM | 8GB/16GB/32GB (DDR5-5600) |
| ストレージ | 256GB/512GB/1TB SSD (M.2 2242 PCIe-NVMe Gen4) |
| ディスプレイ | 14インチIPS (1,920✕1,200) 60Hz |
| 無線通信 | Wi-Fi 6、Bluetooth |
| ポート類 | USB 3.2 Gen1 Type-C (映像/PD対応) USB 3.2 Gen 1 Type-A✕2 HDMI、オーディオジャック SDカードリーダー |
| カメラ | 720p/1080p ※1080pは顔認証対応 |
| バッテリー | 50Wh / 60Wh |
| サイズ | 314.4×222.1×16.9mm (最薄部) |
| 重量 | 1.39 kg |
2. OS/CPU/RAM/SSD
この製品は注文時にシステム構成のカスタマイズが可能です。OSはWindows 11 HomeとProを選べ、CPUはCore シリーズ3 (Wildcat Lake)からCore 3 304/Core 5 320/Core 7 350を選択可能です。

これはPassmarkが公表しているベンチマークスコアです。参考としてCopilot+ PC対応の最新世代 (Core Ultraシリーズ3、Panther Lake)CPU、Core Ultra 5 322 (6コア6スレッド)とCore Ultra 5 325 (8コア8スレッド)のスコアも載せました。
Wildcat Lakeは新設計の省電力CPUでPコア+LPEコア (Eコアはない)という構成になっています。そのため高い省電力性に期待できますが、パフォーマンスも決して悪くありません。シングルスレッド性能に関してはCore Ultraシリーズ3よりもむしろ高いスコアをマークしていますし、マルチスレッド性能に関してもスレッド数のわりに健闘しています。
また、Wildcat LakeはAI処理チップNPUも内蔵しています。ただし、NPU性能は15-17TOPSと低く、Copilot+ PCの要件 (40TOPS以上)は満たしません。
RAMは8GB/16GB/32GBを選べ、SSDも256GB/512GB/1TBを選べます。数年間使う前提だとRAMは16GB以上、SSDは512GB以上をおすすめします。
3. ディスプレイ

ディスプレイは14インチのIPS液晶で解像度はWUXGA (1,920✕1,200)です。「光沢なし, マルチタッチ非対応, 45%NTSC, 400 nit, 60Hz」と開示されており、色域は「並クラス」でリフレッシュレートも標準的な水準です。
4. 筐体

筐体素材は「ポストコンシューマー再生素材」という説明になっていて、金属なのかプラスチックなのかは不明です。また、MIL規格 (MIL-STD-810H)準拠の堅牢性を備えています。筐体色はLenovo製品ではよく見かける「ルナグレー」です。

キーボードです。この画像では英語配列になっていますが、日本仕様は日本語配列となります。詳細な仕様は開示されていませんが、キーストロークは1.3 mmとのことです。また、キーボード面の左右にスピーカーが配置されていて、Dolby Audioに対応します。

側面とポート構成です。USBポートは合計で3つ、すべてUSB 3.2 Gen 1規格 (転送速度5Gbps)で、USB Type-Cポートは映像出力とUSB PDにも対応します。他にはHDMIとSDカードリーダーがあります。
5. 価格など
Lenovo IdeaPad Slim 3i Gen 11 (14型 Intel)はLenovo公式サイトで販売中で、8月1日現在の価格は114,100円からです。最新CPUを搭載し、RAM/SSD/ディスプレイのスペックもバランスがとれていますので、この価格はリーズナブルではないかと思います。
6. 関連リンク
2014年にサイトを開設して以来、ノートPC、ミニPC、タブレットなどの実機レビューを中心に、これまでに1,500本以上のレビュー記事を執筆。企業ではエンドユーザーコンピューティングによる業務改善に長年取り組んできた経験を持ち、ユーザー視点からの製品評価に強みがあります。その経験を活かし、「スペックに振り回されない、実用的な製品選び」を提案しています。専門用語をなるべく使わず、「PCに詳しくない人にもわかりやすい記事」を目指しています。
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