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Microsoft Surface Pro 4 - マイクロソフトのシンボル、大きく進化する

Microsoft Surface Pro 4
こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。噂通りというか、10月6日のMicrosoftイベントで、「Surface Pro 4」が発表されています。SurfaceシリーズといえばMicrosoftのハードウェア群では「シンボル」といってよい存在だと思いますし、このイベントでも最も注目されていた製品ですよね。では、さっそく紹介します。

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Surface Pro 4 カバーをつけたところ
トップ画像をみて最初に感じたのは「なんだ、全然変わってないじゃん」ということでした。SurfaceユーザーでなければSurface Pro 3との違いはほとんどわからないんじゃないでしょうか。いや、Surfaceユーザーでもわからないかもしれませんね。

Surface Pro 4は認証が強化
Microsoftの紹介動画で最初に強調されているのは「認証系」です。上の画像は指紋認証用のリーダーがタイプカバーに装備されているところです。現状「米国のみ」の対応ということで、日本向けにに導入されるかはわかりません。また、Microsoftの新しい生体認証システム「Windows Hello」にも対応します。

Surface Pro 4のOSはWindows 10 Pro
従来モデルからそうでしたが、Surface Pro 4に搭載されるOSは「Pro版」です。

Surface Pro 4のディスプレイは12.3インチ
噂されていた「ベゼルレス(ベゼルが極端に細い)」ではありませんでしたが、ディスプレイサイズは12.3インチとなり、Surface Pro 3の12インチから拡大しています。Surface Pro 3とほぼ変わらない縦横サイズでありながら、わずかでもディスプレイサイズが大きくなった、というのは実はユーザーにはすごく恩恵が大きいんじゃないかと思います。それともうひとつ、Surface Pro 4はWindowsボタンが廃止されてますね。

Surface Pro 4の薄さは8.4mm
縦横サイズは変わらなくとも、厚さは変わりました。Surface Pro 3が9.1 mmであるのに対し、8.4 mmとなっています。また、薄型化と同時に軽量化もされており、34g~14g程度ではありますがSurface Pro 3よりも軽くなっています。

Surface Pro 4はSkylake
CPUは噂通りIntelの第6世代CPU「Skylake」が採用されました。ちょっと面白いのが「Core m3、i5、i7」というラインナップになっていて、低価格モデルは同じSkylakeのコードネームではありますが、Core Mプロセッサーが採用されています。

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RAMは4GB/8GBに加え、16GBというのも選べるようになりました。また、ストレージでも従来の128GB/256GB/512GBに1TBという大容量のものが追加されます。

Surface Pro 4 冷却ファン
人によって賛否両論あると思いますが、Surface Pro 4でも冷却ファンは健在です。でも「Hybrid Cooling System」という記載があり、その意味するところが分からないんですけど、静音化とか省電力化はなされているんじゃないでしょうか。

Surface Pro 4はタイプカバーも進化
記事の上のほうで「変わりばえしない」ということを書いたのですが、その要因のひとつにタイプカバーの存在があります。しかし、新しいタイプカバーは見た目こそあまり変わったように見えませんけど、キーピッチ、キーストロークとも大きく改善されています。また、タッチパッドも40%大型化され、より使いやすくなっています。上の画像はキーがパンタグラフ方式であることをアピールしているもので、もともと評判の良かったタイプカバーの打鍵感はさらに大きく改善したようです。

Surface Penもレベルアップ
Surface Penも進化しています。マグネットで本体に簡単に取り付けられるようになり、筆圧も1024段階対応となりました。

ここまでの説明は、下記にリンクした、MicrosoftによるSurface紹介動画をもとに記載しています。

スペック

次にMicrosoftが公表しているSurface Pro 4のスペック表を掲載します。CPUの型番など、まだよくわかっていない箇所もありますので、ご了承ください。

OS: Windows 10 Pro
CPU: Intel Core m3 / i5 / i7(Skylake)
    ※「m3」は誤記載ではありません
GPU: m3: Intel HD graphics 515、i5: Intel HD graphics 520、i7: Intel Iris™ graphics
RAM: 4GB / 8GB / 16GB
ストレージ:SSD 128GB / 256GB / 512GB / 1TB
ディスプレイ: 12.3インチ(2736 x 1824, 267 PPI)
        アスペクト比 3:2
ポート類: フルサイズUSB 3.0、microSD、ヘッドフォンジャック、Miniディスプレイポート、カバーポ、SurfaceConnect™
ネットワーク: IEEE802.11a/b/g/n/ac、Bluettooth4.0
カメラ: イン5MP / アウト8MP
スピーカー: ステレオスピーカー(Dolbyオーディオ)
サイズ: 292.10mm x 201.42mm x 8.45mm / 重量766g(m3)、786g(i5,i7)
バッテリー稼働時間: 動画視聴時最大9時間
筐体: マグネシウム製、色はシルバー

価格

米国での価格は下記の通りとなっています。米国におけるオーダーは10月7日から開始され、発売日は10月26日です。米国のMicrosoftストアでの価格は

Core m3/RAM4GB/ストレージ128GB: 899ドル(約10万8700円)
Core i5/RAM8GB/ストレージ256GB: 1,299ドル(約15万5800円)
Core i5/RAM16GB/ストレージ256GB: 1,499ドル(約17万9800円)
Core i7/RAM8GB/ストレージ256GB: 1,599ドル(約19万1800円)

となっています。もちろんこのほかにもストレージやRAMのカスタマイズが可能です。タイプカバーは上記の価格には含まれず、別売りで129.99ドル(約1万5600円)しますので、トータルだとやはり少しお高め、となります。

Surface Pro 4は従来のSurfaceを正常進化させたモデルで、外見はあまり変わらないものの、各部の作り込みがより高度になり、一層使いやすくなっている、と感じました。あとは同時に発表されたSurface Bookと価格帯が被ることになるため、どちらがより高い人気を博するのか注目したいところです。

関連リンク

Surface Pro 4:米国Microsoft

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