DELL XPS 16（9640）－ Core Ultra 7搭載でGeForce RTX4070や4K有機ELディスプレイも選べる、ハイエンドノートPC

DELLが16.3インチサイズのノートPC「XPS 16（9640）」を発売しました。XPSシリーズはDELLの上位モデルで、13.4インチのXPS 13（9340）、14.5インチのXPS 14（9440）と同時発表されています。このXPS 16は2024年のXPSノートとしては最大サイズとなる高性能モデルです。

1.スペック

スペック表

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XPS 16はDELL製品ページで細かくカスタマイズが可能です。CPUはCore Ultra 7 155Hのみが設定され、GPUはなし（内蔵GPUのIntel Arcのみ）/GeForce RTX4050/RTX4060/RTX4070を選択可能です。RAMは16GB/32GB/64GBを選べますが、64GBはGeForce RTX4070を選択する場合のみ搭載可能です。ストレージは最大で4TBまで設定されています。

ディスプレイは16.3インチで「IPS液晶/1,920 × 1,200解像度/リフレッシュレート120Hz/100%sRGB」のものと「有機EL/3,840 × 2,400解像度/リフレッシュレート90Hz/100%DCI-P3」のものが選べます。また、有機ELディスプレイの方はタッチ対応します。

通信まわりではWi-Fi7に対応します（ただし、日本国内ではWi-Fi7が認可されたばかりなので、当初はWi-Fi7に対応せず、後日OTAアップデートなどで対応する形式になるかもしれません）。

2.筐体

外観はXPS13、XPS 14と共通ですが、デカいです。XPS13は軽量なモバイルノート、XPS 14は「据え置き、ときどきモバイル」というサイズ感ですが、XPS 16は据え置きメインで使うスタンダードノートですね（持ち運びができないというわけでもありませんけど）。

前面は「フレームレス」を謳う極細ベゼル、筐体素材はアルミ削り出し（CNC加工）と、美しく、そして高級感あるものになっています。

XPS 14のキーボード

キーボードの拡大画像が入手できませんでした。そのためXPS 14のキーボード画像を掲載しますが、XPS 16も基本的には同じデザインで、パームレストとタッチパッドがシームレス、そして最上段（Fキー）はセンサータイプです。また、両サイドにスピーカーグリルが見えますが、XPS 16は「グラミー賞を複数回受賞したプロデューサー、Jack Joseph Puigが調整した10Wクワッドスピーカー」を搭載しています。ノートPC用スピーカーで10Wというのはかなりの大出力ですし、Dolby AtmosとWaves MaxxAudioを搭載しているので、音質にもかなり期待できそうです。

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側面と入出力ポートの配置です。USB Type-Aポートは装備しておらず、USB Type-C（Thunderbolt 4）が3つ、他にはmicroSDカードリーダーとイヤホンジャックがあります。また「USB Type-C – USB Type-Aの変換アダプター」と「USB Type-C – HDMI2.0の変換アダプター」が同梱されます。

3.価格など

DELL XPS 16（9640）はDELL公式サイトで販売中で、2月22日現在の価格は319,980円から、となっています。スペック表だけ見て判断すると「高い」ですが、XPS 16は筐体が非常に美しく、ディスプレイ品質も高いので、クリエイターノートとして魅力的かな、と思います。

4.関連リンク

New XPS 16：DELL