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中国メーカーの最上位クラスのタフネススマホはいかが?5G通信に対応し、凝ったカメラも搭載、メインスマホとしてもおすすめです

Blackview BL8800シリーズ 発売記念セール
こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。XiaomiやOPPOが日本市場に本格参入して久しいですが、これら中国の世界的大手メーカーは日本での販売に非常に積極的で、製品の内外価格差がほとんどないものが多いです。また、国内事情に限った話でもないのですが、エントリーからミッドレンジクラスの製品(例:Xiaomi Redmi Noteシリーズなど)の価格競争力が非常に強く、そのせいもあってか数年前までウインタブでよくご紹介していた、このジャンルに強そうな新興メーカーで姿を消したと思われるところも少なくありません(ElefoneとかVerneeとか…)。

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しかし、タフネススマホに関してはXiaomiやOPPOが本格的に参入しているわけでもなく、UlefoneやBlackview、OUKITEL、DOOGEEなどは依然として精力的にニューモデルをリリースし続けています。

普段はエントリーからミッドレンジのタフネススマホを中心に紹介しているウインタブですが、今回は趣向を変えて「各社のハイエンド・タフネススマホ」をピックアップしてみたいと思います。お値段のほうも決して安いとはいえず、「これじゃPixel 7と対して変わらないじゃない!」という声も聞こえてきそうですが、そのぶん「メインスマホとしてしっかり使えそう」な製品ばかりです。

それと、忘れてはいけないのが「11月11日のセール」です。中国市場では11月11日は「独身の日」と呼ばれ、年間で最大規模のセール日となっています。今回ご紹介する製品についても11月11日には高い確率で価格が下がることが予想されますので、セール価格を見て購入をご判断されるのがいいかと思います。

ご注意:
一部の大手メーカー(OnePlusやrealmeなど)のグローバルモデルではあえて日本でVoLTEが使えないようにしているものが見られますが、今回ご紹介する(大手ではない)メーカー製品の場合「そんなことをする余裕もないだろう」とは思っています。ただし、ウインタブではこれらの製品が日本でVoLTEや5G通信ができるかどうかの検証はしておりません(これらの製品の対応バンドは非常に多く、日本のLTE/5G帯に合致してはいます)。

1.Ulefone Power Armor 18T

Ulefone Power Armor 18T
セール価格:499.99ドル(77,813円)
※11月1日午後4時から開催されるワールドプレミアの価格

OS:Android 12
CPU:Dimensity 900
RAM:12GB
ストレージ:256GB
ディスプレイ:6.58インチ(2,408 x 1,080)120Hz
カメラ:イン32MP/アウト108MP+サーマルカメラ
バッテリー:9,600 mAh
サイズ:175.2 × 83.4 × 18.8 mm / 409 g

この記事で取り上げる製品のうち、最も新しく、最も高価なのがこのUlefone Power Armor 18Tです。CPUのDimensity 900はAntutuスコアが40万点台半ば~50万点弱をマークする性能なので、ゲームも含め、ほとんどの用途でストレスなく動作すると思います。RAMも12GB、ストレージも256GBと、(タフネススマホではない)ハイエンドクラスの製品に劣りません。ディスプレイもFHD+解像度を確保し、リフレッシュレートも120Hzと高速です。

タフネススマホらしい装備としては「サーマルカメラ搭載」という点が挙げられます。

Ulefone Power armor 18T サーマルカメラ
これがサーマルカメラです。被写体の温度がひと目で分かるような写真が撮影できます。最近の中華タフネススマホに搭載例が増えており、私もサーマルカメラ搭載のタフネススマホを使っていますが、PCの実機レビューで筐体の表面温度の測定などで活用しています。サーマルカメラは専用機を購入するとかなり高価なので、専用機よりも品質は低いと思いますが、タフネススマホに搭載されているのはありがたいところです。

また、この製品はバッテリー容量も大きく、しかもリバースチャージ(この製品をモバイルバッテリー代わりにして他のデバイスを充電できる)にも対応していますので、他のスマホやイヤホンなどのバッテリー切れの際には役に立ちます。

タフネススマホとしては非常にスペックが高く、しかもカメラも凝っている(上でご説明したサーマルカメラだけでなく、108MPという高い画素数のアウトカメラも搭載しています)ので、さすがにお値段の方もかなりのものですが、それだけの価値はあると思います。

AliExpress製品ページ:
Ulefone Power Armor 18T:Ulefone Official Store

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ウインタブ関連記事:
Ulefone Power Armor 18T - 5G対応で大容量バッテリー、108MPカメラにサーマルカメラも搭載するUlefoneのフラッグシップ・タフネススマホ

2.Blackview BL8800/BL8800 Pro

Blackview BL8800 / BL8800 Pro
セール価格:
 BL8800 Pro:372.99ドル(58,174円)
 BL8800:297.99ドル(46,477円)

※製品ページにある2ドルOFFクーポンを使用した価格

OS:Doke OS 3.0 (Android 11ベース)
CPU:Dimensity 700
RAM:8GB
ストレージ:128GB
ディスプレイ:6.58インチ(2,408 × 1,080)
カメラ:
 BL8800 Pro:イン16MP/アウト50MP+5MP+2MP+サーマル
 BL8800:イン16MP/アウト50MP+20MP+8MP+2MP
バッテリー:8,380 mAh
サイズ:176.2 × 83.5 × 17.7 mm / 365 g

こちらはUlefone Power Armor 18Tよりはかなり購入しやすいお値段の5Gタフネススマホです。無印版とPro版があり、無印版はナイトビジョンカメラ(モノクロになるが、暗闇でも鮮明な写真が撮影できる)、Pro版はサーマルカメラを搭載しています。

CPUのDimensity 700はAntutuスコアが33万点程度(Blackviewによれば、スコア351,244とのこと)なので、スマホとしてはミッドレンジクラスの性能ということになります。ただ、ゲームプレイが中心、という使い方でなければ不足はないでしょう。ディスプレイもFHD+解像度になっていて、サーマルカメラ以外のカメラ性能も高めです。それと、この製品もバッテリー容量が大きく、Ulefone Power Armor 18Tと同様にリバースチャージ機能もあります。

11月11日のセールではさらにもう一段の安値が期待できます。メインスマホとしても十分使えそうなスペックになっていますので、特に価格が低めな無印版の価格に注目したいところです。

AliExpress製品ページ:
Blackview BL8800 / BL8800 Pro:BLACKVIEW Official Store

ウインタブ関連記事:
Blackview BL8800 / BL8800 Pro - サーマルカメラを搭載する、Blackviewタフネススマホのトップモデル

3.DOOGEE V20

DOOGEE V20
セール価格:399.98ドル(62,374円)

OS:Android 11
CPU:Dimensity 700
RAM:8GB
ストレージ:256GB
ディスプレイ:6.43インチAMOLED(2,400 × 1,080)
カメラ:イン16MP/アウト64MP+20MP+8MP
バッテリー:6,000 mAh
サイズ:170.5 × 81.2 × 14 mm / 296 g

この製品はタフネススマホであるにも関わらず、ディスプレイが有機ELです。「(アウトドアでの視認性や耐久性という点で)大丈夫かな?」という気もしないではありませんが、街なかでの利用がメインということなら発色品質の高い有機ELは歓迎です。また、背面に1.05インチのサブディスプレイも搭載しており、やはり「(アウトドアでの耐久性という点で)大丈夫かな?」と思ってしまいますが、街なかでの利用がメイン…(以下省略)。

ということで、タフネススマホとしての耐久性とか見た目のゴツさを確保しつつ、非タフネススマホ(要は普通のスマホ)っぽい魅力も備えた製品ですね。CPUもDimensity 700でストレージ容量も256GBと大きく、64MPカメラも搭載していますので、「街なかでの利用が中心だが、タフネススマホをメインに使いたい」人には面白い製品だと思います。

この製品、現時点での価格はかなり割高です。発売記念セールの際には300ドルを切っていましたので、11月11日のセールで300ドル前後まで下がるようなら買いでいいんじゃないか、と思います。

AliExpress製品ページ:
DOOGEE V20:DOOGEE Official Store

ウインタブ関連記事:
DOOGEE V20 - 5Gに対応し、有機ELディスプレイを搭載するタフネススマホ、いよいよ発売記念セール開始です!

4.まとめ

いかがでしょうか?ウインタブとしてもピンとくる使い方は「メインにスペックの高いスマホを、サブには比較的安価なタフネススマホを」というものですが、タフネススマホというジャンルは読者にも注目していただいているようで、「他人と同じでは面白くないので、いっそタフネススマホをメイン機に据えたい」と考えている人もいるのではないか、と思います。また、某アニメ(マンガ)の影響で、アウトドアのレジャーに関心を持たれている人も少なくないと思いますので、その意味ではタフネススマホにさらなる追い風が…、と言えるかもしれません。

あとは「中華製品なら、なんといっても11月11日」です。どのくらいまで安くなるのか、注目しておきましょう!

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