ソフトバンクのAndroidスマートフォンをSIMロック解除してドコモ回線で利用できるようにしてみました。手続きは非常に簡単!

ソフトバンク端末のSIMロックを解除してみる
こんにちは、かのあゆです。以前は端末を購入したユーザー本人でないと行うことができなかったSIMロック解除ですが、現在では中古購入であってもロック解除できるようになりました。その方法として「オンラインによるSIMロック解除(ドコモのみ、無料)」と「キャリアショップ経由でのSIMロック解除(手数料3,000円、税抜)」があります。

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今回は実際にソフトバンク向けに販売されていたAndroidスマートフォンのSIMロックを解除してドコモ回線でも利用できるようにしたので、実際の手続きなどをご紹介したいと思います。

1.SIMロック解除する端末

今回SIMロックを解除する端末は2017年にHTCから販売された「HTC U11」のソフトバンク版です。同端末はソフトバンクのほか、au版とSIMフリーモデル(ソーラーレッド)があり、基本的な仕様は同一なのですが、キャリアモデルに関しては対応する通信バンドに制限がかかっており、「HTV33」という名称で投入されたau版に関してはドコモの主要バンドであるB19がソフトウェア的に使えないようになってしまっています。

一方「601HT」という型番で投入されているソフトバンク版に関しては逆にauの主要バンドであるB28などがふさがれてしまっているものの、B19には対応しているため、SIMロック解除作業を行えばドコモ回線でも快適に利用することが可能になります。今回HTC U11 601HTの通信判定「△」の個体をジャンク扱いで安価に入手することができたため、これを実際にキャリアショップに持ち込んでSIMロックを解除し、ドコモ回線でも利用できるようにしてみます。

ウインタブ注:
●通信判定「◯」:ネットワーク利用制限がない状態。前オーナーにより端末代金が全て支払われている。
●通信判定「△」:前オーナーによる端末代金の支払いが継続している状態で、現時点では問題なく使用できるが、将来的にネットワーク利用制限がかかる可能性もある。
●通信判定「×」:前オーナーによる端末代金の支払いが滞っているなどの理由で、通信ができない(赤ロムといいます)

2.SIMロック解除可能なスマートフォンについて

基本的にドコモ、au、ソフトバンクともに中古で購入した端末のSIMロック解除にも対応しています。その条件として

●2015年以降に発売した、SIMロック解除に対応するスマートフォン、タブレットであること(iPhone、iPadも含む)
●購入から101日以上が経過していること
●ネットワーク利用制限がかかっていないこと(△判定でもSIMロック解除可能)

があります。携帯ショップやオークションなどでジャンク品として販売されている「ネットワーク利用制限が×判定となっており、“携帯電話”としての機能に制限がかかっている」端末に関してはSIMロック解除することができないため、端末を購入する際はIMEI情報などを確認して利用制限がかかっていないかどうか確認したほうが安全でしょう。「〇」判定であれば一番安全ですが、「△」判定でもSIMロックを解除することは可能です。

またSIMロック解除の条件として「購入から101日以上経過していること」という条件も入っているため、最新端末の中古白ロム(判定が◯もしくは△のもの)を購入してすぐSIMロックを解除するということは原則できないと考えたほうがよさそうです。今回SIMロック解除するHTC U11 601HTは「2015年以降発売のSIMロック解除可能端末」かつ「(前オーナーの)購入から101日以上経過」しており、かつ「ネットワーク利用制限が△判定」の端末となるため、SIMロック解除可能端末の条件を満たしていることになります。

3.実際に解除してみる

au、ソフトバンクの場合は有償手続きのみ。作業自体は短時間で終了する。
ドコモ端末の場合、無料で作成できる「dアカウント」を作成することで中古購入であってもオンライン経由にて無料でSIMロック解除の手続きが可能なのですが、auとソフトバンクに関しては中古端末の場合「キャリアショップでの有償手続き」のみの対応となります。ショップでの手数料はドコモ、au、ソフトバンクともに共通となっており、3,000円(税抜)です。

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今回はソフトバンク版のHTC U11のSIMロック解除となるため、秋葉原にあるヨドバシAKIBA店舗に入っているソフトバンクショップにてSIMロック解除手続きを行いました。SIMロック解除に必要なものは

SIM●ロック解除したいキャリア端末
●身分証明書(運転免許所、健康保険証等)
●使いたい他キャリア回線のSIMカード

です。店舗での作業は端末固有の識別番号であるIMEIの確認作業と実際にSIMロック解除するときに入力する「解除コード」の発行だけで、手続き自体は5分程度で完了します。

他キャリアのSIMカードが挿入されたため、初回起動時はロックがかかる
店舗での手続き完了後、HTC U11にドコモ回線のSIMカードを挿入して再起動すると「ネットワークはロックされました。お客様サービスに連絡してください。」という画面になり、端末がロックされるのでこの画面でショップから発行してもらったSIMロック解除コードを入力します。

ロック解除完了
すると「ロック解除に成功しました。」というダイアログメッセージが出てきます。これでSIMロック解除手続きは完了します。

通常通りAPN設定を行えば設定完了
あとは通常通り適切なAPNの設定を行ってあげれば他キャリアの回線でも通常通り利用することが可能になります。APN設定に関しては以下の記事を参照していただければ幸いです。

格安SIMに変えてみたらネットに接続できない!- APN情報、プロファイルの設定方法を説明します(かのあゆ)

4.まとめ

ドコモ以外のキャリアに関しては実費がかかってしまうものの、非常に簡単な手続きでSIMロックを解除することが可能です。キャリア端末はその回線に対応する通信バンドのみサポートされていることが多く、例えばauやソフトバンク版のXperiaをドコモ回線で使う場合、対応バンドが1と3のみとなってしまうため、電波の繋がりづらい場所ではどうしても運用しにくくなります。そのため基本的には使いたいキャリア版の端末を購入するのがベストですが、最近ではau、ソフトバンク向けの端末であっても今回SIMロックを実際に解除したHTC U11のようにドコモの通信バンドをフルサポートする端末も登場してきており、中古市場価格も安価なケースが見られます。これらの端末であればドコモ回線でも快適に利用することが可能です。

またSIMロックを解除することで海外渡航時に現地のSIMカードを挿入して利用することも可能ですし。端末を売却する際にSIMロックを解除しておくと買い取り額が上がるケースもあるため、「とりあえず」SIMロックを解除しておくと後で便利になるケースが出てくるかもしれません。

5.関連リンク

SIMロック解除の手続き : NTT docomo
SIMロック解除のお手続き : au
ソフトバンクの携帯電話を他社で利用する/SIMロック解除 : ソフトバンク

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