
CAMPFIREで「充電不要のバッテリー」、ELECTROLYTE BATTERYがクラウドファンディング中です。「塩と水」で発電する仕組みなので、手近なところに電源がなくても使えます。…というか電源は不要です。ちょっとクセのある仕様ですが、災害などで長期間停電が続いたりした際、またキャンプなどのアウトドアシーンで頼りになる製品だと思います。

これがパッケージ内容です。迷彩柄 (カモフラ柄、カモ柄)の四角いボトルに電極板が2枚ついていて、ここに塩水を入れます。

こんな感じですね。ちゃんと「じょうご」もついていますので、あとは塩と水を用意するだけ。しかもこれ、「塩分を含む液体」であればOKなので醤油や味噌汁、海水などでも使えます。ただし、「理想的な塩分は10%くらい」のようなので、海水 (3.5%くらいらしいです)にせよ醤油にせよ味噌汁にせよ、塩の追加が必要なケースもあるとのこと。

本体にLEDライトが搭載されているほか、スマホやPCなど家電製品の充電/給電にも使えます。ただし、定格出力は最大20Wなので、より大きな電力が必要な場合はELECTROLYTE BATTERYを複数台用意し、連結 (直列で連結)し、出力を上げます(直列連結用のケーブルもクラウドファンディングでオプション購入できます)。
ただし、20Wとか60Wというのは塩水だけでは実現できません。

出力を上げるには電解質パウダーを使用する必要があります (これもクラウドファンディングでオプション購入できます)。

このように、塩水だと出力は9Wにとどまり、電解質パウダーを使えば20Wとなります。なので、非常時にライトを使うとか、(あんまり高速じゃないけど)スマホを充電するとかの場合であれば塩水でOKですが、電解質パウダーが必要になるケースも少なくないと思われます。
また、上でご説明した電極板も、実は消耗品です。具体的に何時間くらい使うと交換が必要になるのかは明示されていませんでしたが、クラウドファンディングページに120時間使用後の画像があり、電極板のサイズが半分~3分の2くらいまで小さくなっていたので、気持ち的には何組か交換用の電極板を用意しておきたくなります。

これがスペック表です。ただ、この表でいきなり「定格出力18W/23W/28W」という数字が出てきたり、最大容量200,000 mAhというのが出てきたりしていて、正直なところ意味がわかりません。参考になるのはサイズと素材くらいでしょうか。
ELECTROLYTE BATTERYはCAMPFIREにてクラウドファンディング中で、5月5日現在最も安価なプランは15,841円です。また、直流 (直列)連結ケーブルが7,801円、電解質パウダーが981円、予備の電極板が1,481円です。塩と水で発電できるので購入してしまえば一切お金がかからないというわけではなく、少なくとも電極板の予備は何枚か持っておきたいですし、PC (45W~65Wくらい。経験上、比較的新しいものであれば20Wでも充電できることが多いです)、扇風機 (弱で約30W)、電気毛布 (40W~60W)などに給電したい場合は本体が複数必要な上、電解質パウダーと直流 (直列)連結ケーブルも必要になりますので、「意外に高くつく」と思われます。
しかしまあ、「キャンプ場でスマホを充電したり、ライトをつけるくらい」なら便利かつ低コストに使えるかな、という気はしますね。
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2014年にサイトを開設して以来、ノートPC、ミニPC、タブレットなどの実機レビューを中心に、これまでに1,500本以上のレビュー記事を執筆。企業ではエンドユーザーコンピューティングによる業務改善に長年取り組んできた経験を持ち、ユーザー視点からの製品評価に強みがあります。その経験を活かし、「スペックに振り回されない、実用的な製品選び」を提案しています。専門用語をなるべく使わず、「PCに詳しくない人にもわかりやすい記事」を目指しています。
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