ThinkBook 13s - 高性能で手頃な価格の13.3インチモバイルノートに第10世代CPUが搭載されました!

Lenovo ThinkPad 13s
レノボが2019年に立ち上げた新ブランド「ThinkBook」シリーズの13.3インチモバイルノート「ThinkBook 13s」に第10世代(Comet Lake)のCore iプロセッサーが搭載されました。レノボ公式サイトでこれが開示されたのが2019年11月末くらいだったようなのですが、いつから販売がスタートしていたのかは定かではありません。特にニュースリリースなども出ていなかったため、記事を掲載するのが遅れてしまいました。すみませんでした。

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この製品は13.3インチと、モバイルノートとして良サイズである上、スペックの割に低価格で、さらに製品名に「Think」が入っているため、「ThinkPadシリーズの兄弟機種」的なイメージもあり、レノボでも人気の製品です。

1.スペック

Lenovo ThinkPad 13s
ThinkPadっぽい製品名ながら、この製品はThinkPadのように注文時に構成のカスタマイズはできず、複数のバリエーションモデルから好みに合わせて1つを選ぶ、という形式になります。OSはHome版/Pro版、CPUは第10世代のCore i5-10210U/Core i7-10510U、RAMは8GB/16GB、ストレージは256GB/512GB SSD、そしてモデルによって外部GPUのRadeon 630が設定されています。今回変更されたのはCPUと外部GPUの型番です。従来モデルはCPUが第8世代(Whiskey Lake)のCore i5/Core i7、外部GPUがRadeon 540Xでした。当然性能はアップしていると思われますが、ベンチマークスコア等はわかりません。

2月9日現在で選択できるバリエーションモデルは下記のとおりです。

●Core i5/RAM8GB/256GB/SSD
●Core i7/RAM16GB/512GB SSD
●Core i7/Radeon/RAM16GB/512GB SSD

この3種類それぞれにHome版とPro版のOSが設定されていますので、3×2=6バリエーション、そして6バリエーションモデルそれぞれにOffice Home&Businessの付属有無が選べますので、6×2=12バリエーションとなり、製品ページには12種類のバリエーションモデルが存在します。

ということで、注文時のカスタマイズに対応しないとはいえ、結構幅広い選択肢が用意されています。ただし、Core i5でRAM16GBとか、Core i7で256GB SSDとかの選択はできませんので、制約がないというわけでもないですね。従来モデルではCore i7に自動的にRadeonが搭載されていましたが、ニューモデルではCore i7でRadeonなし、というのも選べるようになりました。

また、ニューモデルになってバッテリー稼働時間は少し変わりました。最も稼働時間が長いのがCore i5モデルで15.4時間、最も短いのがCore i7+Radeonモデルで12.4時間となっています。従来モデルが11.6時間~13.1時間でしたから、公称値ベースで少し稼働時間が伸びたということになります(ただし、実際の稼働時間はせいぜいこの半分程度だと思います)。

あとは従来モデルと同じです。ディスプレイは13.3インチのIPS液晶・FHD解像度で、通信まわりではWi-Fi6の採用はありませんでした。また入出力ポートの構成も同じで、合計で3つのUSBポートとHDMIがあります。なお、SD(microSD)カードリーダーはなく、有線LANポートもついていません。

2.筐体

ウインタブではこの製品の従来モデルの実機レビューをしていませんが、レノボのオフィスで実機を確認しておりますので、こちらもあわせてご覧ください。
Lenovo ThinkBook 13s - 抜群のコスパを誇る「レノボのThink」13.3インチモバイルノート、実機を見てきました!

Lenovo ThinkBook 13s
この製品の横幅は307.4 mm、奥行きは216.4 mmと、クラス最小とは言えませんが十分にコンパクトです。正面から見ると「いまどきの」といいますか、ベゼル面が細くなっています。

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Lenovo ThinkBook 13s
天板です。レノボの方に質問し、筐体素材は「アルミニウムとマグネシウムの合金」であることを確認しています。また、質感も高く、高級感もあります。ただし、「Think」と名付けられていますが、ThinkPadとは全く似ていません。筐体デザインはIdeaPadシリーズと同じ、と言っていいでしょう。筐体色も(ThinkPadの)ブラックではなく、IdeaPadによく使われる「ミネラルグレー」です。

Lenovo ThinkBook 13s 展示機
キーボードです。従来モデルの展示機を撮影したものです。この画像では英語配列になっていますが、日本仕様は84キーの日本語配列で、バックライトも装備されています。また、これもレノボの方からうかがった話ですが、キーピッチは18.5~19 mm、キーストロークは約1.3 mmとのことでした。

画像から一目瞭然ですが、キーボードもThinkPadとは異なり、赤いデベソ(トラックポイント)はありませんし、形状もIdeaPadに近いものになっています。

Lenovo ThinkPad 13s
この製品は指紋センサーも装備しています。「電源ボタン兼指紋センサー」という構造ですね。

Lenovo ThinkBook 13s
側面と入出力ポートの配置です。この画像は従来モデルのものですが、ニューモデルでも変更はありません。

3.価格など

Lenovo ThinkBook 13sはレノボ直販サイトで販売中で、2月9日現在の価格は下記のとおりです。

●Core i5/RAM8GB/256GB/SSD:77,880円
●Core i7/RAM16GB/512GB SSD:108,900円
●Core i7/Radeon/RAM16GB/512GB SSD:115,500円
※OSはHome版でOffice非搭載
※税込み価格

最も低価格なCore i5モデルでもビジネスマシンとして十分な実力がありますし、最上位のCore i7+Radeonのモデルだとグラフィック系の処理(画像加工や動画編集など)も快適にこなせる、モバイルノートとしてはハイエンドクラスの性能となります(ただし、グラフィック処理に関しては「程度問題」というのはあります。3D系のグラフィックや高度な動画編集など、プロフェッショナル・ユースには向かないと思います)。

最低価格77,880円というのは従来モデルのセール価格74,800円(半年くらいずーっとこの価格でした)よりも若干高くなってしまいましたが、依然として同スペックの他社製品と比較しても割安な部類ですし、せっかくCore iプロセッサー搭載のモバイルノートを購入するのであれば、CPUの世代が新しいほうが気分的にもいいと思いますね。

この製品はThinkPadではなく、むしろIdeaPadに近い製品特性になっていますが、クセのないデザインや筐体色になっていますし、システムスペックの割に購入しやすい価格になっていますので、この春の新入学生や新社会人の人にもおすすめできます。

4.関連リンク

ThinkBook 13s:Lenovo直販サイト

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