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Nubia REDMAGIC 7 - Snapdragon 8 Gen 1搭載、冷却ファンを内蔵するハイスペック・ゲーミングスマホがグローバル発表されました!

Nubia RedMagic 7
こんにちは、かのあゆです。Nubiaは2022年2月22日に最新スマートフォン、REDMAGIC 7をグローバル市場向けに発表しました。REDMAGICシリーズは近年日本国内でも正規販売を行っており、「REDMAGIC 6s」に関しては家電量販店での販売も開始されているため、今回も正規販売はかなり期待できると思います。

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最新ハイエンドCPUのSnapdragon 8 Gen 1を採用しており、高い性能を備えた高性能ゲーミングスマホに仕上がっています。

1.REDMAGIC 7 スペック

スペック表

   Nubia REDMAGIC 7
OS REDMAGIC OS 5.0(Android 12ベース)
CPU Qualcomm Snapdragon 8 Gen 1
RAM 12/16/18GB + 仮想RAM 6GB
ストレージ 128/256GB
ディスプレイ 6.8インチ(2,400 x 1,080)120Hz
LTEバンド 対応バンド未公開(2022年2月22日現在)
SIM nanoSIM
ネットワーク 802.11a/b/g/n/ac/ax、Bluetooth 5.2
入出力 USB Type-C、3.5mmイヤホンジャック
カメラ イン8MP/アウト64MP + 8MP + 2MP
バッテリー 4,500 mAh
サイズ 170.57 x 78.33 x 9.5 mm
重量 215 g

バリエーションモデル

オブシディアン(12GB/128GB)
パルサー(16GB/256GB)
スーパーノヴァ(18GB/256GB)

コメント

OSはAndroid 12ベースのREDMAGIC OS 5.0です。現行モデルとなるREDMAGIC 6sと同じく、ハードウェアキーを押すことでゲームプレイ時に便利な機能を呼び出せる「ゲームスペース」機能は健在です。

CPUはSnapdragon 8 Gen 1です。Xiaomi Mi 12やSamsung Galaxy S22シリーズなど、他社スマートフォンでも採用されはじめているハイエンドCPUで、メーカー発表によればAnTuTu Benchmarkの総合スコアは110万点に達するとのこと。前世代のSnapdragon 888/888+同様、先に登場している他社ハイエンドモデルでは発熱が大きめなことが報告されているものの、REDMAGICシリーズは従来モデルからスマートフォンとしては珍しく「冷却ファン」を搭載していますし、REDMAGIC 7シリーズでは排気口を背面に2つ設けることにより、ゲームプレイ時の発熱を抑えられる設計になっています。また新たにグラファイトシートやベイパーチャンバー液冷など9つの冷却層を組み合わせた「ICE 8.0」冷却システムを搭載しています。

RAMは8GB/12GB/16GB、内蔵ストレージは128GB/256GBという構成です。現状Android端末では8GBあれば十分足りる印象ではあるのですが、REDMAGIC 7の最上位モデルは18GBと、もはや「多くのゲーミングPCを上回る容量」を搭載しています。またSamsungのOne UIやXiaomiのMIUIでも採用されている仮想メモリ機能も利用可能となっており、6GBのストレージ領域をメモリ領域として「増設」可能です。

RedMagic 7 ディスプレイ
ディスプレイは6.8インチFHD+(2.400 × 1,080)で、リフレッシュレートは165Hz(タッチサンプリングレート720Hz)表示に対応します。

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カメラはイン8MP、アウト64MP(メイン) + 8MP(超広角) + 2MP(マクロ)という構成です。ウインタブではREDMAGIC 5GREDMAGIC 5Sの実機レビューを掲載済みですが、いずれの機種もカメラの性能に関しても手を抜いていない印象だったので今回も期待できそうです。

ワイヤレスネットワークは802.11a/b/g/n/ac/axとBluetooth 5.2に対応しています。対応バンドは未発表ですが、先に発表されている中国向けモデルは4G、5Gともに対応しているバンドは多く、日本国内4大キャリアの通信バンドもフルカバーしていることからグローバル版に関しても共通の仕様となっている可能性は高そうです。

バッテリー容量は4,500 mAhで、最大65W出力の急速充電に対応します。

2.REDMAGIC 7 筐体

前面
前面です。写真ではわかりづらくなってしまっていますが、以前実機レビューを行ったASUS ROG Phone 5sと同じく、ノッチは採用されていません。ティアドロップ型にせよ、パンチホールにせよノッチがあるとゲームプレイ中に気になってしまうものですが、REDMAGIC 7ではそのようなこともありません。

背面
背面です。ゲーミングスマートフォンということで派手目な筐体色とデザインが採用されています。筐体色は「スーパーノヴァ(画像左)」、「オブシディアン(画像中)」「パルサー(画像右)」の3色展開で、このうち「スーパーノヴァ」に関しては中の基板が確認できるクリア加工が施されています。これがなかなかかっこいいのでケースをつけずに運用したいところですね。

なお、スペック説明のところに記載したとおり、REDMAGIC 7は筐体色によってRAM/ストレージ容量が変わります。オブシディアンが12GB/128GB、パルサーが16GB/256GB、スーパーノヴァが18GB/256GBとなっていますので、この点ご注意ください。

ショルダーセンサーを搭載
右側面にはショルダーセンサーが備わっており、ゲームプレイ中に様々な動作を割り当てることが可能です。

3.REDMAGIC 7 価格など

REDMAGIC 7は3月10日から公式サイトにて販売開始となる予定で、価格はオブシディアン(12GB/128GB)が629ドル(約72,200円)、パルサー(16GB/256GB)が729ドル(約83,600円)、スーパーノヴァ(18GB/256GB)が799ドル(約91,600円)です。また、いまのうちに公式サイトでメールアドレスを登録しておくと、10ドルOFFのクーポンがもらえるようです。なお、現時点ではまだREDMAGIC 7の日本国内での正規販売は発表されていません。

最新のSnapdragon 8 Gen 1を搭載するゲーミングスマートフォンとしては比較的「購入しやすい」価格設定だと思います。下位モデルでもRAMは12GBと十分な容量を搭載しており、仮想メモリ機能により実質上位モデルと同じ18GBになるとはいえ、ストレージ容量が128GBだとたくさんの3Dゲームタイトルをプレイする用途だと心ともないので、そういう点を踏まえると16GB/256GBモデルが一番いいかもしれません。

昨年のSnapdragon 888/888+、今年のSnapdragon 8 Gen 1ともに高性能化した分、発熱も目立つCPUとなっていますが、REDMAGIC 7ではゲーミングスマートフォンということで冷却ファンを2つ搭載することにより、効率的に放熱できるようになっています。端末としての性能も現時点では間違いなくトップクラスのものとなるので、「原神」はもちろんのこと、今後リリースされるであろう「APEX Legends」のAndroid版などの最新タイトルも快適に楽しめると思います。

4.関連リンク

REDMAGIC 7:REDMAGIC グローバルサイト

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コメント

  1. 朴念仁 より:

    今まではファンが付いてる意味があるのか微妙な感じでしたが、Snapdragon8 Gen1 位の発熱量だと有効かもしれませんね。
    しかしファンに埃が付いたりしないのでしょうか?
    掃除が出来るようには思えないけど、中が見えるタイプは神経質な人は気になるかも。