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Rakuten Hand 5G - コンパクトなサイズ感はそのままに5Gに対応した楽天オリジナルスマートフォン

Rakuten Hand 5G
こんにちは、かのあゆです。楽天モバイルは2022年2月14日よりオリジナルスマートフォン「Rakuten Hand 5G」を販売開始しました。その名の通り2020年12月に発売した「Rakuten Hand」の5G対応モデルとなります。製造は引き続きWikoブランドの端末も製造していたTinno Mobile社が担当します。

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基本スペックは4Gモデルをほぼ継承していますが、アウトカメラは微妙にスペックアップを果たしています。

1.Rakuen Hand 5G スペック

スペック表

   Rakuten Hand 5G
OS Android 11
CPU Qualcomm Snapdragon 480 5G
RAM 4GB
ストレージ 128GB
ディスプレイ 5.1インチAMOLED(1,520 x 720)
LTEバンド 5G:n77
FDD-LTE:B1/2/3/4/5/7/8/12/17/18/19/26/28
TD-LTE:B38/40/41/42
SIM eSIM × 2
ネットワーク 802.11a/b/g/n/ac、Bluetooth 5.1
入出力  USB Type-C
カメラ  イン16MP/アウト64MP+  2MP
バッテリー  2,630 mAh
サイズ  138 x 63 x 9.5 mm
重量  134 g

コメント

OSはAndroid 11です。楽天オリジナルスマートフォンに関してOSアップデートは行わない方針になっているようで、すでに販売されているRakuten HandはAndroid 9 Pieで、Rakuten BIG/BIG s、Rakuten HandはAndroid 10でとどまってしまっていることを踏まえると、できれば最新のAndroid 12を搭載してほしかったところではあります。

Rakuten miniが発売された当時、ITmediaに掲載されていたインタビューによると「カスタム品という扱いで、OSアップデートによるトラブルは避けたい」ということでしたから、Rakuten Hand 5Gに関してもおそらくAndroid 12やAndroid 13以降のバージョンにアップデートされる可能性は低いかと思われます。

楽天モバイルに聞く「Rakuten Mini」開発秘話 なぜ自社ブランド端末が必要だったのか:ITmedia

CPUはQualcomm Snapdragon 480 5Gを搭載しています。5Gに対応する低価格帯スマートフォンでは採用機が増えているCPUで、4G対応に対応するオリジナルのRakuten HandがQualcomm Snapdragon 720Gを採用していたので、型番だけ見てしまうとスペックが落とされているように見えますが、性能としてはほぼ「同等」です。GPU性能もほぼ据え置きで、重量級3Dゲームもグラフィック設定を落とせばプレイ可能です。RAMは4GB、内蔵ストレージは128GBという構成で、MicroSDカードによるストレージ拡張には対応しません。

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ディスプレイは5.1インチサイズで、解像度はHD+(1,520 × 720)です。パネルはAMOLED(有機EL)を採用します。ディスプレイの仕様に関してはRakuten Handのものを継承しており、解像度も据え置きのままです。贅沢を言えばFHD+にスペックアップしてほしかったところではあるのですが、以前かのあゆが所有していたRakuten HandではAMOLEDパネルならではの美しい画質を実現しており、個人的には十分満足できるものとなっていました。

Rakuten Hand 5G カメラ
カメラはイン16MP、アウト64MP(メイン) + 2MP(深度測定)という構成です。メインカメラはRakuten Handの48MPから画素数が向上しています。HDR撮影モードや夜景撮影モードなど、他社スマートフォンでも搭載されている機能は一通り備わっています。

ワイヤレスネットワークは802.11a/b/g/n/acとBluetooth 5.1に対応します。物理SIMには対応せず、eSIMのみのサポートとなりますが、デュアルSIMに対応しているため、楽天モバイル回線とは別にahamoやLINEMO、IIJmioなどeSIMに対応する他社回線を同時利用できます。

バッテリー容量は2,630 mAhで、急速充電に対応しています。またIPX6/8準拠の防水・防塵性能を備えており、おサイフケータイも利用可能です。

2.Rakuten Hand 5G 筐体

Rakuten Hand 5G 前面
前面です。基本的に既存のRakuten Handからデザイン面では一切変更が行われていません。ゲーミングスマホなど一部を除き今となっては珍しくなったノッチレスで上下ベゼルが太いデザインですが、エッジディスプレイを採用しており実物はなかなか所有欲を満たすデザインです。

背面
背面です。5G対応になったロゴは特に配置されておらず、こちらもRakuten Handのデザインをそのまま継承しているので、一見しただけでは既存のモデルとの見分けがつきません。筐体色は「ホワイト」「ブラック」「クリムゾン・レッド」の3色展開です。

3.Rakuten Hand 5G価格など

Rakuten Hand 5Gは現在楽天モバイルオンラインサイト、楽天モバイル直販店、家電量販店などで発売中となっており、価格は39,800円(税込)ですが、新規契約時に同時購入する場合、楽天ポイントによるキャッシュバック(20,000ポイント分)が受けられるキャンペーンを実施しているため(新規契約をされる方は)実質約19,800円で購入可能です。また既存の4G対応Rakuten Handも併売され、こちらは12,980円(税込み、キャッシュバックにより実質0円)で販売されています。

既存のRakuten Handユーザーであればカメラやストレージの仕様が若干スペックアップしているものの、端末としての性能はほぼ据え置きとなっているので、あえて乗り換える必要はないかと思われますが、新規で楽天モバイルを契約するのであれば5G対応エリアも大分整備されてきた印象を受けるので、Rakuten Hand 5Gを選択するのがいいと思います。

今となっては珍しい、手のひらサイズのコンパクトなスマートフォンで、4G対応モデルは一時期かのあゆも所有していましたが、かなり満足できるものになっていました。エントリーモデルに位置づけられているとはいえ、十分な性能を備えているので、ポケットに入るコンパクトなスマートフォンを探している方におすすめできる一台です。

4.関連リンク

Rakuten Hand 5G:楽天モバイル

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