OUKITEL WP27 － Helio G99に64MPカメラ搭載、「普通にいいスペック」のミッドレンジ・タフネススマホです

OUKITELがタフネススマホのニューモデル「WP27」を発売します。CPUにHelio G99を搭載する4Gミッドレンジクラスの製品ですが、超大容量バッテリーとか200MPカメラといったスペックのインフレ化が進む中華タフネススマホ市場にあって、「このくらいでいいんだよ」と感じさせてくれます。また、発売記念セールの価格もリーズナブルです。

1.OUKITEL WP27 スペック

スペック表

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OSはAndroid 13、CPUはHelio G99です。Helio G99は5G通信には非対応でAntutu Ver.10のスコアが40万点強（Ver.9だと35万点前後）をマークする、最近の中華スマホで搭載例が増えている型番です。タフネススマホはゲームを主目的としていないはずなので、それを考慮すれば十分な実力があると思います。

RAMは12GBです。販売サイトに最近よく見る「RAM拡張機能」についての説明がなかったので、おそらく物理的なRAMが12GBであると思われます。また、ストレージも256GBと余裕があります。

ディスプレイは6.78インチのFHD+解像度、リフレッシュレートも120Hzと高速です。

通信バンドはグローバル対応ですね。日本の主要バンドもカバーされています。技適については販売サイトに記載がなかったものの、総務省の検索結果に「Shenzhen Yunji Intelligent Technology Co., Ltd（OUKITELの社名）」名義で「WP27」が掲載されていました。

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カメラはイン16MP、アウト64MP（メイン）+ 20MP（ナイトビジョン）+ 2MP（マクロ）という構成です。最近は非常に画素数の高いカメラを搭載するタフネススマホが見受けられますが、個人的にはタフネススマホなら暗闇でも鮮明な撮影ができるナイトビジョンカメラは歓迎できるものの、メインカメラの画素数はそこまで高い必要はないと思っていますので、これでもオーバークオリティじゃないかと。

バッテリー容量は8,500 mAhです。ここも最近のタフネススマホとしては割と控えめですよね。10,000 mAh越えが普通になってしまった感もありますし。しかし、8,500 mAhでも普通のスマホの2倍くらいはありますので、このくらいで十分でしょう。また、メーカーの公式販売ページに5Wのリバースチャージに対応、という記載もありました。

2.OUKITEL WP27 筐体

筐体色は「Black Blue」と「Camouflage」の2色。いいですねー、カモフラージュ柄。タフネススマホなんで、他社製品でもよく見かけそうなものですが、他にはiiiF150製品くらいしか思い当たりません。

前面にはパンチホール、背面はタフネススマホらしいゴツゴツしたデザインではなく、カモフラージュ柄を別とすればかなりおとなしめです。Black Blueのほうは街なかで使っても違和感がないでしょうね。

もちろんIP68/IP69Kの防水・防塵性能とMIL規格（MIL-STD-810G）の堅牢性も備えています。

3.OUKITEL WP27 価格など

OUKITEL WP27はAliExpress内のOUKITEL Official Storeに製品ページがあり、9月18日からワールドプレミア（発売記念セール）が予定されています。製品ページによればセール価格は159.99ドル（1ドル150円計算で約24,000円）とのことです。ただし、セール当日に数量限定クーポンが発行され、そのクーポンを適用しての159.99ドルのようなので、セール開始直後でないとこれより高くなってしまう可能性があります。

WP27は巨大なバッテリーは搭載していませんが、「いや、2万円台で買えるスマホならこれで十分だろ？」と思える良スペックですし、バッテリーが控えめなぶん、筐体重量も328 gとタフネススマホの割に軽量、そして背面デザインもゴツくはないので、アウトドアだけでなく、様々な場面で使いやすい製品だと思います。

4.関連リンク

[PR]OUKITEL WP27：OUKITEL Official Store（AliExpress）