Lenovo S5 － 久しぶりのレノボのスマートフォン。まずはハイスペック版からご紹介！（壁）

こんにちは、壁です。今回ご紹介するのはLenovoのスマートフォンです。ここ最近音沙汰がなかったのですが、Android端末でのリリースとなりました。AndroidなLenovoと言えばZUKブランドでしたが（もちろんMotorolaもありますが、こちらはちょっと経緯が複雑なので…）、今回はLenovoブランドでのリリース。うーん、ちとややこしいぞい…。そんなLenovoが送り出したモデルをご紹介いたしますが、まずはハイスペック版のS5からです。

1.スペック

CPUはSnapdragon 625、RAMは3GBまたは4GB、ストレージは32GB、64GB、128GBの3種で、RAM3GB + ストレージ32GBの組み合わせ以外は全てRAM4GBモデルとなり、3種類から選ぶことができます。Snapdragon 625端末ということでミドルレンジクラスですね。OSは最新のAndroid 8.0をベースにしたLenovo独自の『ZUI3.7』を採用しています。『ZUI』ということは『Uタッチ』も利用でき、背面の指紋センサーでナビゲーションバーの動作を完結することができるようです。ディスプレイサイズは18:9の5.7インチで解像度はFHD+(2,160×1,080)となってます。

リアカメラは1,300万画素のデュアル仕様、フロントカメラは1,600万画素とちょっぴり豪華仕様です。また、フロントカメラを利用しての顔認証システムまで導入されています。

USBはType-Cで、ここ最近はイヤホンジャックを廃止してUSBで出力するのがトレンドですが、Lenovo S5においては3.5mmオーディオジャックが残っています。SIMスロットは2つで、1つはmicro-SDとの排他構成です。バッテリー容量は3,000mAhで標準的な容量となってます。

2.デザイン

フルアルミボディです。ZUK Z2を知る人が見るとこれぐらいの筐体が欲しいなと思うのではないでしょうか。見た感じはiPhoneルックな外見に指紋認証センサを背面に追加したというところでしょうか。最近の中華スマホはこのテのルックスの端末が多くて差別化が難しいです(笑)

ロゴを隠して「ハイ！この端末はなんでしょーか！？」ってクイズをされて全部答えられるアナタは中華スマホ博士を名乗れます。冗談はさておいて、レノボのような大企業でもiPhoneルックスに追従しているところを見ると、このデザインの完成度って高いんだなという印象を受けます。実際にカッコイイと思ってしまいますものね。

カラーバリエーションは2種類、赤と黒…とこれも定番と言えば定番ですね。でもね、このデザインに赤はホントにカッコいいんですよ。特に最近のモデルはメタリックレッドだったりするので、所有欲を満たしてくれそうです。

3.まとめ

ここ最近、スマートフォンの新規投入の話を全く聞かなかったLenovoからのリリースでしたが、最近の流行を取り入れたりするなど、ブランクを感じさせない(？)出来になっていると思います。Xiaomi Redmi Note 5（Snapdragon 636）にぶつけてきたにしてはちょっとスペックは弱いように見えますが、かと言ってそこまでの大差があるのかと問われると、それほどのものではないと思います。

ZUK Z2のようなインパクトこそないものの、S625機がアンダー3万円台で買えるのは魅力的です。中国の通販サイト「Banngood」では4月3日現在「Alert Me On Arrival（入荷お知らせ）」というステイタスで、近日発売となるようです。参考価格は下記のとおりです。

3GB/32GB：209.99ドル（22,881円）
4GB/64GB：249.99ドル（27,239円）
4GB/128GB：289.99ドル（31,598円）

下位モデルにあたるK5との価格差は僅か2,000円程度で、それでいてカメラやUSB周りといったところのスペックは大きな開きがあるので、こちらを選びたいところです。同一のCPUを採用するASUS Zenfone 3(ZE520KL)と比べてスペックや価格差を考慮しても、S5の方が割安感はあります（ただし、海外向け製品なので、通信バンドや技適など、ローカライズという点では比較になりません）。特に128GBの内蔵ストレージは非常に頼もしい存在なので、アプリをガンガン入れたい人やそこそこゲームする人にはオススメです。

4.関連リンク（Banggood）

Lenovo S5（4GB/128GB）
Lenovo S5（4GB/64GB）
Lenovo S5（3GB/32GB）