DOOGEEがAndroidタブレット「T40 Pro」を発売します。12インチと大型サイズの製品で、キーボードやスタイラスペンも使え、スペックも「中国タブ上位クラス」と言えるものになっています。なお、同時に「T40」も発売され、ディスプレイサイズが11インチと小さめながら、必ずしも「製品名にProがつかないので下位モデル」とは言えない製品のようなのですが、この記事執筆時点では製品ページが未完成なため、ここではT40 Proに絞ってご紹介します。
1.概要
スペック表
DOOGEE T40 Pro | |
OS | Android 14 |
SoC | MediaTek Helio G99 |
RAM | 8GB(拡張機能により最大20GB) |
ストレージ | 512GB |
ディスプレイ | 12インチIPS(2,000 × 1,200) |
LTEバンド | FDD:B1/2/3/4/5/7/8/12/17/18/19 B20/25/26/28a/28b/66 TDD:B34/38/39/40/41 |
SIM | nano SIM × 2(SIM2はmicroSDと排他) |
ネットワーク | 802.11 a/b/g/n/ac、Bluetooth |
入出力 | USB Type-C 、microSDカードリーダー、オーディオジャック |
カメラ | イン8MP/アウト16MP |
バッテリー | 10,800 mAh |
サイズ | 278 × 174.3 × 7.6 mm |
重量 | 568 g |
コメント
SoCはおなじみのHelio G99です。ウインタブでもこのSoCを搭載するタブレットを何度もレビューしており、価格帯の割に性能が高い(Antutuスコア40万点前後)と評価しています。ただし、高いスペックの製品を必要とするゲーマーの方は素直にGalaxy Tabの上位モデルとかiPad Proを購入される方がいいでしょう。
RAMは8GBで拡張機能により最大20GBとして使え、ストレージは512GBと大容量です。…DOOGEEのタブレット上位モデルはストレージが大きめですね。
ディスプレイは12インチで解像度は2,000 × 1,200です。DOOGEEでは「2.4K」という表現を使っていますが、おそらくこれは「2,000(2K)× 1,200(1.2K)=2.4K」という意味で、私達が普通考える「横幅が2.4K(2,400ピクセル)」というのとは異なります。なので、私達の感覚だと「2K」ですね。
このディスプレイは1,024段階の筆圧に対応するペン入力ができます。また、専用のキーボード(POGOピン接続で、画像を見る限りタッチパッドもついた本格的なものですね)も用意されています。ペンとキーボードはオプション品で、AliExpressの販売ページでタブレット本体とセット購入が可能です。
カメラはイン8MP、アウト16MPです。12インチサイズなので、アウトカメラでたくさんの写真を撮影するということは考えにくい(普通はスマホで撮影しますよね?)ですから、16MPもあれば十分でしょう。また、インカメラは画素数8MPとWebミーティング用としては高い画素数です。
バッテリーは10,800 mAhと大容量で、18Wの急速充電とリバースチャージにも対応しますので、イヤホンやスマホなど、お手持ちのガジェットの充電にも使えます。
筐体はアルミ合金製でユニボディ(継ぎ目のない構造)、12インチというサイズの割に568 gと軽量です。
スピーカーも4つ搭載しており、動画視聴などでは臨場感のある音が楽しめると思います。
筐体色はGalaxy Blue、Midnight Black、Mystery Grayの3色から選べます。
2.価格など
DOOGEE T40 ProはAliExpress内のDOOGEE Official Storeに製品ページがあり、8月18日から発売記念セールが予定されています。セール価格は不明ですが、この記事執筆時点でも本体価格が239.99ドル(36,003円)、ペン・キーボード・マウスセットが311.99ドル(46,805円)になっており、おそらくセール価格はここから大きくは下がらないものと思います。
ここのところ中国メーカーではやや大きめサイズのタブレットを積極的にリリースしており、ALLDOCUBE iPlay 60 Pad Proのようにキーボード接続を推奨している製品もあります。T40 Proの購入検討にあたっては日本のAmazonや楽天でも人気になっているALLDOCUBE iPlay 60 Pad Proが比較対象になるのでは?と思います。
3.関連リンク
DOOGEE T40 Pro:DOOGEE Official Store(AliExpress)
コメント