BOOX Palma － 6インチのE-Ink搭載Androidタブレット、見た目は「もろスマホ」なのでとっつきやすいかも

E-Ink製品の専門店であるSKT株式会社が、ONIX社のE-Ink搭載Androidタブレット「BOOX Palma」の国内正規販売を開始しました。BOOX Palmaは従来のE-Ink搭載タブレット・電子ブックリーダーとは異なる形状で、見た目は「ほとんどスマホ」なので、スマホ慣れしている私達には使いやすそうな製品です。

1.BOOX Palma スペック

スペック表

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OSはAndroid 11、CPUは型番が開示されていません。一般的なAndroidタブレットとしてはエントリークラスの性能と考えていただいて大丈夫です。ディスプレイがE-Inkの場合、どうしても描画速度が遅くなってしまいますので、高性能CPUを搭載したところでゲームなどは楽しめませんから、Snapdragon 8 Gen 2なんかを搭載してもあまり意味はありません。

RAMは6GB、ストレージは128GBです。BOOXを電子ブックリーダーと捉えると、RAM/ストレージ容量はそんなに大きい必要もないのですが、電子ブックでもマンガなど画像を多用しているものは容量が大きく、32GBくらいだと容量不足に陥ることも少なくない（と、読者からのコメントを頂いています）ので、128GBになっていることを歓迎される人も多いと思います。また、microSDカードも使えますから、マンガ好きな人はなおさら安心ですね。

そして、Android OSを搭載し、Google Playストアも使えますので、電子ブック系に限らず、広くアプリの導入も可能です。この点がBOOXの他のE-Ink端末とは大きく異なる特徴です。

ディスプレイはE Ink Carta 1200で解像度は1,648 × 824です。アスペクト比はスマホ・PCっぽく書くと16:8とか18:9ですが要するに2:1ですw 従来のBOOXタブレットは4:3（iPadと同じで、タブレットとしては正方形に近い形状）なので、ディスプレイ形状に関しては劇的に変わったと言えます。

もちろん機能も充実しており、BSR（BOOX Super Refreshテクノロジー）搭載で描画が高速になっていますし、フロントライトは暖色にも対応しますので、夜間の利用でも目が疲れません。

2.BOOX Palma 筐体

見た感じ、完全にスマホと言っていいくらいにスマホです。筐体色はブラックとホワイトの2色。

スマホ的に評価するとベゼル幅は結構太めですね。あと、ノッチがないです。というか、そもそもインカメラがありません。

筐体色ホワイトの背面です。好き嫌いがわかれるかもしれませんが、凹凸が大きめで滑りにくそうです。また、この筐体は撥水構造とのことです。ただし、IP◯◯という数値では開示されていませんので、防水性能はそれほど高くないと思います。

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各部名称です。ポートやボタンの配置はスマホに似ていますが、左側面にカスタマイズ可能なボタンがあるのと、スマホで言う音量ボタンがページ送りボタンとしても使える、という特徴があります。あと、BOOXタブレットではカメラを搭載しないモデルも多いのですが、Palmaにはアウト側のみとはいえ16MPカメラが搭載されています。このへんもスマホライクですね。

使っている様子を見ると、やっぱりスマホそのものです。ただし、PalmaはWi-Fi専用機なので、SIMを入れての通話（電話）はできません。逆に言うと、PalmaがLTEとか5Gに対応したら「スマホライク」じゃなくて「本当のスマホ」ですよね…。

3.BOOX Palma 価格など

BOOX PalmaはSKTNETSHOP、Amazon、楽天、Yahooショッピングで販売中で、税込み46,800円です。なお、筐体色ホワイトは9月4週目前後の発売とのことです。

で、どのショップで購入しても出品者はSKTなのですが、SKTNETSHOPで購入する場合のみ、筐体色と同色のケースがもらえます。なので、買うならSKTNETSHOPでしょうか。

4.関連リンク

BOOX Palma：SKT 製品紹介
BOOX Palma：SKTNETSHOP
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