Dynabookが同社のモバイルノート最上位モデル「Rシリーズ(Web直販モデルだとRZシリーズ)」のSpecial Editionを東京ゲームショウ2023に参考出展します。また、この製品は単なる「参考」ではなく、11月中旬にDynabook Directにて数量限定で販売される予定です。
9月20日時点では十分な数の製品画像が公表されておらず、スペックも一部不明なところがありますが、「これはカッコいい!」と思いましたので、取り急ぎご紹介します。
dynabook RZ Special Edition | |
OS | Windows 11 Home |
CPU | Intel Core i7-1370P |
外部GPU | なし |
RAM | 32GB(LPDDR5-4800) |
ストレージ | 1TB PCIe4.0 SSD |
光学ドライブ | なし |
ディスプレイ | 14インチ(1,920 x 1,200) |
ネットワーク | Wi-Fi6E(802.11 a/b/g/n/ac/ax)、Bluetooth 5.1 |
入出力 | USB4 Type-C(Thunderbolt 4)× 2、USB 3.2 Gen1 Type-A × 2、HDMI、オーディオジャック、LAN(RJ45)、microSDカードリーダー |
カメラ | Webカメラ(92万画素) |
バッテリー | 駆動時間 約20.5時間 |
サイズ | 312.4×224.0×15.9 mm |
重量 | 1.05 kg |
こちらがスペック表です。ただし、Special Editionについてはすべての項目が開示されていないため、未開示の部分については既存モデル(dynabook RZ/MW)の数値を記載しています。この点あらかじめご了承ください。
既存モデルとの主な違いですが、
・CPUがCore i7-1360PからCore i7-1370Pに
・スピーカーがカタログモデルと同じ2Way4スピーカーに
・キーボードバックライトが5色に
という感じです。CPUのCore i7-1370Pは既存モデルに搭載されているCore i7-1360Pよりもクロックスピードが5.2GHzと若干高く(1360Pは5.0Hz)なっており、その分高性能です。
ライターを務めていただいている近郊ラピッドさんより、下記の補足がありましたので、掲載します。
「Core i7-1370Pは1360Pと比較して最大クロックが向上しているだけでなく、Pコアが2基増設されています。これによりコア数はゲーミング向けのCore i7-13700Hと同等にまで強化されています(最大クロックに至っては1370Pの方が上回る)。」
また、現在のWeb直販モデルRZ/MWはスピーカーが2個のみ(底面にあります)ですが、Special Editionではディスプレイ面の両サイドにもスピーカーが配置され、2Way4スピーカーとなります。ちなみにこれはカタログモデルの上位グレード、G9と同じです。
画像が小さくてすみません、一番目を引く、と言いますか、最も「これ欲しい!」と思える特徴がキーボードバックライトですね。ゲーミングノートのようにカラフルになっています。残念ながら仕様詳細は不明で「5色に光る」とのみアナウンスされています。
Special Editionは外部GPUこそ搭載していませんが、もともとCore i7-1360Pはグラフィック設定の調整が前提とすればPCゲームも楽しめるくらいの性能なので、さらに性能の高いCore i7-1370Pとカラフルなキーボードバックライトを搭載することで「ゲーミング・モバイルノート」的な雰囲気になっています。
特設ページにもこんな画像がありましたし…。
あとは価格がいくらになるか、というのが気になるところです。特設ページにあった情報だと「Office Home&Business2021付属」とのことなので、ちょっとお高くなりそうにも思われます。そして限定台数はわずかに50台!買いたくても買えないかもしれません。
dynabook RZ Special Edition、気になりますよね?9月21日から開催される東京ゲームショウは私も見に行く予定なので、展示機をしっかり見てきたいと思います。
関連リンク
東京ゲームショウ2023 dynabook RZシリーズ Special Edition:Dynabook 特設ページ
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