記事にアフィリエイト広告を含みます

ALLDOCUBE iWork GT12 - Ryzen 5 7520Uを搭載するSurface Proタイプの12.6インチWindows 2 in 1

ALLDOCUBE iWork GT12
ALLDOCUBEがWindowsタブレット(2 in 1)「iWork GT12」を発売しました。現在Androidタブレットの「iPlay 50 mini Pro」が人気のALLDOCUBEですが、かつては「Cube」というブランド名でWindows タブレットを積極的に販売していたんですよね(私もしばらく使っていました)。当時は低価格なAtom CPUの製品が主力でしたが、今回ご紹介するiWork GT12はAtom(いや、もうないから…)でもCeleronでもなく、Ryzen 5搭載です。

スポンサーリンク

1.ALLDOCUBE iWork GT12 スペック

スペック表

  ALLDOCUBE iWork GT12
OS Windows 11
CPU AMD Ryzen 5 7520U
外部GPU なし
RAM 16GB(LPDDR5)
ストレージ 512GB SSD(PCIe 3.0 M.2)
光学ドライブ なし
ディスプレイ 12.6インチ IPS(2,160 × 1,440)タッチ
ネットワーク 802.11a/b/g/n/ac/ax、Bluetooth 5.2
入出力 USB3.2 Gen2 Type-C(映像出力、PD対応)× 2、USB3.2 Gen2 Type-A、オーディオジャック、microSDカードリーダー
カメラ イン2MP/アウト5MP
バッテリー 7.6V/5,500 mAh
サイズ 288 × 199.4 × 11.1 mm
重量 915 g

コメント

OSはWindows 11でおそらくHome版と思われます。CPUはRyzen 5 7520Uですが、この型番はちょっと注意が必要です。

AMD Ryzen 5 7520U
これはPassmarkが公表しているベンチマークスコアです。表中で比較しているRyzen 5 7530Uは国内で販売されているノートPCに搭載例の多い型番です。ご覧の通り、Ryzen 5 7520Uと7530Uは名称がそっくりではあるものの、性能差はかなり大きいです。Ryzen 5 7520Uは最新型番ですが、Zen2アーキテクチャ(7530UはZen3アーキテクチャ)なので設計自体は新しくないですし内蔵CPUはRDNA2アーキテクチャのRadeon 610Mで、こちらもコア数が2と7530Uが搭載するRadeonの7よりも遥かに少ないです。

Passmarkスコアが9,000点オーバーというのは決して悪い数値ではなく、お仕事用・学習用、そして動画視聴やSNSといったエンターテイメント系の用途で十分使える性能ではありますが、「型番から受ける印象ほど性能は高くない」と思っておくほうがいいでしょう。

スポンサーリンク

RAMは16GB、SSDは512GBと、メインPCとしても使える容量です。ディスプレイも12.6インチで解像度2,160 × 1,440(アスペクト比3:2、Microsoft Surface Proシリーズと同じ比率)です。

ALLDOCUBE iWork GT12
また、4,096段階の筆圧に対応するペン入力も可能です。メーカーサイトに「MPP 2.0」という記載がありましたので、Microsoft Pen Protocol 2.0規格ですね。実際の使用感についてはなんとも言えませんが、規格だけ見れば高品質です。

2.ALLDOCUBE iWork GT12 筐体

ALLDOCUBE iWork GT12
この画像を見ると「ああ、Surfaceクローンね」と思われるでしょう。外観では「キックスタンドが外付け」である以外はSurface Proシリーズにそっくりです。現行モデルのSurface Pro 9はディスプレイサイズが13インチなので、12.6インチのiWork GT12と単純にサイズ比較はできませんが…

iWork GT12:288 × 199.4 × 11.1 mm / 915 g
Surface Pro 9:287 × 209 × 9.3 mm / 878-879 g

一応こんな感じです。奥行きはiWork GT12のほうが小さいですが、キックスタンドを内蔵せず、ディスプレイサイズが小さい割にSurfaceよりも横幅が大きく、厚く、そして重いです。…これでも健闘しているとは思いますけどね。

ALLDOCUBE iWork GT12

クリックで拡大します

各部名称です。USBポートが合計で3つありますし、タブレットが本体の製品としては割と充実している方だと思います。USB Type-Cポートは(CPUがRyzenなので)Thunderboltではなく3.2 Gen 2規格ですが、映像出力とUSB PDに対応しているので、使い勝手も悪くないでしょう。

ALLDOCUBE iWork GT12
冷却ファンもしっかり搭載しています。まあ、Ryzen機なので当然といえば当然ですけど。

ALLDOCUBE iWork GT12
あと、確証はないのですが、AliExpressの製品ページの画像がこれでした。なので、本体に加え、キーボード(英語配列であることに注意)、4 in 1 ハブも付属するようです。ただし、ペンが付属するのかどうかは不明です。このあたり、購入検討の際にはかなり重要な情報なんですけどねえ。

3.ALLDOCUBE iWork GT12 価格など

ALLDOCUBE iWork GT12はAliExpress内のALLDOCUBE Official Storeで販売中で、9月22日午後3時59分までセール開催中のため、636.37ドル(95,825円、製品ページのクーポンを使用した価格)で購入できます。

Surface Pro 9よりはかなり安価ですが、AliExpressで買うガジェットとしては高価です。上にご説明した通り、主要な外付けパーツであるキーボードとペンの付属有無が不透明なのが残念ですが、スペックや筐体構造は決して悪くはなく、Ryzen 5 7520Uの性能で納得できそうなら買いでもいいかな、とは思います。

4.関連リンク

[PR]ALLDOCUBE iWork GT12:ALLDOCUBE Official Store(AliExpress)

スポンサーリンク

コメント

  1. PYU より:

    久々に良さそうなものが来ましたね