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ZTE a1 - 購入しやすい価格帯の5Gスマホ。カメラの品質やゲーミング性能にも期待できます

ZTE A1 こんにちは、かのあゆです。ZTEがau向けに5G対応ミッドレンジスマートフォン「ZTE a1」を投入しています。今年になって日本国内でも正式にサービスインしたこともあり、各キャリア5G対応スマートフォンを投入し始めていますが、ハイエンドCPUを搭載したフラッグシップモデルがメインで、価格も高価という印象でした。

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今回ご紹介するZTE a1はCPUにミッドレンジCPUを搭載したことにより、購入しやすい価格帯でなおかつ高性能を実現しています。またauの場合直営店のみに限られてしまいますが、現在は回線契約を伴わない形での端末単体購入が可能となっており、他キャリア回線運用でも魅力的な一台になると思います。

ドコモ・au・ソフトバンクで販売されているスマホは本体のみ(回線契約なし)で購入できます!

1.スペック

   ZTE a1
OS  Android 10
CPU  Qualcomm Snapdragon 765G 5G
RAM  6GB
ストレージ  128GB
ディスプレイ  6.5インチ(2,340 x 1,080)
LTEバンド 対応バンド未公開(2020年8月2日現在)
SIM  nanoSIM
ネットワーク IEEE 802.11a/b/g/n/ac、Bluetooth 5.0
入出力  USB Type-C、MicroSDカード、3.5mmイヤホンジャック
カメラ  イン32MP/アウト48MP + 8MP + 2MP
バッテリー  3,800 mAh
サイズ  164 x 76 x 9.2 mm
重量  190 g

搭載OSはAndroid 10です。先にソフトバンク向け5Gスマートフォンとして投入されている「ZTE Axon 10 5G」同様独自UIとして「MiFavor 10」を採用しています。現行バージョンのMiFavor 10はHuaweiのEMUIやXiaomiのMIUIと比較すると素のAndroidに近い操作性になっており、他メーカー端末からの乗り換えであってもスムーズに乗り換えられます。まもなく最新バージョンとなるAndroid 11もリリース予定となっているのでこちらへのOSアップデートも期待したいところです。

CPUはミッドレンジ向けでありながらゲーミング機能を強化したQualcomm Snapdragon 765G 5Gを搭載しています。海外ではXiaomiの「Poco F2」や先日発表されたOnePlusの「OnePlus Nord」に採用されており、国内ではソフトバンク専売モデルとして投入された「oppo Reno3 5G」に続いての搭載となります。RAM容量は6GB、内蔵ストレージは128GBとこちらも現行ハイエンドクラスのスマートフォンと同水準のスペックです。Snapdragon 765G 5GはGPU性能が強化されていることもあり、Antutu(Ver.8)の総合スコアも30万点と高くなっているため、WEBブラウジングやSNSだけでなく重量級3Dゲームも快適にプレイできます。

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実機前面
ディスプレイは6.5インチサイズで解像度はFHD+(2,340 x 1,080)です。有機ELではなくIPS方式のパネルを採用していますが、店頭実機を確認したところ表示品質は十分きれいな印象でした。最近のトレンドであるパンチホールノッチを採用しており、ミッドレンジモデルでありながら画面占有率は91.5%を実現しており、大画面でゲームや動画コンテンツを楽しむことが可能です。

アウトカメラ
カメラはイン32MP、アウト48MP + 8MP + 2MP + ToFレンズという構成で、セルフィー写真を撮影する機会が多いインカメラも高画素となっているのも魅力的ですが、ミッドレンジモデルながらToFレンズを備える4眼レンズ構成となっているアウトカメラも魅力的です。高速連写した複数の写真を合成し、自動的に合成してくれるマルチフレームノイズリダクションを採用したスーパーナイトモードが搭載されており、暗所でも鮮明な写真を撮影することが可能です。

ワイヤレスネットワークは801.11 a/b/g/n/acとBluetooth 5.0に対応しています。最新規格であるWi-Fi 6(802.11 ax)には対応していませんが、まだ現時点ではそこまでWi-Fi6対応機器が普及しているわけでもないので2.4Ghz帯と5Ghz帯に対応できていれば十分でしょう。モバイルネットワークは5Gのほか、4Gにも対応しています。対応バンドは発売前ということで現時点では公開されていませんが、4Gバンドの対応次第では端末を単体購入して他キャリアで運用するのも魅力的になりそうです。

内蔵バッテリーは3,900 mAhで、無線充電には対応していませんが、USB PD/Qualcomm Quick Charge 4.0+による急速充電に対応しています。またZTE a1では不要なプロセスや電池消耗の異常プロセスを自動的に終了してくれるAIエンジンが組み込まれているため、バッテリーをより長く持たせることが可能です。残念ながら防水・防塵やワンセグ・フルセグチューナー、おサイフケータイなどは非対応です。

2.筐体

ZTE a1 前面
前面はパンチホールノッチを採用しています。昨年まではハイエンドモデルにしか採用されていませんでしたが、今年になって低価格なミッドレンジモデルでも採用している端末を見かけるようになりました。下部ベゼルは広いものの、画面占有率は91.5%と広いこともあり安っぽさは感じられません。

ZTE a1 背面
背面は指紋認証センサーが配置されています。この指紋認証センサーは下にスワイプすることで特定のアプリをワンタッチで起動する捜査を割り当てることも可能です。カメラレンズカバーのデザインはいわゆる「スクウェアカメラバンプ」が採用されています。

指紋が目立ちやすい
素材はマイクロナノテクチャー加工が施されており、見る角度によって色合いがある高級感のあるデザインとなっていますが実機を触った限り指紋も目立つ印象だったので気になる方は付属するクリアケースを装着したほうが良いかもしれません。筐体色は「ブラック」一色のみの展開です。

3.まとめ

ZTE a1は8月5日よりau端末取り扱い店舗、オンラインショップから販売開始予定で、一括販売価格は59,880円(税抜)です。ZTEといえば昨年まではSIMフリーモデルも積極的に投入してきましたが、今年はキャリアモデルのみ投入されており、先にソフトバンク向けモデルとして販売されている「ZTE Axon 10 5G」がSnapdragon 865を採用するハイエンドモデルであったのに対し、ZTE a1は5G対応端末としては購入しやすい価格帯のミッドレンジモデルです。とはいえ搭載されているSnapdragon 765G 5Gはもともと低価格ゲーミングスマートフォン向けにGPUを強化したパワフルなCPUで、その性能も3年前のハイエンドスマートフォンと同等と十分高性能です。

防水・防塵やおサイフケータイなどに対応しない点は少し残念ではありますが、この価格帯でToFレンズ搭載4眼アウトカメラを採用しており、まさに「ちょうどいい」5G対応スマートフォンといえそうです。

4.関連リンク

ZTE a1:au

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コメント

  1. 匿名 より:

    ドコモがファーウェイ切り捨てそうな現状で、アメリカから同様の規制を受けるZTEのスマホがauから出せるんですねえ。